『中国人の愛国心』2

<『中国人の愛国心』2>
図書館に予約し待つこと5日でゲットしたが…古い新書は狙い目かも♪

越年借出しとして選んだ本であるが、大使の傾向が出ているわけで…
反米、反中、韓国微妙、反東京、親仏、官製クール・ジャパンあたりになり、どこか浮き世離れしていて生活感が乏しいのでおます。


【中国人の愛国心】
王敏

王敏著、PHP研究所、2005年刊

<「BOOK」データベース>より
なぜ彼らは「歴史認識」にこだわるのか。「靖国参拝」に反対する真の理由とは。じつは日本文化に憧れながら、反日デモを起こすという中国人の相矛盾した行動はどこから生まれてくるのか。日本人には容易に理解できない中国人の精神構造を、本書は徹底的に分析する。キーワードは5つ。「愛国」「歴史」「徳」「中華」「受容と抵抗」。改革開放以降、急速に欧米化するライフスタイル。しかしそこには、中華文明という名の呪縛が横たわる。文化を重んじる中国人が抱える葛藤、そして小さな変化の兆し。知られざる心を暴く。

<読む前の大使寸評>
図書館に予約し待つこと5日でゲットしたが…古い新書は狙い目かも♪

<図書館予約:(12/23予約、12/28受取)>

rakuten中国人の愛国心


王敏さんが中国人の特質を語っているので、見てみましょう。
p160~162
<多民族国家では自己主張が強くなる>
 よくアメリカは「人種のるつぼ」といわれるが、中国も「民族のるつぼ」である。13億人もいるのだから、ある意味で当然のことだろう。人口の約9割を占める漢民族のほかに、55の少数民族がこの国で同居している。

 大学のクラスなどでは、同級生に違う民族の人が存在することなど不思議ではない世界だ。日本の大学の授業でも、同級生がみな違う都道府県の出身ということはあるだろうが、それと同じように、中国ではクラスメートはみな出身地も違えば、民族も違っていることが少なくない。

 こうした多民族の集まりだから、中国人は自己主張が強い。均質な民族の日本社会では、「口にせずとも、わかりあえる」ことが多いだろうから、それほど自己主張は必要とされない。むしろ、控えめにしていることのほうが美徳とされる。しかし、中国でそのようなやり方をしていたら、生き残ってはいけない。民族が違い、考え方も違っているから、主張しなければ互いのことをわかりあうことなどできないのだ。また、それらの人々のなかで抜きん出るためには、強烈に自己主張せざるをえなくなる。

 日本人は、「なぜ、中国人は政府間の外交問題でも、あれほど自己主張ばかりするのか」と不快に思うだろうが、中国では、慣れ親しんだ表現形式なのである。アメリカ人も非常に自己主張が強いといわれるが、アメリカでも多様な民族が集まっているから、やはり自己主張が強くないと生きていけないのだと思う。

 もちろん個人差はあるけれども、多民族社会で教育を受け、生活していると、おおむね自己主張が強い人間になるのではないだろうか。
「ヨコ軸」の文化に身を置く日本人は、情報受信力に関しては世界でも類を見ないほど高いが、その代わりに、自己主張を含めた情報発信力は、中国やアメリカなどとくらべて弱いと思う。

<中国では人と違うことをしたほうが評価される>
 日本では均質な社会だから、人と同じような振る舞いをしたほうが生きていきやすいだろう。同じことをしていれば仲間はずれにされず、周囲に認められ、安心して暮らしていける。

 しかし多民族国家の中国では、人と違うことをしたほうがむしろ評価される。みんなと同じ発想や行動をとる人は、「特徴のない人」とみなされてしまう。特徴を持った人生、あり方、表現、行動をとることが評価され、個性を持った人に人気が集まる社会である。

 ただし、個性を発揮するといっても、同時に社交性もけっこう身につけているのが中国人だ。日本の友人から、「中国人というのは非常に外交的で社交的だ。だれに会ってもすぐに握手を求め、心を開いておしゃべりするので驚いた」といわれることがよくあるが、中国人から見れば、決して驚くようなことでもなんでもない。

 前述したように、中国では毎日違う民族の人といっしょの教室で生活しており、隣に座る人と信仰が違っていることも多々ある。「宗教上の理由から、隣の人にはブタの話をしてはいけない」といった配慮もしなければならない。そういう環境にいると、「どうしたら喧嘩をせずにすむか」という術を本能的に身につけていかざるをえなくなる。

 多民族が同居する状態が何千年も続いていて、対人関係も経験豊かであるから、日本人からみると「社交的・外交的」に映るのだろう。


ウーム 王敏さんの自己認識であるが・・・・
売国奴として食っている石平さんなんかと較べると、かなり愛国的である。
王敏さんのこのバランス感覚が鋭いわけで、これが日中双方で要職をしめる所以なんでしょうね♪

『中国人の愛国心』1

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