『倒れるときは前のめりふたたび』3

<『倒れるときは前のめりふたたび』3>
図書館に予約していた『倒れるときは前のめりふたたび』という本を、待つこと半年ほどでゲットしたのです。
この本の目次を見てみると・・・取りあげた本の数々がなかなか興味深いのでおます。


【倒れるときは前のめりふたたび】


有川ひろ著、KADOKAWA、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
「有川浩」改め「有川ひろ」のエッセイ集“ふたたび”!ペンネーム変更の理由も語られる、エッセイ等41本+小説2編も特別収録。

<読む前の大使寸評>
この本の目次を見てみると・・・取りあげた本の数々がなかなか興味深いのでおます。

<図書館予約:(2/18予約、8/16受取)>

rakuten倒れるときは前のめりふたたび


生真面目な有川さんが表れているあたりを、見てみましょう。
p228~229
人生、感性、価値観、全部入り
『図書館戦争』の続編や『レインツリーの国』、六月公開の『植物図鑑』と、自作小説の実写映画化が相次いでいる有川浩。「この一作を書くために作家になった」と公言していた長編小説『旅猫レポート』は来春、英国Transworld社より翻訳出版されることも決定した。

 彼女のモットーが、初めてのエッセー集のタイトルにもなっている「倒れるときは前のめり」だ。たとえ失敗したりつまづいた時も、前に進もうとし続ける! 実はこの言葉、2004年2月にライトノベルの新人賞「電撃小説大賞」の大賞受賞作でデビューするより前、初めて外部メディアで執筆したエッセイの一編に、既に書き込まれていた。作家自身も驚いたそうだ。

「編集さんに“今まで書いたものを集めたエッセイ集を出しませんか?”と声をかけていあだいたのがきっかけで、デビュー直後の心境を綴ったそのエッセイを、十数年ぶりに読み返したんです。“こんな昔にこの言葉を書いていたのか!”と。たぶん、作家としての私の根幹にあるマインドの部分は、デビューした時となんにも変わってないんです。高知県産“はちきん”って感じです(笑)」

 言いたいこと、言うべきだ思ったことははっきり言う。新聞社からの依頼を受け、社会問題をテーマにしたエッセイを綴る機会も多かったが、はちきん=男勝りで男前な書きっぷりは痛快だ。
「自分でもびっくりしたんですが、最初の頃からお金の話ばっかりしてますよね(笑)。“小説家は商売人だ”と、昔から書いている。私の場合、書いただけでゴールではなかったんですよ。書いたものを出版社さんと一緒に本にして、本屋さんに託して、読者さんに届ける。その結果、どれくらいの利益が出たのか数字を知る。私にとって作家の仕事は、そこまで含むものなんです」

 痛快さの裏には、しっかりした論理とともに、他者を思いやる優しさが宿る。例えば東日本大震災発生直後のエッセイで、<自粛は被災地を救わない>。経済が停滞せず回ることがゆくゆくは、復興費用に繋がる。不況が長引く出版文化については、読者にこんな言葉を紡いだ。<あなたが新刊書店で一冊本を買ってくださるたびに、出版業界は未来へのご支援を賜っている>。

「最近、遅ればえながらツイッターを始めたんですが、きっかけは“本を買うということの意味”を読者さんに届けなければと思ったからでした。本を買うことが、未来の本への投資になる。今後はこのエッセイ集でますます“商売人キャラ”がつくと思うので・・・お金の話、さらにバシバシ発信していきたいと思います(笑)」


『倒れるときは前のめりふたたび』1

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