通訳、翻訳についてR14

<通訳、翻訳についてR14>
通訳、翻訳といえば大使のミニブームであるが・・・
この際、通訳、翻訳について集めてみます。

・現代女性翻訳家の揃い踏み
・群像(2020年6月号)
・Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち
・柴田元幸『本当の翻訳の話をしよう』
・ジェイ・ルービン『村上春樹と私』
・鴻巣友季子『本の森 翻訳の泉』
・村上春樹『スメルジャコフ対織田信長家臣団』
・村上春樹『私たちの隣人、レイモンド・カーヴァー』
・鴻巣友季子『全身翻訳家』
・常盤新平『翻訳出版編集後記』
・工藤幸雄『ぼくの翻訳人生』
・柴田元幸『愛の見切り発車』
・『小川洋子対話集』4
・柴田元幸『翻訳夜話』
・金原瑞人『翻訳のさじかげん』
・柳瀬尚紀『日本語は天才である』
・『映画字幕は翻訳ではない』
・読み、書き、訳すこと
・関西弁の通訳
・翻訳困りっ話

R14:「現代女性翻訳家の揃い踏み」を追記


<現代女性翻訳家の揃い踏み>
8.11朝日新聞に現代女性翻訳家の揃い踏みのような記事があったので、スクラップしたのです。
すなわち、小川洋子、多和田葉子、辛島デイヴィッドのお三方であり、ここに村上春樹や柴田元幸あたりを加えたら・・・現代翻訳家の勢揃いみたいなもんでんがな♪


(現代女性翻訳家について8.11デジタル朝日から転記しました)


 世界で最も権威ある文学賞の一つ、英国のブッカー賞の翻訳部門にあたるブッカー国際賞=キーワード=が8月26日(現地時間)に発表される。最終候補6作に小川洋子さんの『密(ひそ)やかな結晶』が名を連ねる。近年、英語圏で翻訳文学の存在感が増し、日本の女性作家の注目度が高まっている。(興野優平、板垣麻衣子)

■村田沙耶香・多和田葉子ら 翻訳家育つ/「風変わり」の評価も
 『密(ひそ)やかな結晶』(英題The Memory Police)は昨年の全米図書賞翻訳部門の最終候補にも残り、高く評価された。ただ、「英語圏で存在感を増しているのは小川さんだけではない」と、同作を英訳した米ミドルベリー大教授(日本文学)のスティーブン・スナイダーさんは言う。「とくにここ5、6年で、日本の翻訳作品がぐっと読まれるようになった」

 そもそも、米国では翻訳文学自体、日の目を見ないジャンルだった。流れを変えたのは、村上春樹さんをはじめとする、国外の人気作家の席巻だ。翻訳文学は手間とお金がかかり、割に合わないとする業界の常識を覆したという。

 村上さんによって日本人作家への期待値が高まる中で、小川さんの『博士の愛した数式』や、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』などが見いだされ、広く支持されるようになった。川上未映子さん、小山田浩子さんらの作品も続々と翻訳された。

 翻訳文学の広がりは、文学賞にも影響を与えた。ブッカー国際賞は2016年にそれまで隔年だった選考を毎年に改め、対象を作家から作品に変え、選考の幅を大きく広げた。その年の受賞者は韓国の女性作家のハン・ガンさん。全米図書賞も18年から翻訳部門を復活させ、最初の受賞作は多和田葉子さんの「献灯使」だった。

 翻訳文学が評価されるには、優れた訳が欠かせない。現状について、スナイダーさんは「幸運にも、若手を中心に優れた日本語訳者たちが活躍している」と語る。それは文化庁が02年から続ける現代日本文学の翻訳・普及事業によるところが大きいという。自身も、翻訳コンクールなどを通じて、翻訳家の育成に関わってきた。

