地図で読むR1

<地図で読むR1>
『地図で読む世界情勢』という本を読んだのだが・・・
「百聞は一見にしかず」というか、地図の魅力を再認識した次第です。
昨今では、グーグル・アースを覗くと、タダで世界旅行に行った気分にもなるようですね♪
ということで、地図にちなんだ本を集めてみます。


・地図の物語(2016年刊)
・今がわかる時代がわかる世界地図(2007年刊)
・地図で訪ねる歴史の舞台(日本)(1999年刊)
・地図で読む世界情勢(2007年刊)
・セルデンの中国地図(2015年刊)
・図解世界史(2006年刊)
・三蔵法師が行くシルクロード(2013年刊)
・PLAN-GUIDE DE PARIS(1971年刊)
カッシーニ図

R1:『地図の物語』、『今がわかる時代がわかる世界地図』、『地図で訪ねる歴史の舞台(日本)』、『PLAN-GUIDE DE PARIS』を追記


<『地図の物語』>
図書館で『地図の物語』という本を手にしたのです。
全ページがカラー画像というビジュアル本であり・・・太子のお好みでおます♪


【地図の物語】


アン・ルーニー著、日経ナショナルジオグラフィック社、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
新しい地図が、新しい世界を生んできた。ビーズや貝殻で王の旅路を示した地図、ココヤシの葉柄を組んだマーシャル諸島の水路図、地図に早変わりする戦闘機パイロットのスカーフ…世界の捉え方は時代や地域で千差万別。驚くほど多様な世界観をたどる。

<読む前の大使寸評>
全ページがカラー画像というビジュアル本であり・・・太子のお好みでおます♪

rakuten地図の物語


『地図の物語』4:地図作り
『地図の物語』3:御固泰平鑑
『地図の物語』2:北欧諸国の地図
『地図の物語』1:プレトマイオス図



<今がわかる時代がわかる世界地図>

【今がわかる時代がわかる世界地図】
地図
ムック本、成美堂出版、2007年刊

<内容紹介>より
大好評、情報地図の世界最新版。巻頭では、最新の世界情勢をわかりやすい切り口でビジュアル収録。「憲法改正」「個人の富の水準」「裁判制度」「自動車生産台数」など、今最も関心の高い新テーマを収録。政治、社会、経済、環境、スポーツなど各ジャンルの最新データをビジュアル化したテーマ図満載。
検索性抜群の世界地図約100ページ付き。

<大使寸評>
私が買ったのは2008年版だけど毎年、新版が出ているようで・・・
出版社にとっては、なかなかいい商売のようです。

Amazon今がわかる時代がわかる世界地図




<地図で訪ねる歴史の舞台(日本)>
個人的には、「南西諸島」,「瀬戸内海の源平合戦」,「大坂の陣」,「戊辰戦争」あたりが興味深いのです。

【地図で訪ねる歴史の舞台(日本)】
地図
帝国書院編集部 、帝国書院、1999年刊

<「BOOK」データベース>より
日本の歴史を動かした人物を特集ページで紹介。源義経、武田信玄、上杉謙信、伊能忠敬、ザビエル、西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、足利尊氏、豊臣秀吉、聖徳太子、近藤勇、土方歳三、織田信長、徳川家康、大石内蔵助、松尾芭蕉、伊達政宗、全18人。「関ヶ原の戦い」、「川中島4度目の戦い」、「吉野山」、「織田信長の天下統一」など、迫力のある鳥瞰図を多数掲載。

<大使寸評>
この本は父の蔵書を受け継ぐものだが・・・・
いつまで経っても陳腐化しようのない本なのが、ええでぇ♪
この本では現代の日本地図もけっこう充実しているので、実用的でおます。

この本はamazon古書に該当するが、最新版が地図で訪ねる歴史の舞台でみられます。

Amazon地図で訪ねる歴史の舞台(日本)




<地図で読む世界情勢>
図書館で『地図で読む世界情勢』という本を手にしたが・・・・
多数のカラー地図を並べて述べる、著者の時空を網羅した地政学的センスが・・・ええでぇ♪


