『BANKSY IN NEW YORK』1

<『BANKSY IN NEW YORK』1>
図書館で『BANKSY IN NEW YORK』という大型本を手にしたのです。
おお バンクシーの比較的初期の本ではないか。
ぱらぱらとめくってみると、警察とのいたちごっこのような写真が多数見られます。


【BANKSY IN NEW YORK】


レイ・モック著、パルコ出版、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
憂鬱な遊園地“Dismaland”を英国にて開催し世界中で物議を醸したバンクシー。彼がニューヨーク市中をハックした1カ月を追った全記録!

<読む前の大使寸評>
おお バンクシーの比較的初期の本ではないか。
ぱらぱらとめくってみると、警察とのいたちごっこのような写真が多数見られます。

rakutenBANKSY IN NEW YORK




「序論」の一部を、見てみましょう。なお、この本には頁番号の記載が一切ありません。

<序論>
 本質的に違法であるストリートアートとグラフィティは有機的で、常に進化し続けている。ザラついているが洗練され、新鮮であるが馴染んでおり、ひっそりしているが崇高だ。どんな時でも複数の頭があるヒュドラのようだ。常に批判家を嘲り、ファンと戯れている。

 この現在進行中の会話はあらゆる場所に突然出現する。廃墟ビル。空き地や薄暗いトンネル。橋の下。線路沿い。作業用フェンス。電気ボックス。バス停。思いつく限りのどの場所にも。

 ストリートアートとグラフィティ界隈やそれを追いかけてきた人には、固有の発展の歴史がある。この歴史をめぐってさまざまな主張や奪い合い、抗争や解釈がなされてきたのだ。

 国際的なストリートアート・シーンはここ15年で発展し、隆盛を極めているが、そこにはいろんな点でこれまでにない特徴がある。特にデジタル・テクノロジーを通じて簡単に流行をシェアできるようになったことは、初期のアートムーブメントのグローバル化のための草の根を確実に形成した。

 管理人もいない、ほとんど誰にもオープンな状況。
 アーティスト、ファン、写真家、作家、学者、批評家、歴史家、文化人類学者、民族誌家、コレクター、ギャラリー、美術館、広告主、デザイナーといった多様な参加者たちが、素晴らしいまでにカオスで手に負えない状況を作り出した。誰もがそのエッセンスを把握し、特徴を理解しようと必死だった。現代のストリートアート・シーンは今では何百もの都市や街に拡張し、田舎でも見ることができる。

 ニュースや写真、映像や意見が、空前の数の多くの人々によってデジタル化され、中継され、確実に拡散している。けれども、そんなポスト・グーテンベルグの新時代のデジタルな海の中で、国際的な悪名を獲得し、有名人になっているのは、ほんの一握りのストリートアーティストだけだということは指摘すべきだろう。そして、この10年やそこらで世界の頂点に上り詰めたのは、バンクシーの名で知られるイギリス、ブリストル生まれの男だ。


バンクシーといえば、これ♪


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