カツラの葉っぱ 大好き!

アクセスカウンタ

zoom RSS 『老いる家崩れる街』

<<   作成日時 : 2017/05/11 07:27   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

<『老いる家崩れる街』>
図書館に予約していた『老いる家崩れる街』という新書を、待つこと約4ヶ月でゲットしたのです。
大使の関心としては、住宅過剰社会とか、バブルを煽るかのような新築誘導税制、コンパクトシティ、古民家再生あたりになるわけです。



【老いる家崩れる街】
街

野澤千絵著、講談社、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
現在約800万戸の空き家が15年後には2100万戸を超える…3戸に1戸が空き家に!「再自然化」する空き家、スラム化する分譲マンション、漏水・破裂する水道管、不便な立地の「サ高住」住みやすい「まち」に必要なものとは?
【目次】
第1章 人口減少社会でも止まらぬ住宅の建築(つくり続けられる超高層マンションの悲哀/郊外に新築住宅がつくり続けられるまち/賃貸アパートのつくりすぎで空き部屋急増のまち)/第2章 「老いる」住宅と住環境(住宅は「使い捨て」できるのか?/空き家予備軍の老いた住宅/分譲マンションの終末期問題/住環境も老いている〜公共施設・インフラの老朽化問題)/第3章 住宅の立地を誘導できない都市計画・住宅政策(活断層の上でも住宅の新築を「禁止」できない日本/住宅のバラ建ちが止まらない/都市計画の規制緩和合戦による人口の奪い合い/住宅の立地は問わない住宅政策/住宅過剰社会とコンパクトシティ)/第4章 住宅過剰社会から脱却するための7つの方策

<読む前の大使寸評>
大使の関心としては、住宅過剰社会とか、バブルを煽るかのような新築誘導税制、コンパクトシティ、古民家再生あたりになるわけです。

<図書館予約:(12/28予約、5/10受取)>

rakuten老いる家崩れる街


空き家問題の惨状を、見てみましょう。
p7〜11
■3戸に1戸が空き家に
 年々、住宅のストック数が積み上がっていく一方で、空き家率は一貫して増え続けています。2013年度住宅・土地統計調査によると、空き家総数は全国で820万戸にものぼっています。空き家総数は図表のとおり、この10年で1.2倍、20年で1.8倍と、まさに右肩上がりの空き家増加国家が日本という国なのです。

 ここで皆さんは、「2025年問題」と言われるものをご存知でしょうか?
 2025年、人口の5%を占める団塊世代が75歳以上となり、後期高齢者の割合が一気に20%近くにまで膨れ上がる問題のことです。これを踏まえて、日本人平均寿命84歳を参考にすると、2035年前後から、団塊世代の死亡数が一気に増えると予想されるのです。

 そのため、住宅地の行く末は、団塊世代の死後に相続する子供世代(団塊ジュニア世代)や親族が、実家をどのように取り扱うかにかかっています。相続した世代はすでに実家を離れ、それぞれ自分の家を持っていることも多く、相続した実家に住むというケースは少なくなっています。

 そのため、実家の売却・賃貸が進まなければ、近い将来、町のあちらこちらで空き家が一気に増えるという、言わば「時限爆弾」を日本は抱えているのです。
(中略)
 3戸に1戸が空き家という将来が待っています。

■住宅業界は反論するが・・・
 前述したとおり、住宅のストック数は世帯総数よりもすでに約16%も多く、あと10年もすれば大都市部も、世帯数の減少が予測されているのに、国は経済対策や住宅政策の一環として、これまでと変わらず新築住宅への金融・税制等の優遇を行ない、住宅建築の後押しを続けています。すなわち、日本では、住宅過剰社会の助長を食い止めようという兆しがほとんど見られないのです。

■居住地の拡大で税金がどんどん使われる
 ただし、ここで強調しておきたいのですが、住宅過剰社会だからといって、新築住宅をつくること、購入すること自体は悪いわけではありません。
 問題なのは、新築住宅が、居住地としての基盤(道路や小学校・公園など)が十分に整っていないような区域でも、いまだに野放図につくり続けられ、居住地の拡大が止まらないことです。
(中略)

 自治体もデベロッパーも、まるで焼畑農業のように、既存のまちの空洞化を食い止める努力をしようとせずに、埋立地や工場跡地、農地など、少しでも開発しやすい土地や規制の緩い土地を追い求めています。地権者側も何とか土地を売りたい、活用したいと考える場合が多く、その結果、居住地の拡大が止まらないのです。
(中略)

 高度経済成長期のように、人口も経済も右肩上がりで、大都市部などで住宅が不足していた時代には、居住地の拡大は必要でした。しかし、人口も世帯数も減少する現代、焼畑的に居住地を拡大してしまうと、限られた人口や開発需要というパイを単に近隣のエリア同士で奪い合うだけに留まり、全体として見れば、居住地を維持するために必用な税金の支出だけが増大していくという非効率な状況をつくり出してしまっているのです。

 この現状はこの先、必ずや大きな問題になってくるでしょう。


ウーム 大企業や富裕層優先のアベノミクスでは、空き家対策などという儲からない仕事は後回しになるのでしょうね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『老いる家崩れる街』 カツラの葉っぱ 大好き!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる