『日本のマンガ×アニメ×ゲーム from 1989』

<日本のマンガ×アニメ×ゲーム from 1989>
図書館で『日本のマンガ×アニメ×ゲーム from 1989』という本を手にしたのです。
メディアアート国際化推進委員会編ということでやや堅い執筆陣であるが、数多い作品をビジュアル的に解説していて・・・なかなか、ええでぇ♪


【日本のマンガ×アニメ×ゲーム from 1989】
マンガ

メディアアート国際化推進委員会 編、国書刊行会、2015年刊

<内容紹介>より
手塚治虫が没した1989年から現在までの25年間に焦点をあて、複合的メディア表現として深化している日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望し、150作品・300点以上の図版でその魅力をたどる。

<大使寸評>
最近のマンガに疎い大使は、これではあかん、どんな漫画家、アニメーターがいるのか知りたいので借りた次第です。
だけど、編集方針の関係からか、かわぐちかいじ、ヤマザキマリ、西原理恵子、松本大洋の作品が載っていないのが、ちょっと気に食わないのだ。

なお、アニメでは『鉄コン筋クリート』や『サマーウォーズ』を評価しているところに、好感を持った次第です。

この本は2015年6月初版であるが、アナ雪に言及していないのが、ええでぇ♪
(へそが曲がった大使は、アップル製品とか、USJとかディズニー攻勢には近寄らないのです)

Amazon日本のマンガ×アニメ×ゲーム from 1989


最近は、ディズニーのアナ雪のような攻勢にさらされる日本アニメであるが・・・
この先どうなるのか気になるわけです。

<アニメ史1989-2015>p132~133
 テクノロジーと融合しながら生きてゆく時代、人間のアイデンティティが揺らぐという『攻殻機動隊』のテーマは、日本の都市風景の先進性、ハイテク製品のイメージともリンクしている。『千と千尋の神隠し』(2001)は米国アカデミー賞を受賞したが、それもオリエンタリズムあふれる美術、日本的アニミズムという西欧とは異質の価値観に対する評価が大きい。構造やディテールを細やかに描く「日本式のリアル系作画」の頂点に位置する『パプリカ』(2006)が欧州の批評家から「30世紀の映画のような先進性」と評されているように、日本固有の「西欧と異なるANIME文化」があると諸外国から見られている。

 一方で原恵一、湯浅政明、細田守ら2000年以降の作品で作家性が注目された監督には、リアルとは異なる資質が共通的に評価されている。彼らは、東映アニメーションやシンエイ動画など、かつて映画の黄金時代を支えたプログラムピクチャー的な娯楽性を担保してきた会社とその系譜に位置する制作会社の演出家である。映像技術的な基礎をしっかり構築した上で時代に即応した題材を縦横にエンターテインメントの中で描きぬく、新世代の作家性も台頭している。


大使一押しのアニメが『鉄コン筋クリート』であるが、この本でその辺りを見てみましょう。

<鉄コン筋クリート>p154~155
アリアス

 ハリウッドでVFXスタッフとして活動していたマイケル・アリアスは、松本大洋の原作コミックに心酔。『音響生命体ノイズマン』(1997)の森本晃司を監督に迎えてパイロット版を完成するも、企画は一旦頓挫。その後本作の企画を長年温めていたSTUDIO4℃がアリアスを監督として起用し、長篇アニメ作品として完成させた。

 アリアスはその後、実写映画『ヘブンズ・ドア』(2009)や伊藤計劃原作の『ハーモニー』(2015)などを監督



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