 辛島デイヴィッド・早稲田大准教授(文芸創作・翻訳)は10~16年、英イースト・アングリア大学で、文芸翻訳家を志望する人たち向けのワークショップを主導してきた。ゲストで招いた作家に、訳出について直接質問をぶつけることもできる1週間の合宿形式で、毎年30~40人の応募者から10人を選抜して養成。多くの翻訳家をデビューさせた。

 文芸翻訳は従来、大学に所属する学者の「副業」だった。自身の研究に関わる、既に名声が確立した作家が選ばれがちで、「同時代の若手作家が訳されることはまれだった」と辛島さん。「新世代の大学に属さない職業翻訳家が増え、自分が訳したいと思った作品を訳す。訳される作品に多様性が出てきた」と言う。

 ただ、辛島さんは課題も挙げる。最近は日本文学がquirky(風変わりな)と評価される傾向もみられるという。「英米の出版界は日本の出版界以上に数字にシビア。売れるものが固定化し、日本文学が『風変わりなもの』として消費をされる懸念はある」

■長年、翻訳に壁「ようやくここまで」
 ブッカー国際賞の最終候補に挙がる、小川洋子さん『密やかな結晶』は、記憶の消滅が起きる島の物語。消滅が滞りなく進んでいるか、秘密警察が監視の目を光らせている。日本での刊行は94年だったが、訳者のスナイダーさんは「トランプ政権下で真実が失われ、コロナ禍で日常のあらゆるものが消え去るのを目の当たりにした。時を超え、異なる文脈で新しい意味を持った」と指摘する。

 小川さん自身は、英語圏への翻訳については、長年壁を感じてきたという。「日本文学を発信したいという人たちの熱意がずっとつながらないと、なかなか出版まではいかなかった印象がありました。長い年月かかって、ようやくここまでたどり着いたなと」

 読者が世界に広がることには、格別の思いがある。20年以上前、初めて自著のフランス語訳が出たとき、パリの小さな書店に見にいった。「小川洋子の本はあるか」と年老いた店主に聞くと、ぱっと指さし、そこに本があった。「本当に特別な喜びですね」と振り返る。

 「ごくたまに、外国からファンレターをいただくと、自分の手元から飛び立っていった子どもが成長しているような、自分が書いた小説ではないような気持ちになります」
 『密やかな結晶』について、「未来を予言して書いたわけではない」と言う。

「むしろその真逆で、アンネ・フランクの日記を土台にして、過去を向いて書いた。それが、コロナの時代を迎え、じつは過去ではなかったと思うようになった。時代は変わっているようだけれど、人間は変わらなくて、小説はその変わらないところを書いていく、という気がしている」

◆キーワード
<ブッカー国際賞> 英語で書かれ、英国で出版された作品が対象のブッカー賞が本賞。1969年に始まった。国際賞は2005年に創設、現在は翻訳部門と位置づけられる。英国で出版された世界中の作品が対象だ。今年は、作家をはじめ、研究者や詩人など多様な選考委員5人が124冊を検討、受賞作を決める。18年に受賞したポーランドのオルガ・トカルチュクさんは、19年にノーベル文学賞(18年分)に輝いた。日本人の受賞はまだない。


日本の女性作家 英語圏で存在感2020.8.11




<『群像(2020年6月号)』1>
本屋の店頭で『群像(2020年6月号)』という雑誌を、手にしたのです。
表紙に出ている特集「多和田葉子」「翻訳小説」というコピーに太子のツボが疼くわけでこれは買うっきゃないで・・・
ということで久しぶりに雑誌を買い求めたのでおます。


【群像(2020年6月号)】


雑誌、講談社、2020年刊

<商品説明>より
[小特集 多和田葉子]
・インタビュー
「離れていても、孤独ではない人間たちの闘争」 聞き手・構成:小澤英実
・評論
「多和田葉子の『星座小説』--『星に仄めかされて』をめぐって」岩川ありさ

[特集 翻訳小説]
・アンケート「最新翻訳小説地図」

<読む前の大使寸評>
表紙に出ている特集「多和田葉子」「翻訳小説」というコピーに太子のツボが疼くわけでこれは買うっきゃないで・・・
ということで久しぶりに雑誌を買い求めたのでおます。

rakuten群像(2020年6月号)

