内田先生かく語りき(その25)

<内田先生かく語りき(その25)>
「内田樹の研究室」の内田先生が日々つづる言葉のなかで、自分にヒットするお言葉をホームページに残しておきます。
内田

最近は池田香代子さんや、関さんや、雨宮さんなどの言葉も取り入れています。
(池田香代子さんは☆で、関さんは△で、雨宮さんは○で、池田信夫さんは▲、高野さんは■で、金子先生は★、田原さんは#、湯浅さんは〇、印鑰さんは@、櫻井さんは*、西加奈子さんは♪で区別します)

・『沈黙する知性』韓国語版序文
・書評・食いつめものブルース 山田泰司
・書評・白井聡「武器としての「資本論」
・『街場の親子論』のためのまえがき
・パンデミックをめぐるインタビュー
・ホ・ヨンソン『海女たち』書評
・2020年度寺子屋ゼミ受講要項
・『山本太郎から見える日本』から
・『人口減社会の未来学』から
・「サル化する世界」についてのインタビュー
・映画『Workers被災地に起つ』神戸・元町映画館でのアフタートーク
・週刊金曜日インタビュー
・桜を見る会再論
・『Give democracy a chance』2
・『Give democracy a chance』1
・沈黙する知性
・China Scare
・[週刊ポスト」問題について
・『低移民率を誇る「トランピアンの極楽」日本の瀕死』
・『ネット右翼とは何か』書評
・『最終講義』韓国語版あとがき
・『「そのうちなんとかなるだろう」あとがき』
・『参院選にあたって』
・『廃仏毀釈について』
・『論理は跳躍する』
・『「おじさん」的思考』韓国語版序文
・『市民講座』韓国語版のための序文
・空虚感を抱えたイエスマン
・大阪万博という幻想
・外国語学習について
・大学院の変容・貧乏シフト
・『知日』明治維新特集のアンケートへの回答
・カジノについて
・中国の若者たちよ、マルクスを読もう
・『街場の憂国論』文庫版のためのあとがき
・直言3月号「韓国の教育と日本のメディア」
・人口減社会に向けて
・時間意識と知性
・Madness of the King
・吉本隆明1967
・大学教育は生き延びられるのか?
・こちらは「サンデー毎日」没原稿
・奉祝「エイリアン・コヴェナント」封切り
・米朝戦争のあと(2件)
・気まずい共存について

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内田先生かく語りき8目次

(目次全文はここ)

(その25):『沈黙する知性 韓国語版序文』を追記



2020/08/26『沈黙する知性』韓国語版序文より
どうして平川君や僕の本が韓国で読まれるのか・・・考えてもよくわからない(『街場の日韓論』で一応の仮説を立ててみたけれど、自分でも納得できているわけではない)。
 もしかすると「あまり多くの人に同意してもらえそうもない変な所見を、教条主義的ではない言葉づかいで述べる」という作法が韓国ではちょっと珍しいのかも知れない(かの地では「きっぱり断言する」ということが知的・倫理的なインテグリティの徴であるようなところがあるから、政治や経済や人事について「もぞもぞ語る」という人はあまりいないのかもしれない。よう知らんけど)。

 ともかく、そういうわけで韓国語版序文も「もぞもぞ」している。

 これは平川克美君との対談本です。
 平川君は僕の小学生時代からの友人です。知り合って60年近くになります。大学生の頃はいっしょに同人誌を出していました。そのあと、平川君が起業した翻訳会社に僕も加わって、20代の終わり頃は一緒にビジネスをやってました。その後僕の方は大学院の博士課程に進学したことを機に会社は辞めてしまったんですけれど、友人としての付き合いはずっと今日まで続いています。

 平川君は80年代90年代にはヨーロッパやアメリカでビジネスを展開したり、若い起業家たちを支援するインキュベーション・ビジネスをしたり、国内外で大活躍していましたけれど、ある時期からふっとそういうビジネスから手を引いて、株式会社論や、経営論の歴史的意味を深く掘り下げたり、詩的なエッセイを書いたりする内省的な物書きになり、大学でも教えるようになりました。

 僕が大学のフランス語教師で、彼がグローバルなビジネスマンだった時期は活動領域がずいぶん離れていたんですけれど、ふたりとも50歳を超えるころから気が付いたら「同業者」になっていたのでした。それから往復書簡本を出したり、対談本を出したり、僕が編者になったアンソロジーに寄稿してもらったり、彼が編者の媒体に僕が寄稿したり・・・とさまざまなコラボレーションをしてきました。




(以降、全文は内田先生かく語りき(その24)による)

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