【地図で読む世界情勢】
地図

ジャン・クリストフ・ヴィクトル著、草思社、2007年刊

<「BOOK」データベース>より
イランはなぜ核に固執するのか?アメリカ中東戦略の知られざる要衝とは?世界の成り立ち、各国の国家戦略、ニュースの背後に秘められた真の事情。すべては地図によって驚くほどくっきり見えてくる。世界を見る目が変わる地図。
【目次】
第1章 アメリカ大陸、世界覇権への道(アメリカ合衆国の外交政策/ディエゴ・ガルシア島ー航空母艦の島 ほか)/第2章 欧州とロシア、深遠なる戦略とアキレス腱(欧州連合ー拡大か、排除か/カリーニングラードー欧州にあるロシアの「島」 ほか)/第3章 中東はいかにして世界の火種となったか(影響下にある中東/石油ー依存関係と地政学 ほか)/第4章 アフリカは飛び立てるか(自立するアフリカー「アフリカ開発のための新パートナーシップ」計画/ブルキナファソー何が貧困を招いたか ほか)/第5章 アジアをいかにして読み解くか(パキスタンー無理な外交姿勢/インドー大国になる将来性 ほか)

<大使寸評>
多数のカラー地図を並べて述べる、著者の時空を網羅した地政学的センスが・・・ええでぇ♪

rakuten地図で読む世界情勢


大使が関心を持っているサウジアラビア、クルド人、中国人あたりを見てみましょう。

2007年発刊のこの本には、シリア紛争やISにはふれていないが、クルド人問題は現在も紛争の発火点であることに変わりないようです。
クルド

p112~113
<クルド人>
■国のない民族
 クルド人は中東に住む民族で、これまでこの民族と領土と国家が一致したことは一度もない。今もなお中東の複数の国に分断されて住むクルドの民族は、イラクへ多国籍軍が介入して以降、どう変化していくのだろう?

 クルド人とは、アラブ人でもトルコ人でもなく、紀元前9世紀頃にザグロス山脈付近で生活していたメデ人の子孫であり、イスラム教徒で、大半がスンニ派である。人口は情報源によってばらつきがあるが、2500万人から3300万人。国家を持たないもう一つの民族パレスチナ人は、各地に離散している者も含めて約800万人である。

■六つの国に離散する民族
 これまでアラブ人に始まって、モンゴル人、ペルシャ人、そして16世紀からはオスマン帝国と、次々に支配されてきたクルド人は、第1次世界大戦が終わると早々にも独立国家が約束されると思っていた。ところが、大戦中にトルコ人リーダー、ムスタファ・ケマルがほしょうしてくれたにもかかわらず、さらには1920年の講和条約、セーブル条約にも記載されていたにもかかわらず、クルディスタンの独立は、自治区の形ですら日の目を見ることはなかった。

 結局、北にはトルコの単一国家が形成され、南はイギリスとフランスの利害がからんで、この見通しは反古にされてしっまった。というのも、モスルとキルクーク地区は石油が豊富なことから、イギリスが委任統治しいていたイラクに統合されてしまい、クルディスタン独立国になるはずの地が二つに分断されたからである。こうしてクルド人は現在、六つの国に離散して生活している。

■クルド人の約半分がトルコに
 現在、トルコには1400万人のクルド人が生活している。ということは、トルコの住民の5人に1人がクルド人である。またトルコの面積の30パーセントがクルドである。

 そのトルコは長いあいだ、クルド人を否定する政策をとってきた。少数民族としての身分も、自分たちの言葉を使う権利も認められていなかった。そして、1970年代の終わりからクルド労働党(PKK)のゲリラ活動が活発になると、トルコ政府は軍による弾圧や不法逮捕、強制的な移住措置で応酬してきた。こうして1990年以降、300万人のクルド人が生まれ故郷を去っている。そんななか、アンカラの議会が改革に着手したのはやっと2002年になってから、それも欧州連合の圧力があったからだ。それを機に、1987年からこの地に発令されていた戒厳令は解除され、クルド語の使用や(とりわけテレビで)、学校でのクルド語の学習も認められることになった。

 ところで、2003年にアメリカがイラクに介入して以来、トルコが恐れているのは、イラクのクルディスタン自治区がトルコのクルド人に影響を与えはしまいか、あるいは、そこがゲリラ活動の後方基地になりはしまいかということである。この懸念は、他民族国家で、700万人のクルド人が住む隣国のイランも共有している。


世界にインパクトを与える中国人(漢民族)は、世界の困り者に成り果てるのか?
少数民族

p144~145
<中国の状態2>
 この20年間で、中国ほど急速に、しかもここまで変化した国はない。これらの変化は広大な領土の構成に悪影響を及ぼし、中国人の生活をすっかり変えてしまった。
 1980年からの大がかりな改革は、これまで恒久不変とされていた分野に、どの程度行きわたっているのだろうか?
 (中略)
 これが現在の中国だが、全体では昔より統一性に欠け、あちこちに亀裂が生じている。それは中国人と西方民族(ウイグル族、チベット族)、農民と都会の企業家、農民と都会人である。

