12 父の蔵書

12 <父の蔵書>
我が家の応接間に父の蔵書を飾ってあるのだが、父が亡くなった今では我が家の蔵書であり…
ま~私の蔵書みたいなものだが、その処分については、これから考えるところです。

手始めにまず、蔵書録を作っておこうということで、蔵書録を以下に示します♪
終戦時には朝鮮で小学校の教員だった父の経歴から、朝鮮関係の蔵書が充実しています。
・「王権誕生」日本の歴史第2巻(2000年)
・「日本」とは何か(2000年)
・海峡は越えられるか(1997年)
・韓国の歴史(1997年)
・李舜臣と秀吉(1996年)
・播磨国風土記(1996年)
・日韓誤解の深淵(1992年)
・ハングルへの旅(1989年)
・閔妃暗殺(1988年)
・「恨」の韓国人「畏まる」日本人(1988年)
・韓国人の発想(1986年)
・韓国人が見た日本(1984年)
・ソウルの練習問題(1984年)
・一下級将校の見た帝国陸軍(1976年)
・古代日本語の謎(1973年)
・南画と写生画:日本の美術#25(1971年)
・日本の中の朝鮮文化(1970年)
・定本 柳田國男集(1968年)

・朝鮮語大辞典(上・下)

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【「王権誕生」日本の歴史第2巻】


寺沢薫著、講談社、2000年刊

<「BOOK」データベース>より
水稲は、列島をどのように変えたのか。なぜ、戦争が始まったのか。群雄割拠した国々は、いかに統合され、王権成立へと至ったのか。そのとき卑弥呼はどこにいたのか。最新の考古学が古代の謎を解く。

<大使寸評>
この本は父親の蔵書を継ぐものであるが・・・
水稲は、列島をどのように変えたのか。なぜ、戦争が始まったのかと、とにかく読みどころが多いのである。

Amazon「王権誕生」日本の歴史第2巻



【「日本」とは何か】
日本とは
網野善彦著、講談社、2000年刊

<Amazon紹介>より
日本中世史に新たな地平を拓いてきた網野善彦が、編集委員として参加している全26巻の日本通史「日本の歴史」の第00巻として著した日本論である。
これまで自明なこととして扱われていた「日本」の起源と地理的範囲、日本列島に限定されていた縄文文化や弥生文化を、北方アジアや朝鮮半島との関係から見直し、基本的用語を問い直す必要があるというのである。また、主従関係、貨幣制度、差別意識などの地域的相違を明らかにすることで、「均質な日本人」という常識の盲点を指摘している。さらに、記紀神話の豊葦原瑞穂国から、班田収受や公地公民といった律令制度、中世の荘園、江戸時代の士農工商制度、明治の地租改正、戦後の農地改革に至る土地所有制度の変遷をたどることによって、日本は農民中心の農耕社会とする従来の日本社会史に疑問を投げかけている。
有史以来、日本列島は北方アジア、朝鮮半島、琉球列島、中国大陸とダイナミックな交流があり、列島内部でも活発な地域間交流があったことが、現在の「日本」を形づくっているとする。
網野史観の全体像を1冊にまとめた格好の入門書といえる。(堤 昌司)

<大使寸評>
父の蔵書を引きつぐものであるが、2000年刊行と比較的新しい本であり、「日本人論」では欠くべからざる本であったのが嬉しい♪

Amazon「日本」とは何か



【海峡は越えられるか】
海峡

網野善彦櫻井よしこ×金両基著、中央公論社、1997年刊

<「BOOK」データベース>より
慰安婦問題から征韓論まで、両国の近代に横たわる多くの論点を、タブーを恐れず、事実にのみ基づいて20時間徹底討論。

<大使寸評>
父の蔵書を引きつぐものであるが、1997年にこの本が刊行されて以降、状況はさほど変わっていないようです。
ナショナリズムを超える論争は難しいということなんでしょう。

Amazon海峡は越えられるか



【韓国の歴史】
韓国
宋連玉×チョ昌淳著、明石書店、1997年刊

<「MARC」データベースより>
韓国の高等学校用の国定教科書「国史」の翻訳。古代から現代までの民族のたゆみない発展と外圧への抵抗を軸とし、強い民族自尊意識に支えられた記述。在日朝鮮人問題にも触れる。〈ソフトカバー〉

