『にっぽん妖怪地図』

<『にっぽん妖怪地図』>
図書館で『にっぽん妖怪地図』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくってみると、絵巻物や錦絵がカラー画像で載っていて迫力満点である。
中でも百鬼夜行絵巻(真珠庵蔵)と河鍋暁斎の錦絵がすごいので、見てゆきたい。



【にっぽん妖怪地図】


阿部正路×千葉幹夫編、角川書店、1996年刊

<「MARC」データベース>より
日本全国、いたるところで妖怪たちは声を発している。鎌倉時代から明治初年までの絵巻物・錦絵・版本・絵本に現れた妖怪たちを網羅。日本各地の妖怪たち大集合の、妖怪画集決定版。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると、絵巻物や錦絵がカラー画像で載っていて迫力満点である。
中でも百鬼夜行絵巻(真珠庵蔵)と河鍋暁斎の錦絵がすごいので、見てゆきたい。

amazonにっぽん妖怪地図



「第2章 妖怪たちの行進」で「百鬼夜行絵巻」を、見てみましょう。
p14~21
<百鬼夜行絵巻(真珠庵蔵)> 
 百鬼夜行とは、妖怪どもが夜、列をなして往来を横行することをいう。「今昔物語集」には「火をともしたる者ども過ぐ。何者ぞと、戸を細めに開きて見れば、早う人にはあらで鬼どもなりけり。さまざまの怖ろしげなる形あり」とある。

 饗宴を終えた妖怪たちは夜更けの町へと繰り出すことになる。それは自分たちの存在を世に知らしめることでもあろう。ここでは、画家たちの幻視した多様な行進をご覧いただく。

【百鬼夜行絵巻】
 真珠庵本と称せられる。いかにも騒々しい妖怪たちのようすが生き生きと描かれており、後世の妖怪画に多大な影響を及ぼしている。室町時代の百鬼夜行図の代表的な絵巻。描かれているのは鬼と付喪神が多い。寺伝では作者は土佐光信とされるが確証はない。

【暁斎百鬼画談】
 「暁斎百鬼画談」は河鍋暁斎没後に刊行された。真珠庵本系列に、動的表現とユーモアを自在な筆でつけ加えている。暁斎らしさは、たとえば「源頼光公館土蜘蛛妖怪図」をイントに、得意の骸骨集団を描くなど、随所に見られる。

ウン 付喪神を描くオリジナリティがいいではないか・・・怖いというより、なんだか可愛いくて、クールである。元祖クールジャパンというべきか♪

ネットから百鬼夜行絵巻の画像を探してみました。












以前に読んだ河鍋暁斎関連の雑誌を紹介します。

【河鍋暁斎の写実力(美術の窓2008年4月号)】


雑誌、生活の友社、2008年刊

<ブログ「ひえもん」>より
【巻頭特集】「なんでも描けてなにが悪い!! 河鍋暁斎の写実力」
●巻頭グラビア
「美は永遠か/徹底した観察眼/大和美人も西洋美人もおてのもの
  生き物は先生/弱肉強食の微妙な関係/死出の旅路も怖くない
  地獄にもある悲喜こもごも/歌舞伎役者も妖怪に」他
●福富太郎氏vs.山下裕二氏 スペシャル対談
  「暁斎から幕末明治の再評価へ」

<読む前の大使寸評>
図書館の放出本にしては汚れもなく、内容も優れもので、かなりラッキーであった♪

torinakukoesu河鍋暁斎の写実力(美術の窓2008年4月号)



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