『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』4

<『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』4>
図書館で『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』という本を手にしたのです。
おお 売れ筋のお二人による大激論ってか・・・これは興味深いでぇ。



【いい加減に目を覚まさんかい、日本人!】


百田尚樹×ケント・ギルバート著、祥伝社、2017年刊

<「BOOK」データベース>より
『今こそ、韓国に謝ろう』の百田尚樹と『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』のケント・ギルバートが大激論!これでいいのか日本

<読む前の大使寸評>
おお 売れ筋のお二人による大激論ってか・・・これは興味深いでぇ。

rakutenいい加減に目を覚まさんかい、日本人!


とにかく解せない中国について、見てみましょう。
p161~165 
百田:中国はまったく民主化されていない国です。中国には昔から中華思想がありますが、いまの中国人が中華思想に囚われているのかというと、これがまた難しい。独裁国家なので国民に意志はありません。だから国民の総意として中華思想はあるのかというと、まったくわからない。

 特にいまの中国は習近平の個人の意思で運営されているので、国民の意思などないに等しいのではないですか。

ケント:「中国が世界の中心」という考えを彼らは抱いていると思います。人民は深く考えていないとは思いますが、やはり根づいている。

 中国は戦後、チベットやウイグル、南モンゴルを占領して、ベトナムも取ろうとしました。国境をめぐってはソ連やインド、ブータンとも揉めているし、朝鮮戦争にも参戦している。現在は日本まで狙っています。これらは厳然たる事実です。

百田:ただ、それは昔からの中華思想とは違いますよね。かつての中華思想は中原の地がすべてであり、他は化外の地だという考えです。「化外の地」とは蛮族の住む地であり、中華の権力や法律の及ばない地という意味です。だからかつての中国王朝は覇権主義ではなかった。チベットなどの他国、あるいは東アジアを支配するという意識はなかった。

 たとえば、万里の長城の内側が自分たちが住む所で、その外側は蛮族どもの地だと考えていました。野蛮の奴らに「お前たち、これ以上入ってくるな」という意味で、万里の長城を作ったのです。だから中国は一度たりとも万里の長城の外側にある野蛮の地を支配したことはありませんでした。

 領土を拡大することなど興味がなかったのです。その証拠に、歴代の中国王朝は、長い歴史の中で朝鮮半島を一度も支配していない。興味がなかったからです。
 ところが、1949年から中国共産党が支配するようになり、中国は一気に変わりました。

ケント:共産主義の影響で、外向きの覇権国家に変貌したのでしょうか。共産主義者は共産主義を世界に広めるという使命感を持っているからです。

百田:はい。かつてのソビエト連邦の真似をしているのかもしれません。
 ロシア革命が起こって1922年にソ連が誕生すると同時に、赤軍はウクライナなど周辺国家を次々と支配し、領土を拡大していきました。おそらく中国もそれに倣っているのでしょう。毛沢東崇拝もヨシフ・スターリン崇拝の真似です。第二のソ連になろうとしているのです。

ケント:冷戦時代にはアメリカとソ連が世界中で代理戦争をやりました。ソ連が進出するとアメリカも進出する。アメリカは世界の共産化を防ぐため、ときには独裁政権を支援しました。健全な民主主義政権は、一朝一夕には作れないからです。

百田:そうですね。当時のアメリカは、共産主義の拡大を食い止めるのは自分たちだという使命感を持っていました。ベトナム戦争がその象徴で、これは実にアメリカとソ連の戦いでした。

 ところが現在、リベラルの連中は、アメリカがベトナムを無茶苦茶にしたと言っています。ベトナム自身もアメリカに勝ったと言っています。確かにベトナムは勝利しましたが、ベトコン(ベトナム解放戦線)がアメリカ軍と互角以上に戦えたのは、ソ連からの多大な支援と大量の武器の援助があったからです。

ケント:アメリカが支援していた南ベトナムの政権は、腐敗し切っていました。それが最大の敗因です。腐敗がひどいと、いずれ必ずその政権は倒れることになります。蒋介石の国民党も腐敗がひどすぎて、国共内戦で毛沢東の共産党に負けました。

百田:話をソ連と中国に戻すと、ソ連と中国はずっといい関係を築いていました。ところがスターリンの死後、ニキータ・フルシチョフが指導者になると、ソ連ではスターリン批判が巻き起こりました。すると中国は、ソ連に背を向けるようになったのです。

 フルシチョフのソ連と協調路線を取ることは、スターリン批判を認めることになるからです。だから中国は背を向けました。なぜなら、もしスターリン批判を認めてしまうと、毛沢東批判に繋がる可能性があったからです。

 その時点から、中国はソ連とは違う道を進むようになりました。そしてこれは私の考えですが、中国は自分たちこそ共産主義の盟主だと思い込み、ソ連の代わりに共産主義を広めるという、帝国主義を彷彿させる考えが混ざり合い、世にも奇妙な国となっていったのです。

ケント:覇権国家を目指して侵略を続ける一方で、元来あった中華思想から、他の民族を野蛮人だと決めつけている。だからチベットやウイグルで平気な顔をして弾圧や虐殺ができるのかもしれません。中国には近代国家としての要素が何一つ見当たらない。

<人類史上最悪の腐敗国家> 
百田:1978年にトウ小平が最高指導者になると、中国は改革開放という経済政策をとり、資本主義を導入しました。しかし、民主国家のもとでの資本主義ではなく、一党独裁のもとに行われる資本主義だから、腐敗も凄まじいことになっていきます。

ケント:一党独裁となると、腐敗は付き物ですね。

百田:ルールはトップが作るのですから、トップは勝ちまくります(笑)。

ケント:だから中国のお金持ちは本当にハンパない


『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』3:日中関係
『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』2:韓国における漢字とハングル教育
『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』1:解せない韓国



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