原田マハの世界R3

<原田マハの世界R3>
図書館で『あなたは、誰かの大切な人』という本を、手にしたのです。
この本のタイトルがええなあ♪
「あなたは、誰かの大切な人」ってか・・・生きるうえの知恵とでもいうもんやで。
ところで、マハさんの名前ですが、乃南アサさんとよく混同して紛らわしいんですね(汗)。

・・・・ということで、これまで読んだ本やネット情報を集めてみました。
・『喝采』2020年発信
・『フーテンのマハ』2018年刊
・『スイート・ホーム』2018年刊
・『生きるぼくら』2015年刊
・『ロマンシェ』2015年刊
・『あなたは、誰かの大切な人』2014年刊
・『ジヴェルニーの食卓』2013年刊
・『でーれーガールズ』2011年刊


R3:『喝采』を追加
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『喝采』

『フーテンのマハ』2:おじさんたらしのマハ
『フーテンのマハ』1:永遠の神戸

『ロマンシエ』1:この小説の冒頭
『あなたは、誰かの大切な人』3:「緑陰のマナ」の続き
『あなたは、誰かの大切な人』2:緑陰のマナ
『あなたは、誰かの大切な人』1:母と父の出会い

『でーれーガールズ』byドングリ
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『喝采』のウェブサイトを覗いてみました。

原田マハ公式ウェブサイトより


 すべてがあっというまに始まったことが、一番の驚きでした(Day 5)。フランスという国が「やるときはやる」底力を持っているんだということも驚きでしたが、民主主義、つまり主権は自分たちにあることを国民がどこまでも主張する国でもあります。電光石火で強力に推し進める代わりに補償することを忘れない、それが肝心でした。そうじゃないと国民が黙って自宅待機してくれるはずがないから。日本とは全く違う社会構造がある、強い民主主義の国なんだと思い知らされました。

Q:日本へ帰ることができないかもしれない、という状況は、今まで世界中を飛び回っているマハさんでも、初めての経験だと思います。パリの状況が刻々と変わるなか、どんな不安を抱え、どう乗り越えられましたか?

 ロックダウンされた街中を歩いていると、完璧な映画のセットの中にいるようで、例えようもなく美しい街だと感じると同時に、物悲しさや虚しさも感じました(Day 7)。パリという街は実に人間くさい街なのだとわかりました。人がいて、にぎわっていたからこそ、美しさが際立っていたのだと。

 それぞれが自分の場所に引きこもるしかなく、むしろ仕事に集中できるだろうと思っていたのですが、実際にはおろおろしてなすすべなく、手を洗うことに集中するばかりでした(Day 11)。帰れないかもしれないという考えが浮かんだとき、美しいパリの行く末を見極めるのもいいかなと、妙にセンチメンタルな気分になったりもしました(Day 12)。が、その気持ちを一変させたのが、志村けんさん逝去のニュースでした。

 あんなに多くの人たちに愛された志村さんが、ウィルスに命を奪われ、誰にも見送られることなく一人で旅立ったと知り、そこはかとない衝撃を受けました。私は、パリにいる自分を志村さんに重ね合わせました。もしここで重篤な状態になったら、医療現場を混乱させ、フランスの友人たちに迷惑をかける。万一命を落としたら、どこに葬られるかもわからず、日本の家族や関係者、読者の皆さんを落胆させるでしょう。自分のことなのに自分で責任を取れない。そう気がついたとき、帰らなければと思ったのです(Day 14)。

 日本でならば、最低限、自分のことは自分で責任が取れる。せめてそこまではもっていかなければならないと。
 結局、志村さんの早すぎる死に背中を押されたかたちになりました。お会いしたことはなかったのですが、山田洋次監督は「笑いの天才だ」とおっしゃっていました。本当に偉大な方だったと思います。

 彼の死を絶対に無駄にしてはいけない。志村さんの逝去は日本の人々に「パンデミックを甘くみてはいけない」という最強の警告になったと思います。実際、彼の逝去後に、政府も含め、人々の意識が劇的に変わったと感じます。

Q:「喝采」のタイトルがどういった物語に繋がっていたのかわかったとき、心が震えました。この回を描くことで、マハさんは希望を伝えたかったように思うのですが、いかがでしょうか?

