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zoom RSS 『昭和の男』3

<<   作成日時 : 2018/03/03 16:28   >>

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<『昭和の男』3>
図書館で『昭和の男』という本を、手にしたのです。
半藤一利と阿川佐和子が「昭和の男」を語るという企画が、ええやんけ♪
昭和を代表する男8人というチョイスもなかなかのものやで。


【昭和の男】
昭和

半藤一利, 阿川佐和子著、東京書籍、2017年刊

<出版社>より
昭和を代表する男8人を選び、その生きざまと時代を語り合う。『日本のいちばん長い日』『昭和史』など、「生きる昭和史」としてますます活躍する半藤一利と、男性に辛口なエッセイで大人気、『聞く力』の阿川佐和子が、自分の体験から独自に選らんだ「昭和の男」8人を選びました。「昭和の男とは何なのか」の議論は白熱、結論は意外な方向に……。

<読む前の大使寸評>
半藤一利と阿川佐和子が「昭和の男」を語るという企画が、ええやんけ♪
昭和を代表する男8人というチョイスもなかなかのものやで。

rakuten昭和の男

ヴォリーズ

アメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズについて、もうちょっと見てみましょう。
p83〜85
<日本人の優しさを> 
半藤:この人、写真があまりないんだよね。

阿川:わりにふくよかでそれほど背は高くなかったらしいです。近江八幡では、ヴォーリズを知っている人たちがまだ生きてらしたのですが、その人たちから、「戦争中、子供だったので、鬼畜米英ということばをたたきこまれていたから、アメリカ人もイギリス人も鬼みたいな顔をしているにちがいないと思っていたけど、ヴォーリズさんを遠目に見たとき、あの優しい顔は鬼じゃなさそうだなと思いました」という話をしてくださった。

半藤:あぁ、そうか。

阿川:もうひとつのエピソードは、近江八幡の教会で毎週日曜日、礼拝に行くと、ヴォーリズは建築のほうに興味がどんどんうつって、牧師様のお説教のときもこっそり設計図を描いていたりして、満喜子さんにたいそう叱られたという。

 奥さんがきつくて、偉かった。奥さんは学校の校長(近江兄弟社学園の学園長)もしていたし、近江兄弟社中学で、歌手の岡林信康という人が育った。岡林のお父さんは東北で農業をしていたのですが、ヴォーリズの本を読んで、尊敬する牧師のところに行くと言って家族を連れて近江八幡に移住し、牧師になっちゃったって。岡林さんもヴォーリズの晩年に病院にお見舞いに行ったりした、という話を聞きました。

半藤:いい話ですね。

阿川:今もヴォーリズの建築事務所(一粒社ヴォーリズ建築事務所)はあるのです。大阪に。

Q:自分の信ずるものに殉じるといいますか、自分の使命、ミッションに殉じて生きた昭和の人かなという気もしますが。

半藤:きっとこの人は本当に日本が好きだったのですよ。日本人以上に。

阿川:そうですね。そうじゃなきゃ、戦争中に、敵国に住み続けるなんてできない。

Q:皆から白い目で見られつつも。何で日本が好きだったのだろう?結局日本に帰化し、日本名を名乗りました(一柳米来留)。

半藤:やっぱり日本人にはわからない日本のいいところを見つけたんですよ。

阿川:日本をすごく好きになるアメリカ人の男の人って、アメリカではちょっとドロップ・アウトの人もいるでしょ?

半藤:いくらか、そうなんでしょうね。

阿川:アメリカらしい、「俺こそは!」とか「ウェイト! 僕の意見を聞きなさい」という、戦い抜かないと一流になっていけない、というのが辛いなと思う人たちは、ドロップ・アウトして日本に行くという傾向があるって聞きますが、ヴォーリズも日本の優しさに近いものが・・・。

半藤:あったのでしょうね。


『昭和の男』2:ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
『昭和の男』1:阿川弘之




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