『ゆるかわアート万博(芸術新潮2019年8月号)』2

<『ゆるかわアート万博(芸術新潮2019年8月号)』2>
図書館で『ゆるかわアート万博(芸術新潮2019年8月号)』という本を、手にしたのです。
おお ゆるかわアートってか・・・太子のツボが疼くのでおます♪


【ゆるかわアート万博(芸術新潮2019年8月号)】


雑誌、新潮社、2019年刊

<出版社>より
全世界の「KAWAII」もの好きのみなさま、お待たせしました。来年の東京五輪より一足早く、2025年の大阪・関西万博より何足も早く、誌上「ゆるかわアート万博」の開催を、ここに宣言いたします!

<読む前の大使寸評>
おお ゆるかわアートってか・・・太子のツボが疼くのでおます♪

shinchoshaゆるかわアート万博(芸術新潮2019年8月号)


「02 もう一つのゆるかわ大国:板倉聖哲」で韓国の民画を、見てみましょう。
p58~61
<変幻自在な民画の楽しみ> 
 つづきまして、韓国のゆるかわを見てゆきましょう。そもそも韓国は、もう一つのゆるかわ大国と言っていい。嘘だと思ったら、柳宗悦が創設した東京駒場の日本民芸館に行ってみてください。民画など朝鮮半島の美術が並ぶ一部屋があって、ゆるかわなものがいつでも見られますから。

 もともと高麗・朝鮮の美術は、高麗時代に制作された高麗仏画にせよ高麗青磁にせよ、朝鮮王朝の山水画にせよ、中国を規範とする要素が非常に強く、それが正統的な表現として君臨していた。その一方で、民間にはとても愛らしい、親密な表現が残っており、両者が文化の階層性の中で各々展開していたと考えられる。

 ところが韓国の美術史で扱う対象もまず仏画・青磁・山水画などで、民間絵画は漏れ落ちてしまっていました。そんな民間の絵を「民画」と呼び、率先して評価した人物が柳宗悦だったんですよね。

 元々「民画」は大津絵のような民衆的絵画を指すのに柳が作った言葉でしたが、韓国で失われようとしていた表現を、柳が初めて美の俎上に載せたことは、やはり特筆すべきと思います。
 そしてその背景には、正統的な表現と民間的な表現の垣根が低い日本ならではの、ゆるかわ的感性があったと言っていいでしょう。
(中略)
≪虎図≫

 さて、東洋パビリオンのフィナーレは、バリバリの民画≪虎図≫に飾ってもらおうと思います。これは柳とともに民芸運動を推し進めた工芸作家の芹沢桂介が買った作品。朝鮮絵画の虎も、江戸時代の画家たちにずいぶん影響を与えていますが、さすがにここまではじけた表現はしていない。でも、ゆるかわですか、これ? ちょっと自分の感覚に自信が持てませんけど(笑)、「民画の世界へ、ようこそ!」って感じで、いかがでしょう。


『ゆるかわアート万博(芸術新潮2019年8月号)』1

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