『日本人と韓国人なるほど辞典』2

<『日本人と韓国人なるほど辞典』2>
図書館の本を手当たり次第に、借りている大使であるが・・・・
なんか慌しいので、この際、積読状態の蔵書を再読しようと思い立ったのです。

 この本を読むのは2度目であることに後で気付いたけど、前回の読み方が杜撰だったのか、それともボケが始まったのか(笑)

【日本人と韓国人なるほど辞典】
韓国
コリアンワークス著、PHP研究所、2002年刊

<「BOOK」データベースより>
2002年にはW杯サッカーも開催され、ますます交流が活発になる日本と韓国。おたがいの理解をもっと深めるために、文化や生活習慣の微妙な違いに注目してみました。「すぐに謝る日本人、謝らない韓国人」「ワリカンが多い日本人、一人が払う韓国人」「食器を手に持つ日本のマナー、テーブルに置いたままの韓国のマナー」など、思わず人に話したくなる意外な知識や情報を満載。

<大使寸評>
 この本を読むのは2度目であることに後で気付いたけど、前回の読み方が杜撰だったのか、それともボケが始まったのか(笑)

Amazon日本人と韓国人なるほど辞典


釜山スタイルのテジクッパ


太子の好物といえばテジクッパということで、そのあたりを見てみましょう。
p50~52より
<ご飯に汁をかける日本の猫まんま、汁にご飯を漬ける韓国のクッパ>
 日本で韓国料理といえば、何をおいても焼き肉である。最近では韓国家庭料理も注目されているが、まだまだ焼き肉の圧倒的シェアは変わらない。

 ところで、日本の焼き肉店に行くと、肉料理以外にも韓国料理のメニューが並んでいる。そこでの代表格は、もちろんピビンパとクッパだろう。焼き肉はむしろ日本ナイズされた韓国料理だから、この二つこそ日本人に最も馴染み深い正統な韓国料理だといっていい。

 しかし日本では二大メニューとされるピビンパとクッパも、本場での扱いは両極端だ。例えば全州の石焼きピビンパは、国の無形文化財に指定されるほどの人気料理。これに対して、クッパが特に注目されることはまずない。中には「あんなものは料理じゃない」と言い切る専門家までいる。

 韓国料理の歴史を振り返っても、クッパが料理の一ジャンルとして数えられるようになったのは19世紀中頃のこと。それ以前からクッパは存在したのだが、やはり料理として認められてはいなかかったのである。

 クッパが冷遇される背景には、韓国独自の食事作法がある。コメが主食の韓国人は、日本人と同様「おかずでご飯を食べる」民族だ。一方、韓国の日常的なおかずはチゲなどの汁物が圧倒的多数。そこで彼らは、汁物の器にご飯を放り込んで食べる習慣を生み出した。つまりなんでも即席クッパにしてしまうのだ。

 韓国の食堂のメニューに「~クッパ」と書かれていても、頼んでみたら汁物とご飯が別々に出てくることがよくある。客がご飯を放り込めば、それでクッパが完成するからだ。しかし最初から別々に頼んだとしても、みんな最後は混ぜて食べるから結果は同じ。こうなると、確かにクッパが料理として存在する意味は乏しい。日本では雑炊の一種と理解する向きも多いが、韓国料理ではお粥がちゃんと一ジャンルを確立している。

 分かりやすくいえば、「クッパとは料理ではなくものの食べ方、調理法にすぎない」というのが、「クッパは料理にあらず」派(?)の主張なのである。

 韓国では日陰者のクッパが日本でこれほど広まったのは、やはり食事作法の違いが原因だろう。日本でもご飯に味噌汁をかける習慣はあるが、もちろんインフォーマルな食べ方。隠れファンはかなりの数に上るが、「猫まんま」と蔑まれるのでカムアウトしづらい。
 韓国で長く暮らす日本人でも、汁物にご飯を放り込む習慣にだけは馴染めないという人が少なからずいる。日本人にとって唯一の例外は鍋の残り汁で作る雑炊だが、これには「さあ雑炊を始めるぞ」という一同のコンセンサスが必用だ。自分の取り皿で勝手にやり始めたら、なぜかフライングと見なされる。

 とはいうものの、「ぶっかけメシ」は美味い。豚汁も別々に食べるより、ご飯を放り込んだ方が美味いと断言できる。だが長年染みついた日本の食習慣を曲げるのは容易でない。そこへ登場した焼き肉屋のクッパが、タブーを気にせず食べられる「ぶっかけメシ」として歓迎されたのではないだろうか。

 ただし韓国にも、クッパの名物料理は一応ある。例えば食の本場・全州のコンナムルクッパは、食通の間でつとに有名だ。コンナムルとは韓国語でモヤシのこと。つまりただのモヤシクッパなのだが、素朴な滋味の奥深さに驚かされる逸品だ。また釜山んどでは、トンコツ仕立てのテジクッパの専門店が軒を連ねている。こちらは白濁した濃厚なスープに、ゴム草履サイズのブタ肉が何枚も入った豪快な名物料理だ。

 だがこれらも「確かにスープは名物だろうけど、やっぱりクッパは食べ方にすぎないじゃん」と言われればそれまでだ。ま、美味を前に堅苦しく考えるのはしばしストップ、黙って箸をつけましょう・・・あ、スープものには匙をつけるのが韓国の正しい作法でした。


韓国料理の思い出といえば・・・
太子の場合、青唐辛子とテジクッパになるわけで、韓国の生野菜でそのあたりを紹介します。

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