<大使寸評>
これも父の本棚にあったので引き継いでいる。

Amazon韓国の歴史



【李舜臣と秀吉】
秀吉

片野次雄著、誠文堂新光社、1996年刊

<「BOOK」データベースより>
朝鮮出兵は、陸上では加藤清正、小西行長らの侵攻で、秀吉の思うつぼだった。しかし海上では、朝鮮水軍の雄、李舜臣の活躍によって、日本は連戦連敗…。「李舜臣は、つねに国王の身代わりになって、いくさにのぞんでいるという実感があった…」。秀吉の野望をくじいた李舜臣の実像を史実にもとづいて再現する。秀吉の朝鮮出兵はなぜ失敗したか。救国の英雄・李舜臣と「亀甲船」の秘密を描くノンフィクション。著作活動を通して日韓友好に寄与した功績で、大韓民国政府から表彰された著者の話題作。

<大使寸評>
これも父の本棚にあったので引き継いでいる。

Amazon李舜臣と秀吉



【播磨国風土記】
(画像データなし)
播磨学研究所編、神戸新聞総合出版センター、1996年刊

<「BOOK」データベースより>
播磨の原点ともいえる日本最古の地誌「播磨国風土記」に、十人の講師がそれぞれの分野からアプローチ、風土に刻まれた播磨の原像を探る。

<読む前の大使寸評>
遅ればせではあるが、父の蔵書を読んで郷土の歴史を勉強しようと思うのです。

rakuten播磨国風土記



【ハングルへの旅】
ハングルへの旅

茨木のり子著、朝日新聞社、1989年刊

<「BOOK」データベースより>
『朝鮮民謡選』をくり返し読んだ少女時代。心奪われる仏像がすべて朝鮮系であることに気づいたのは、30歳過ぎた頃。そして、あたかも、見えない糸にたぐり寄せられるかのようにして50代から著者が学び始めたハングルは、期待通りの魅力あふれる言葉だった。韓国への旅の思い出を織りまぜながら、隣国語のおもしろさを詩人の繊細さで多角的に紹介する。
【目次】
1 はじまりが半分だ/2 日本語とハングルの間/3 台所で匙を受けとった/4 旅の記憶/5 こちら側とむこう側

<大使寸評>
他言語習得の思いをこれほど魅力的に鮮やかに書き記した本を、他に知らないのだ♪
やはり、詩人の書いた本というしかないのかも。

詩人の本と言うよりも、韓国紹介の本としてええでぇ♪

rakutenハングルへの旅

既に漢字文化圏:茨木のり子さんの説く「漢字」



【閔妃暗殺】
閔妃暗殺

角田房子著、新潮社、1988年刊

<「BOOK」データベース>より
時は19世紀末、権謀術数渦巻く李氏朝鮮王朝宮廷に、類いまれなる才智を以て君臨した美貌の王妃・閔妃がいた。この閔妃を、日本の公使が主謀者となり、日本の軍隊、警察らを王宮に乱入させて公然と殺害する事件が起こった。本書は、国際関係史上、例を見ない暴挙であり、日韓関係に今なお暗い影を落とすこの「根源的事件」の真相を掘り起こした問題作である。第一回新潮学芸賞受賞。

<大使寸評>
父の蔵書を受け継ぐものです。
データは1993年刊文庫版のものであるが、蔵書は1988年刊ハードカバーです。

rakuten閔妃暗殺



【「恨」の韓国人「畏まる」日本人】


加瀬英明著、講談社、1988年刊

<「BOOK」データベース>より
ひとりではおとなしく畏まっているが、集団に属すると大きなエネルギーを発揮する日本人。常に「恨」のエネルギーを噴出させる、激しい韓国人。似てるようで似てない国民性を、心と社会のあり方から解明する出色の一冊!

