『中国の風土と民居』1

<『中国の風土と民居』1>
図書館で『中国の風土と民居』という本を、手にしたのです。
中国の風土と言ったって、これだけ広大な地域であれば・・・
材料も工法も住み方も多様な民居が見られます。
カラー写真、画像も多数載っていてビジュアルなのが、ええでぇ♪



【中国の風土と民居】


北原安門著、里文出版、1998年刊

<「BOOK」データベース>より
広大な中国各地の風土に適合させながら生きる人たちによって作られた住いを、地理学者の眼でとらえ、愛情豊かな写真とともに検証したユニークな書。民居=皇居に対しての民衆の住い。
【目次】
北京/東北/華北/華中/華南/西南/北部内陸/新疆/青蔵 

<読む前の大使寸評>
中国の風土と言ったって、これだけ広大な地域であれば・・・
材料も工法も住み方も多様な民居が見られます。
カラー写真、画像も多数載っていてビジュアルなのが、ええでぇ♪

rakuten中国の風土と民居


まず北京の民居について、見てみましょう。
p12~13
■四合院
四合院は漢民族の代表的な民居で、中国に広く分布している。

その造りは、ほぼ正方形の院子(中庭)を囲んで、北側に南向きの正房、東側と西側にソウ房、南側に倒座房という建物が配置され、各建物の間を塀に挟まれた通路がつないでいる。
調和のとれた美しい屋根が中庭を囲んでいる。
中庭には木々があり、物が干され、住んでいる人たちの共有の空間、いこいの場として大切な役割を果していることがわかる。


■胡同
北京には四合院の壁と壁との間にできた「胡同(フートン)」といわれる横丁的小道が無数にある。
四合院の古びた壁が両側に続く胡同を歩いていると、街路への出口に門が設けてあった。
奥ゆかしさの感じられる風景である。
胡同を歩くと人々の生活や熱気を直に感じ取ることができる。


p115
■胡同と里ロン
 北京の大街と大街の間には、主として東西方向に無数の横丁のような小路がある。これが北京名物の一つ、胡同である。そのほとんどが長さ500メートル未満、道幅は拾いところでは4~5メートル、狭いところでは1メートル前後の灰色の壁に挟まれた細い道である。この両側の壁は、四合院の壁である。つまり胡同は、四合院の集合体がつくる小路である。

 大唐の時代、都長安では、家屋の集合体を「坊」と呼んでいた。蒙古語の「〇〇」が胡同の語源であるといわれ、その意味は「横丁、小通り」である。家屋の集合体である「坊」が、その集合体を構成する小路を含めて元の時代以降に「胡同」と呼ばれるようになったものと思われる。

 上海の「里ロン」も胡同と同じような「横丁」である。
 横丁に面した住宅は、江南の伝統的な建築様式に、西欧風の集合住宅を折衷したものだといわれている。その風情には、なにか東京の下町の長屋を思わせるようなところがある。

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