 ロックダウンが始まってしばらくしてから、医療従事者への感謝の気持ちを表すために、20時ぴったりにバルコニーで拍手を送るというアクションが自然と広がりました。私の書斎はセーヌ川沿いにあるのですが、20時ちょうどに晩鐘が響き渡り、同時にさざ波のような拍手の音が聞こえてくるのです。私も窓を開けてそれに加わりました(Day16)。

 この喝采は、命がけで闘っている医療従事者への感謝のしるしであると同時に、パリじゅうの人々の「自分たちは生きている、みんな一緒だ、生き抜くんだ」という連帯の決意表明、命の証しだと感じました。空っぽの街、流れゆくセーヌに響き渡る喝采はこの上もなく感動的で、深く胸に刻まれました。この体験を忘れないために文章に残したいと強く思い、まずタイトルが決まりました。


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【フーテンのマハ】


原田マハ著、集英社、2018年刊

<出版社>より
モネやピカソなど、美術にまつわる小説をはじめ、精力的に書籍を刊行する著者、その創作の源は旅にあった!? 世界各地を巡り、観る、食べる、買う。さあ、マハさんと一緒に取材(!?)の旅に出よう!

<読む前の大使寸評>
マハさんといえば、名画を題材にしたエッセイがおしゃれ♪・・・
それを追っかけるミーハーな大使である。

<図書館予約:(8/06予約、12/21受取)>

rakutenフーテンのマハ

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【スイート・ホーム】


原田マハ著、ポプラ社、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
幸せのレシピ。隠し味は、誰かを大切に想う気持ちー。うつくしい高台の街にある小さな洋菓子店で繰り広げられる、愛に満ちた家族の物語。さりげない日常の中に潜む幸せを掬い上げた、心温まる連作短篇集。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると、山手のお嬢さんが洋菓子店を舞台に家族を語るという、(タイトルまんまの)短篇集で・・・
大使にはミスマッチの本でおました。

<図書館予約:(4/16予約、9/16受取)>

rakutenスイート・ホーム

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【生きるぼくら】


原田マハ著、徳間書店、2015年刊

<「BOOK」データベース>より
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていたー。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。

<読む前の大使寸評>
著者の本で『あなたは、誰かの大切な人』というのが良かったので、この本も期待できるかも♪・・・ということで借りたのです。


rakuten生きるぼくら


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【ロマンシエ】
マハ

原田マハ著、小学館、2015年刊

<「BOOK」データベース>より
アーティストを夢見る乙女な美・男子が、パリの街角で、ある小説家と出会ったー。ラスト277ページから、切なさの魔法が炸裂する、『楽園のカンヴァス』著者の新たなる代表作!

<読む前の大使寸評>
先日、原田マハの『あなたは、誰かの大切な人』という短編集を読んで良かったので・・・
この小説も期待できそうやでぇ♪

rakutenロマンシエ


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【あなたは、誰かの大切な人】
原田

原田マハ著、講談社、2014年刊

<「BOOK」データベース>より
家族と、恋人と、そして友だちと、きっと、つながっている。大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにするー。単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが本当の幸福。何かを失くしたとき、旅とアート、その先で見つけた小さな幸せ。六つの物語。

<読む前の大使寸評>
この本のタイトルがええなあ♪
「あなたは、誰かの大切な人」ってか・・・生きるうえの知恵とでもいうもんやで。

rakutenあなたは、誰かの大切な人


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【ジヴェルニーの食卓】
食卓

原田マハ著、集英社、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、モネ。新しい美を求め、時代を切り拓いた巨匠たちの人生が色鮮やかに蘇る。『楽園のカンヴァス』で注目を集める著者が贈る、“読む美術館”。

<読む前の大使寸評>
この本は、史実に基いたフィクションとのこと。
こんなジャンルの小説も有りなのか、書いたもん勝ちと思わないでもないが・・・
著者のフィクションとはどんなかな♪

rakutenジヴェルニーの食卓


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【でーれーガールズ】
でーれー

原田マハ著、祥伝社、2011年刊

<「BOOK」データベース>より
1980年、岡山。佐々岡鮎子は東京から引っ越してきたばかり。無理に「でーれー(すごい)」と方言を連発して同じクラスの武美に馬鹿にされていた。ところが、恋人との恋愛を自ら描いた漫画を偶然、武美に読まれたことから、二人は急速に仲良しに。漫画に夢中になる武美に鮎子はどうしても言えないことがあって…。大切な友だちに会いたくなる、感涙の青春小説。

<読む前の大使寸評>
「でーれー」とは、名古屋弁で言うところの「どえりゃー」にあたる岡山弁であるわけで・・・
この本のタイトルに惹かれて借りたわけでおま♪

rakutenでーれーガールズ

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