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<<   作成日時 : 2017/02/01 22:42   >>

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<(ニッポンの宿題)老朽化するインフラ>
 千葉県習志野市長の宮本泰介さんがオピニオン欄で「統廃合、ニーズ探り再生狙う」と説いているので、紹介します。

人口オーナス時代はイケイケのインフラ造成で何の不思議もなかったが、それは1回だけのあだ花だったわけで・・・現在は揺り戻しのステージなんでしょうね。

インフラ
(宮本さんのオピニオンを1/28デジタル朝日から転記しました)


トンネルの壁が落ちた。水道管が破裂した――。堅固な外見とは裏腹に、道路や橋なども含めたインフラをめぐる事故のニュースは、これから急増するのかもしれません。耐用年数を迎えるものが多くあり、老朽化が深刻になりつつあります。いまできることとは

■統廃合、ニーズ探り再生狙う 宮本泰介さん(千葉県習志野市長)
 千葉県習志野市は、高度成長期に東京から30キロ圏のベッドタウンとしていち早く都市化しました。人口急増に合わせ、公民館や学校、体育館といった公共施設が一気に造られました。そして、近年、その老朽化が全国的にも進んでいることがわかりました。

 こうした「ハコもの」について3年前に公共施設再生計画をまとめました。「持続可能な文教住宅都市」を理念として、利用状況や地域の実情を踏まえて適正配置などを進めています。実態を知りたいと、同じ問題を抱える多くの自治体から視察を受けます。

 モデル事業となる大久保地区では、8施設を三つの建物にまとめるべく、来年度から民間事業者に委託して施設の整備から管理、運営までを一体的に行う予定です。

 閉館する4施設には、私が子どものときからなじみ深い地元の公民館もあります。住民の方が「なくさないでほしい」と言われるのも理解できます。市長になる前は市議として議会で地域を代弁し、地元施設の改修を取り上げましたから。しかし市側の回答はたいてい、「財政が厳しい」でした。

    *
 深刻さを正確に認識できたのは、より広い視野で状況を見る市長になってからです。最大の問題は「少子超高齢化」でした。推計では、総人口はいまの約17万人から25年後も約16万人と維持しますが、15〜64歳の生産年齢の割合が減り、税収も落ち込みます。一方で、社会保障費は増大する。そのうえ、市が保有する施設をすべて改築または改修すれば、この先の費用は年平均で38億円が必要になります。これまでの実績の年平均が約15億円ですから、財政支出が困難を極めるのは明らかです。

 習志野市は、しばらく人口が増える見込みなので、全国では良い方です。でも、「だから大丈夫」とはなりません。市の歳入の4割は、国の交付金などに依存しています。国は借金がふくらんでおり、地方への支出を減らす事態は容易に想定できます。その瞬間に市の財政は火の車となります。

    *
 老朽化施設対策で、住民の合意をどう取り付けるのか。どこの自治体も悩むと思います。

 生涯学習などの教育関連施設の統廃合では、「文教都市の伝統をつぶすのか」といった批判もあります。私は「むしろ伝統を守るためです」と答えます。現状維持で総崩れになっては本末転倒です。財政が立ちゆかなくなる前に、緊張感を持って計画的に取り組む必要があるのです。

 計画の名称に「再生」という言葉を使っているのは、住民のニーズに沿って施設を生まれ変わらせるという意味合いもあります。いまの利用状況をアンケートで聞いたり、今後どうするかを自ら考えていただいたりすると、大半の住民は、一定の統廃合であってもその必要性を理解してくれます。

 たとえば、今回集約される公民館は、跡地は残ります。住民を交えたワークショップで利用方法を考えてもらったときには、「フリースペースとシェアハウスを同居させる」といった、行政が考える以上のアイデアも出てきました。

 行政はあくまでも市民生活の事務局にすぎない、と私は考えます。少子高齢化が進む時代に、財政に貢献してきたリタイア世代、新たな支援を必要とする現役世代、それぞれのニーズにどう応えるか。住民の方自身の力を生かしながら、習志野市や地域のアイデンティティーを残していければと思います。

 公共施設の老朽化対策は、まちづくりの原点と未来を考えることにつながる。都市全体の発展に資するのです。(聞き手・村上研志)

    ◇
宮本泰介:1973年生まれ。99年、習志野市議に初当選。2011年に市長に転じ、再生計画も争点になった15年の市長選で再選。


(ニッポンの宿題)老朽化するインフラ宮本泰介2017.1.28


この記事も 朝日のインタビュー記事スクラップR2に収めておきます。

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