『群像(2020年6月号)』1:翻訳小説に関する辛島デイヴィッドのレポート



<『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』2>
図書館で『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』という本を、手にしたのです。
内容を覗いてみると、翻訳がテーマとなっているようで・・・
これが太子のミニブームにいたく響くわけでおます♪


【Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち】


辛島デイヴィッド著、みすず書房、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
村上春樹と英米出版界のスペシャリストたちの冒険。A・バーンバウム、E・ルーク、L・アッシャー、J・ルービン、G・フィスケットジョン、チップ・キッド…、そして村上春樹。Haruki Murakamiの世界への飛翔までの道のりを、30余名へのインタビューをもとにたどる、異色の文芸ドキュメント。

<読む前の大使寸評>
内容を覗いてみると、翻訳がテーマとなっているようで・・・
これが太子のミニブームにいたく響くわけでおます♪

rakutenHaruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち

『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』2
『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』1





【本当の翻訳の話をしよう】


村上春樹×柴田元幸著、スイッチ・パブリッシング、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
【目次】
帰れ、あの翻訳(村上春樹+柴田元幸)/翻訳の不思議(村上春樹+柴田元幸)/日本翻訳史 明治篇(柴田元幸)/小説に大事なのは礼儀正しさ(村上春樹+柴田元幸)/短篇小説のつくり方(村上春樹+柴田元幸)/共同体から受け継ぐナラティヴー『チャイナ・メン』(村上春樹+柴田元幸)/饒舌と自虐の極北へー『素晴らしいアメリカ野球』(村上春樹+柴田元幸)/翻訳講座 本当の翻訳の話をしよう(村上春樹+柴田元幸)

<読む前の大使寸評>
追って記入

rakuten本当の翻訳の話をしよう

『本当の翻訳の話をしよう』1



<『村上春樹と私』5>
図書館で『村上春樹と私』という本を、手にしたのです。
著者のジェイ・ルービンは『1Q84』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』などを翻訳していて、世界的に知られているそうです


【村上春樹と私】


ジェイ・ルービン著、東洋経済新報社、2016年刊

<商品の説明>より
『1Q84』『ノルウェイの森』をはじめ、夏目漱石『三四郎』や芥川龍之介『羅生門』など数多くの日本文学を翻訳し、その魅力を紹介した世界的翻訳家が綴る、春樹さんのこと、愛する日本のこと。

<読む前の大使寸評>
著者のジェイ・ルービンは『1Q84』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』などを翻訳していて、世界的に知られているそうです。

rakuten村上春樹と私


『村上春樹と私』5:世界中の翻訳仲間
『村上春樹と私』4:アメリカでの村上講演会
『村上春樹と私』3:村上作品の英訳
『村上春樹と私』2:翻訳者の仕事
『村上春樹と私』1:翻訳の苦労



<『本の森 翻訳の泉』1>
図書館で『本の森 翻訳の泉』という本を手にしたのです。
ぱらぱらとめくると、取り上げている作家が多和田葉子、村上春樹、水村美苗、池澤夏樹と好きな作家が多いのが借りる決め手となりました。


【本の森 翻訳の泉】


鴻巣友季子著、作品社、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
角田光代、江國香織、多和田葉子、村上春樹、朝吹真理子ー錯綜たる日本文学の森に分け入り、ブロンテ、デュ・モーリア、ポー、ウルフー翻訳という豊潤な泉から言葉を汲み出し、日本語の変容、文学の可能性へと鋭く迫る、最新評論集!

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると、取り上げている作家が多和田葉子、村上春樹、水村美苗、池澤夏樹と好きな作家が多いのが借りる決め手となりました。

rakuten本の森 翻訳の泉

『本の森 翻訳の泉』2
『本の森 翻訳の泉』1



以降は通訳、翻訳についてR12による。

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