 中国は是が非でも近代国家になりたかったのだ。そこで物質的な近代化を進めるために二つの手段をとった。一つは農民を減らして都会に人を増やすこと。もう一つは世界的な資本にもっと開放すること。すなわちより依存することである。こうして国はますます外に向かい、グローバル化のパートナーの一国になる。結局、中国は現在「外に」、世界にいるのだが、「国内」はますます不平等になっている。

■中国の民族
 中国には多種多様な民族がいるが、地図を見ると、東部と東シナ海を起点に、漢民族が主要な領土を占領しているのがわかる。漢民族はみずから「中国人」と名乗り、国の人口の大部分、ほぼ92パーセントを形成している。

 一方北を見ると、モンゴル族や満族がいる。そして北東には朝鮮民族系中国人がいて、西の中央アジアのほうには、トルコ系のウイグル族、カザフ族、キルギス族、南にはクメール族とタイ族系の民族。南西にはチベット・ビルマ民族系の民族がいる。





<『セルデンの中国地図』2>
図書館に予約していた『セルデンの中国地図』という本をゲットしたのです。
この本には、海南島沖の米中軍用機衝突事件の顛末が載っているわけで、歴史的にも、社会学的にも読める多角的な視点が・・・・ええでぇ♪

つい先日、『疾走中国』という本を読んだところだが、昨今の大使は「東アジア」がミニブームでんがな♪


【セルデンの中国地図】
地図

ティモシー・ブルック著、太田出版、2015年刊

<「BOOK」データベース>より
400年のときを経て1枚の地図が歴史を変えた。英国で発見された中国の古地図には、鎖国下の日本を含む東アジアによる大航海時代の記録が残されていた!世界に衝撃を与えた地図の謎に迫る歴史ノンフィクション。
【目次】
第1章 この地図の何が問題なのか?/第2章 閉鎖海論/第3章 オックスフォードで中国語を読む/第4章 ジョン・セーリスとチャイナ・キャプテン/第5章 羅針図/第6章 中国からの航海/第7章 天円地方/第8章 セルデン地図の秘密

<読む前の大使寸評>
この本には、海南島沖の米中軍用機衝突事件の顛末が載っているわけで、歴史的にも、社会学的にも読める多角的な視点が・・・・ええでぇ♪

<図書館予約:(2/04予約、2/09受取)>

rakutenセルデンの中国地図


 セルデン地図の謎はまだ解明されたわけではないが・・・この本が何を語ろうとしているのか、その方向が何となく分かりますね。
それにしても、セルデンの経歴に、二度の投獄とか、海洋法、アジア言語研究とか出てくるところが奥深いですね。

ボドリアン図書館のサイトでは、ズームイン機能付きのセルデンの中国地図が見られます。
The map came to the Library in 1659 from the estate of the London lawyer John Selden (who had died in 1654), along with a Chinese geomantic compass, a large collection of Oriental manuscripts, Greek marbles, and the famous Aztec history known as the Codex Mendoza.

『セルデンの中国地図』1:海南島空中衝突事件
『セルデンの中国地図』2:セルデン地図の謎解き
『セルデンの中国地図』3:セルデン地図の謎解き(続き)



<図解世界史>
30日の安部さんの米議会演説に対して、中華の報道はわりと淡々と論評しているが・・・
かなり堪えているもようです。(中国の軍拡が静まるならいいけど)

図書館で『図解世界史』という本を手にしたが・・・・
尖閣諸島沖事件が起きて以来、中国は覇権体質を緩めるどころか、加速しているが・・・
中国の覇権体質は必然なのか?という今日的難題について、地政学的に見てみたいと思ったわけです。


【図解世界史】
世界史

ムック、成美堂出版、2006年刊

<カスタマーレビュー>より
世界史の授業は時系列の流れに偏りがち。
地理的な関連が歴史上のできごとに影響している事例は多い。
人類の誕生からポスト冷戦の時代まで、時間の流れと空間の広がりを美しいビジュアルとコンパクトな解説文で紹介。

<大使寸評>
尖閣諸島沖事件が起きて以来、中国は覇権体質を緩めるどころか、加速しているが・・・
中国の覇権体質は必然なのか?という今日的難題について、地政学的に見てみたいと思ったわけです。
rakuten図解世界史


この本で、東アジアの地政学を学びたいのです。
先ず、中華創生のあたりを見てみましょう。
p40~41
<中国史上初の統一王朝秦の誕生と始皇帝の威光>
 「戦国の七雄」といわれた強国のうち、西方に位置した秦は、商オウらの改革(変法)などにより、富国強兵に成功していた。そして政王の代に他の6国を滅ぼし、前221年、史上初めて中国を統一した。

