『サイバー空間を支配する者』1

<『サイバー空間を支配する者』1>
図書館で『サイバー空間を支配する者』という本を、手にしたのです。
サイバー空間では、米中のサイバー戦争は熾烈な交戦状態であるわけで・・・自衛隊の担当部署も安穏としてられない事態である。


【サイバー空間を支配する者】


持永大×村野正泰著、日本経済新聞出版社、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
未来を制するのは誰か?後退する米国、台頭する欧州、支配力を高める中国。そして国家だけでなく、企業などの組織、個人がパワーを発揮するサイバー空間。その実態、支配力をめぐる競争の構図をはじめて明らかにする。

<読む前の大使寸評>
サイバー空間では、米中のサイバー戦争は熾烈な交戦状態であるわけで・・・自衛隊の担当部署も安穏としてられない事態である。

rakutenサイバー空間を支配する者



「第2章 データがス配する経済活動」でバイドゥやアリババを、見てみましょう。
p89~91
■バイドゥ(百度)、世界第二の検索エンジン 
 バイドゥの企業基盤は検索ポータル、バイドゥドットコム(Baidu.com)である。バイドゥドットコムは中国国内で圧倒的なシェアを誇っている検索エンジンである。2015年の中国国内の各種検索エンジンの普及率において、バイドゥは全体で93.1%、モバイル向けで87.5%となっている。

 バイドゥの収益の98.9%は国内の収益によるものであり、事業基盤は国内向けの検索エンジン、ウェブポータルである。バイドゥは、モバイルインターネットが普及段階にある新興国で、人口規模が大きいインド、インドネシア、ブラジルの市場をターゲットにしており、特にブラジルに注力している。

 2014年には、ブラジル向け検索エンジンサービスを開始し、2015年にはブラジルで2500万人の会員を抱えるディスカウントクーポンサイト、ペイセ・ウルバノ(Pexe Urbano:PU)を買収した。バイドゥの共同購入サイトNuomi(ヌオミー)の技術と運用ノウハウをPUに適用することで、同サイトの収益を伸ばしている。さらにバイドゥはエジプト、タイで現地向け検索ポータル開始に向けた準備を進めている。

 そのほか、バイドゥが提供するサービスとして、バイドゥマップが挙げられる。
(中略)
 

■アリババ(阿里巴巴)集団、電子商取引から決裁サービスまで 
 アリババは基盤事業である電子商取引サイトにおいて、中国国内の圧倒的なシェアをもつ。B2Cサイトにおいては、ティーモールが62.5%のシェアを占めている。また、B2BやC2C向けにもそれぞれECプラットフォーム所有しており、ECビジネスにおいては他の追随を許さない状況となっている。近年ではアマゾンやイーベイといったグローバルなECサイトに対抗すべく、グローバル向けプラットフォームを2010年に開始、整備を急いでいる。

 東南アジア市場はECサイトのグローバル展開において重要なポジションを占めている。東南アジア地域では小売り全体におけるECの利用が数パーセントであることから潜在的な市場があるといわれる。そのため、各EC大手が進出を狙うなか、各国で異なる商習慣やクレジットカード以外の決裁手段の準備、流通・宅配インフラの整備が課題となっている。
 アリババは2013年、シンガポールに東南アジア向けEC運営の拠点としてシンガポールオフィスを開設した後、事業を拡大している。
(中略)

 アリババにおいて成長しているサービスのひとつが決裁サービス「アリペイ」である。アリペイはクレジットカードに代わる決裁方法としてアリペイが開発した独自モデルに基づくサービスである。エスクロサービスと呼ばれるこの仕組みは2004年に始まった。

 アリペイでは、まず商品の買い手がアリペイに代金を支払い、次に売り手は支払いを確認して商品を発送する。その後、買い手が商品を受け取ったことをアリペイに通知し、アリペイが売り手に代金を移し決裁が成立する。この支払い方法は中国において普及しており、テンセントの「テンペイ」が競合サービスとなっている。




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