『日本人の「住まい」はどこから来たか』4

<『日本人の「住まい」はどこから来たか』4>
図書館で『日本人の「住まい」はどこから来たか』という本を手にしたのです。
なんか既視感のある本だけど、再読に耐える本という見方もできるわけだし、まっいいかと借りたのです。
帰って調べてみると、今年の2月に借りていることが分かりました(イカン イカン)。
…で、この記事を(その4)としています。


【日本人の「住まい」はどこから来たか】
住まい

吉田桂二著、鳳山社、1986年刊

<「BOOK」データベース>より
歴史をちょっとひもとけば、日本人の衣食住は中国や朝鮮の影響ぬきには考えられないはずなのだが。では、おまえは日本以外の東アジアの家がどうなっているのか知っているのか、と自問して愕然とした。何も知らない。建築の専門家ずらをしてこんなありさまだ。―町並み保存運動に情熱を傾け日本各地の伝統的な民家を訪ね歩いた旅の建築家である著者は、日本人の住まいの源を求めて海を渡った。韓国、中国、タイ、マレーシア、インドネシア…。そして彼の地で触れた人々の生活と住まいに驚くべき類似性を発見する。日本の伝統とは何かを問う異色ドキュメント。

<読む前の大使寸評>
なんか既視感のある本だけど、再読に耐える本という見方もできるわけだし、まっいいかと借りたのです。
帰って調べてみると、今年の2月に借りていることが分かりました(イカン イカン)。
…で、この記事を(その4)としています。

amazon日本人の「住まい」はどこから来たか


日朝の住まいの違いを、見てみましょう。
p26~29
<朝鮮は温突・日本は畳>
 日本の家になくて朝鮮の家にあるものといえば、まず筆頭は絶対に温突(オンドル)だ。話に聞いていても体験してみなければわからない。韓国旅館に泊まってみた。朝鮮の家で房(バン)というのは部屋の総称だが、就寝に使える部屋を主として指す。だから房には温突が必ずあると思ってよい。旅館の宿泊室もこの房の一室であるわけだ。

 靴を脱いで房にあがる。朝鮮の家も日本と同じ、床上では土足を脱ぐ。房の床は温突床で靴下ごしに温かみが伝わってくる。はだしの方が気分がよさそうなので靴下を脱いでみる。10月のはいめだったので日中は汗ばむこともあったが夜はかなり冷え、温突を体験するのに丁度よい季節だった。

 温突床は土壁のように左官の鏝仕上げでならし、その上に厚手の障子紙のような温突紙を貼り、ニスで仕上げられている。堅くてアメ色に光りすべすべしていて非常に清潔だ。畳表を上に使った座布団に座ってくつろぐ。暑いなと思ったら窓を少しあければよい。今ようにいえばフロアーヒーティングで輻射熱暖房だから窓を開けても暖かい。

 寝るときはふとんを出してきて床に敷く。ふとんは日本のふとんと違わないがセンベイぶうとんで幅が狭い。日本人的感覚では貧相なふとんということになるが、温突があればこの方がよいのである。

(追って記入予定)


『日本人の「住まい」はどこから来たか』1:日朝の縁側についてp66~68
『日本人の「住まい」はどこから来たか』2:日中における風流の思想p163~167
『日本人の「住まい」はどこから来たか』3:引戸主体の形式こそ日本独自p305~309

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