 統一を遂げた政王は都をカン陽に定め、自ら皇帝(始皇帝)を称するようになった。国内統治は、郡・県を基本行政単位とし、長官として中央から官僚を派遣する郡県制を適用し、直接統治による強力な中央集権体制の確立を推進した。

 また、宰相李斯を用いて焚書坑儒などの思想統制を行ったほか、行政や徴税の円滑化のために文字、度量衡、貨幣、車軌(車軸の長さ)を統一した。さらに、異民族である匈奴の侵入を防ぐため、戦国時代の諸国が建設した長城を強化・延長し、万里の長城を築いた。

 始皇帝は自らの威光を全国に知らしめるため、5回にわたる巡幸を行ったほか、カン陽には壮麗な宮殿を建設した。また、後年始皇帝の陵墓付近で発見された兵馬俑坑からは、数千体もの兵士や軍馬の俑(副葬品)が発見され、改めて当時の始皇帝の威勢が示されることとなった。

 しかし前210年に始皇帝が没すると、過酷な支配に対する民衆の反感が高まりを見せ、陳勝・呉広の乱を機に反乱が全国に広がり、前206年に秦は滅亡した。

<劉邦が秦末の動乱を制し、漢が長期政権を樹立する>
 秦末の動乱のなか、貴族出身の項羽が一度は天下を手にするが、農民出身の劉邦(高祖)がガイ下の戦いで項羽を破り、前202年に漢王朝(前漢)を建てた。

 前漢は第7代武帝の時代に最盛期を迎える。武帝は匈奴を挟み撃ちするため大月氏や烏孫に使者を派遣するなど、西域を重視したほか、南越や衛氏朝鮮を滅ぼして領土を拡大した。また、これらの大遠征によって財政が圧迫されると、塩、鉄、酒の専売、均輸法や平準法の制定などにより財政難を克服しようとした。

 しかし、武帝の死後は、大土地所有者が豪族となって勢力を伸ばす一方、朝廷では外戚と宦官の政争が続くなど、漢の政治経済は揺らぎはじめ、後8年、外戚の王モウが帝位を奪って新を立て、漢王朝はいったん滅亡する。


中国史上最大の版図は、清の満漢併用制の体制によってもたらされたようです。
p68
<北方民族の帝国・清による中国支配>
 現在の中国東北部一帯にいたツングース系の女真(満州)族が急速に台頭し、1616年にヌルハチが後金を建てた。後金は明を破って東北部を制圧、第2代ホンタイジになると、内モンゴルを併合して清を名のった。

 清は、八旗という独特の兵制による強力な軍を保有しており、第3代順治帝のときに、李自成を倒して中国の支配者となった。

 清は北方民族の王朝ながら、科挙を行い、中央行政機関に満州族と漢民族を同数配置する満漢併用制をとるほか、中国文化を尊重した。しかし一方で、辮髪の強制、清の支配を否定する思想の弾圧など、威圧政策も行い、少数民族による支配体制を固めた。そして、康熙帝、雍正帝、乾隆帝の3代約130年の間に清は最盛期を迎え、モンゴル、チベット、台湾などを加えた版図は、中国史上最大となった。




<三蔵法師が行くシルクロード>
図書館で『三蔵法師が行くシルクロード』という本を手にしたが・・・・
国名をドングリスタンとした大使は、この本が説くような西域に憧れるわけでおます。

ちょっと、ジャンルは異なるが諸星大二郎が描いた西遊記の世界もええなぁ。

玄奘


【三蔵法師が行くシルクロード】
三蔵

菅谷文則著、新日本出版社、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
「西遊記」の舞台をめぐるユニークな歴史発掘紀行。
【目次】
序 日本とシルクロード/1 玄奘三蔵(三蔵法師)とシルクロード/2 シルクロード探訪(東ローマの金貨/アフガニスタン/中央アジア/キルギス/シリア、イラク、イラン、ロシア/中原と匈奴/インド/ソグド移民/海の道)/3 シルクロード研究の今後
<読む前の大使寸評>
国名をドングリスタンとした大使は、この本が説くような西域に憧れるわけでおます。

ちょっと、ジャンルは異なるが諸星大二郎が描いた西遊記の世界もええなぁ。

rakuten三蔵法師が行くシルクロード





【PLAN-GUIDE DE PARIS】
地図

地図、Cartes Taride、1971年刊

<内容紹介>より
データなし 

<大使寸評>
追って記入

googlePLAN-GUIDE DE PARIS




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