<読む前の大使寸評>
在職時は韓国出張に明け暮れた太子であるが、この本で韓国人について再発見することしきりでおます。

amazon「恨」の韓国人「畏まる」日本人



【韓国人の発想】
黒田

黒田勝弘著、徳間書店、1986年刊

<「BOOK」データベース>より
アジア大会や88年のソウル・オリンピックを前に、韓国および韓国人への関心はいよいよ高まっている。“一衣帯水の国”とか“近くて遠い隣人”といわれながら、われわれ日本人にとって韓国人の考え方はわかりにくいものでありつづけた。この本は韓国生活5年有余、1970年代後半からずっと韓国ウォッチャーでありつづける著者が書いた初の本格的な体験的韓国人論であり、彼我の発想の微妙な“異同感”を実に明快に分析し、この隣人とどう付き合うかを示唆する快著である。

<大使寸評>
黒田さんの本は、常々チェックしているのだが、この本は我が家の黒田本では最も古い本になります。

rakuten韓国人の発想



【韓国人が見た日本】
韓国から見た

朝鮮日報社編、サイマル出版会、1984年刊

<「BOOK」データベース>より
古書につき、データなし

<読む前の大使寸評>
1984年刊ということでかなりの古本であるが、朝鮮日報社編というのが・・・
興味を惹くわけでおます。

朝鮮日報といえば右翼的言論で日本のサンケイ新聞に匹敵するのだが、韓国での売れ筋トップというところが恐れ多いのかも。

rakuten韓国人が見た日本
韓国人が見た日本byドングリ



【ソウルの練習問題】
ソウル
関川 夏央著、情報センター出版局、1984年刊

<内容説明より>
屹立する高層ビル群を背景に、広い高速道路をマラソンランナーが駆け抜ける―ソウル五輪は現代韓国の一面を鮮やかに伝えてくれた。しかし韓国で暮らす人々について、我々は何を知っているだろう?ハングルの迷路を旅して、出会う人々と語り合い、彼らの温もりと厳しさを拾い集めた瑞々しいルポルタージュ。韓国社会のフィールドワークとして一時代を画した名著

<大使寸評>
父の本棚にあったので読んだ本であるが、韓流ブーム以前の韓国を見る著者の目は異文化を透視しています。

Amazonソウルの練習問題



【一下級将校の見た帝国陸軍】
陸軍

山本七平著、朝日新聞社、1976年刊

<「BOOK」データベース>より
古書につきデータなし

<大使寸評>
追って記入

Amazon一下級将校の見た帝国陸軍



【古代日本語の謎】
古代

江上波夫×大野晋編、毎日新聞社、1973年刊

<「BOOK」データベース>より
古書につき、データ無し

<大使寸評>
朝鮮語との類似、南洋民族との関わりなど、興味深い本であるが…
やや学術的で、敷居が高いのです。

Amazon古代日本語の謎



【南画と写生画:日本の美術#25】
南画

吉沢忠×山川武著、小学館、1971年刊

<解説>より
古書につきデータなし

<大使寸評>
カラー画像の多く内容も充実した本であるが、定価は580円となっています。
この物価に時代が感じられるわけです。
(なお、アマゾンの売値は50円となっています)

Amazon南画と写生画:日本の美術#25



【日本の中の朝鮮文化】
朝鮮文化

金達寿著、講談社、1970年刊

<解説>より
古代朝鮮からの渡来人を考えずに、日本の文化は語れない。全国に分布する彼らの遺跡は、文化水準の高かったことを今に伝えている。ここに注目した著者の遺跡歴訪の旅が始まる。忘れられ或いは隠された真実を掘り起し、両国の歴史的関係を考察。「帰化人」史観の訂正を迫った衝撃の書である。第1巻は関東編。

<大使寸評>
日本中の朝鮮文化遺跡を調査した著者であるが・・・
本来は文学者であった著者の凄まじいフィールドワークであったと思うわけです。
(蔵書は1970年刊のハードカバー7巻であるが、データがないので、ebookの文庫本データを採用)

ebook日本の中の朝鮮文化



【定本 柳田國男集】
柳田

柳田國男著、筑摩書房、1968年刊

<「BOOK」データベース>より
古書につき、「BOOK」データ無し。
目次はtoranokobunkoデータ参照

<大使寸評>
初版本全36巻(全31巻+別巻5巻)を父の蔵書から受け継ぐものだが・・・
旧仮名遣いと旧漢字にたじろいでいます(笑)

toranokobunko定本 柳田國男集


【朝鮮語大辞典(上・下)】
上下各巻とも分厚くて重い…開けて見る気が起きないのです(笑)

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