『韓国 反日感情の正体』

<『韓国 反日感情の正体』>
図書館の本を手当たり次第に、借りている大使であるが・・・・
なんか慌しいので、この際、積読状態の蔵書を再読しようと思い立ったのです。

・・・再読シリーズの一貫として、以下のとおり取り上げてみます。


【韓国 反日感情の正体】
反日

黒田勝弘著、角川学芸出版、2013年刊

<「BOOK」データベースより>
ではなぜメディアや政治は執拗かつ極端な反日行動をとるのか?対日行動の真実を在韓30年の日本人記者が緊急レポート。
【目次】
第1章 反日無罪の系譜/第2章 壮大な虚構としての慰安婦問題/第3章 竹島は取り戻せるか?/第4章 反日の効用/第5章 反日はなぜ生まれたのか?/第6章 韓国人の歴史観は面白い/第7章 日本隠しとウリジナル主義/第8章 日本人が次々と“極右”に?/第9章 たかがビビンバ、されどビビンバ/第10章 東日本大震災の親日・反日/第11章 韓国の反日と中国の反日/第12章 韓国の中の日本ー統一教会と創価学会

<大使寸評>
私が知っている(穏やかな)韓国ウォッチャーとしては、黒田勝弘、戸田郁子、関川夏央、重村智計、呉善花あたりになるわけで・・・
これら諸氏のご意見を聞きながら、韓国とは着かず離れず接していくしかないようです。
rakuten韓国 反日感情の正体



韓国における親日タブーを見てみましょう。
p172~175
<親日タブーに挑んだ韓国人の末路>
 もう今から十年ほども前になるが、日本で若い韓国人の手になる『親日派のための弁明』(2002年、金完ソプ著、草思社)という本がベストセラーになったことがある。この本は韓国の原本を筆者が日本に紹介したのがきっかけだったので思い出深い。著者は民主化時代の若い世代らしく、韓国社会のタブーに挑戦しそれを破壊することに知的快感を覚えるタイプだった。

 韓国は1980年代末、いわゆる軍事政権時代が終わり民主化時代になった。民主化の最大の成果は言論の自由である。たとえばマスコミ界は政治の統制から抜け出し何でも報道できるようになった。新聞発行も自由となり、多くの新興紙が誕生した。その一つに「ハンギョレ新聞」(1988年創刊)があるが、この新聞は左派系で親・北朝鮮である。それまでの韓国新聞界では想像もできないことだった。

 民主化で多くのタブーが解禁された。「ハンギョレ新聞」などその象徴だが、いわゆるマルクス・レーニン主義や金日成思想など左翼思想や親・北朝鮮の言論も自由になった。それまでの左翼タブーや北朝鮮タブーが無くなったのだ。ついでにいえばセックス・タブーもなくなった。

 以降、若い世代を中心に親・左翼や親・北朝鮮ムードが韓国社会に広がり、金大中政権を経て盧武鉉政権という親北、左派政権の誕生につながる。

 民主化で左翼タブーや北朝鮮タブーなど多くのタブーが解けるなか、依然、残ったのが日本タブーというか親日タブーである。これは日本統治時代など日韓の過去の歴史について日本を擁護することを禁忌として、絶対許さないというものだ。この親日タブーに挑戦したのが『親日派のための弁明』だった。

 著者の金完ソプにはこれより先にセックス・タブーに挑戦した『娼婦論』という著書もある。1960年代生まれでネット世代の草分けである彼は『親日派のための弁明』出版の前に、ネットで盛んな“反日サイト”に対抗し“親日サイト”をやって話題になっている。しかしこれは後に当局により通信法違反(?)として強制的に閉鎖されている。

 彼の歴史認識で興味深いのはこんな風に言っていることだ。
「われわれは国を奪われたのではなく、日本というよりましな統治者を受け入れたのである。これは明らかに進歩であり民衆の自然な選択であった・・・」

 つまり彼は、生活者としての「民衆の立場」では日本による支配、統治は善だったと主張する。そして当時の朝鮮半島においては「日本は唯一の革命勢力だった」ということで日本を評価し、その日本と手を結んだ「親日派」を擁護するのだ。韓国の既成の歴史観を完全にひっくり返す異論であり異端だった。

 ここで本を紹介するのが目的ではない。その彼がその後、韓国社会でいかなる処遇を受けたかが興味深い。
 彼は日本で話題になったため韓国でも関心を持たれるようになった。いや糾弾の対象になった。そこで国会内での議員グループ主催のセミナーにも呼ばれ、民族団体から名誉毀損で訴えられ法廷にも立たされた。韓国では何かというと告訴、告発で、司法権力を借りて相手を叩こうとする。

 ところが金氏は招かれた立場であるにもかかわらず、国会内のセミナーでは興奮した参加者から殴られ、法廷では傍聴者から暴行を受けているのだ。国会や法廷で“異論”を理由にした暴行など民主主義ではとうてい認められないものだ。これは“反日魔女狩り”である。中世、異端の魔女と疑われた者は、“人民裁判”にかけられ火あぶりで処刑された。

 民主化を謳歌する民主化時代の韓国で、暴行が平然と行われ、しかもそれを誰も批判しない。現場には韓国メディアはいたのだが、ニュースにもなっていない。民主化を誇る韓国だが親日タブーだけは今なお確固として健在なのだ。それに挑戦しようものなら暴力まで動員して阻止される。

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