聖書ハンター(ナショナルジオグラフィック2018年12月号)1

<聖書ハンター(ナショナルジオグラフィック2018年12月号)1>
図書館で『聖書ハンター(ナショナルジオグラフィック2018年12月号)』という雑誌を、手にしたのです。
ナショジオの2018年の鳥シリーズをフォローしているので、その一貫として借りたのです。



【聖書ハンター(ナショナルジオグラフィック2018年12月号)】


雑誌、日経ナショナルジオグラフィック社、2018年刊

<商品の説明>より
特集
●古代の聖書を探せ:聖書の歴史をひもとく古代の写本を探しているのは、学者だけではない。紀元前の聖書を含んだ写本群「死海文書」も、盗掘の標的になってきた。現在の聖書の内容は原本と同じなのか、それとも改変されているのか?さまざまな陰謀が渦巻く世界で、本当の神の言葉を探す人々を追った。

●パーム油と森林保護:自然への負荷を抑えながら、パーム油を生産する取り組みが始まっている。

シリーズ 鳥たちの地球
●北海道 鳥を待つ森:北海道南西部を流れる千歳川。そのほとりの森で、人間と鳥の距離を考えた。

<読む前の大使寸評>
ナショジオの2018年の鳥シリーズをフォローしているので、その一貫として借りたのです。

amazon聖書ハンター(ナショナルジオグラフィック2018年12月号)

シマエナガ


北海道の鳥たちを、見てみましょう。
p91~95
<北海道 鳥を待つ森:大森浩子>
 2018年9月末、北海道の新千歳空港から千歳市内に向かう車の中で、私はその光輝く川面に目がくぎ付けになった・・・千歳川だ。

 支笏湖から流れ下り、石狩川へ合流するこの川をさかのぼるように進むと、やがて住宅はまばらになり、道の両側に広葉樹の森が広がり始めた。私は目印として教えてもらった三角屋根を見逃さないように目を凝らした。

 やって来たのは自然写真家の嶋田忠さんが経営するギャラリー兼カフェだ。嶋田さんは火の鳥とも呼ばれるアカショウビンを追って、38年前に埼玉からここ千歳へ移住した。鳥の写真が常設されているギャラリーの脇を通り、奥のカフェ・スペースへ行くと、その窓の向こうには、まるで絵のような森が広がっていた。

 千歳川沿いのこの森には、シマエナガからクマタカまで、四季を通じてさまざまな鳥がやって来る。嶋田さんがここ4年間で確認した鳥を数えたところ、カフェの庭だけで75種、近隣の森も含めると128種にものぼった。

 鳥もさることながら、このカフェにやって来る人々も実に多様だ。身を乗り出して餌台の餌をついばむ小鳥に見入る子どももいれば、コーヒーを飲みながらのんびりと双眼鏡で鳥を探す会社員もいる。レンタカーで訪れた外国人観光客も、吸い込まれるように森を見つめていた。

 そして、カフェの先にもう一つドアがあった。隣接する野鳥の撮影小屋への入り口だ。(中略)
 空いていた席に腰を下ろし、外を見てみる。小屋の前には小さなビオトープがあり、池で水を飲もうとしたのか、1羽の小鳥が茂みからちょこちょこと出てきた。「カシャ!カシャ!」・・・静寂を破るように、小屋に陣取る客が一斉にシャッターを押した。

 客のなかに、背中を丸めながらじっと外をのぞく年配の女性、松岡敏子さん(85)の姿があった。松岡さんは一眼レフカメラや機材を入れたリュックサックを背負い、札幌から1時間半かけて、電車やバスを乗り継いで一人でやって来る。15年前に花を撮ろうと写真教室へ通いだし、教室の先生に誘われて初めてこの場所を訪れたのは3年ほど前のことだ。「それまでは家の窓からスズメを見るぐらい」と笑う。

 しかし、帰宅して自分が撮った写真と図鑑を照らし合わせているうちに、すっかり鳥に魅了されてしまった。以来、月に2回ほどここに来て、朝から日暮れまで、鳥と向き合っている。

 小屋にいる人々は、最初は鳥の名前さえ知らなかったと口をそろえる。中学1年生の田中あみさんも、2年ほど前まではそんな一人だったが、図鑑を見ながら今ではおよそ300種を覚えたという。「羽根が変わったり、若鳥を見つけたり」と、鳥を通して季節の変化を知る楽しみも、うれしそうに語ってくれた。



この本もナショジオの鳥シリーズに収めておきます。

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