『東宝特殊美術部の仕事』1

<『東宝特殊美術部の仕事』1>
図書館で『東宝特殊美術部の仕事』という大型本を、手にしたのです。
表紙には、ゴジラの画像、ゼロ戦の画像が出ていて、中を覗くと・・・
模型少年(?)が成人し、かなり楽しそうに働く様が記録されております♪


【東宝特殊美術部の仕事】


ににたかし著、新紀元社、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
かつて東宝映像美術にあり、東宝特撮映画を支えた特殊美術部。「特美」と通称されたその部署へ、1972年に入った著者が撮影した作業記録写真を一挙公開。筆者だけでなく、先輩同僚の仕事を著者撮影の写真をもとに描き出す東宝メカ写真資料集です。映画雑誌などではあまり取り上げられることのない戦争映画やパニック映画など、SFもの以外の写真、テレビやCF用に製作された「作り物」は必見です!!

<読む前の大使寸評>
表紙には、ゴジラの画像、ゼロ戦の画像が出ていて、中を覗くと・・・
模型少年(?)が成人し、かなり楽しそうに働く様が記録されております♪

なお、特殊美術部は1998(平成10)年7月に廃部になったとのことです。

rakuten東宝特殊美術部の仕事



著者による「はじめに」を、見てみましょう。
p7
<はじめに:ににたかし>
 2016年に大日本絵画さんから刊行していただいた『東宝特殊美術部外伝』を読んでくださった皆さんからの反響がことのほか大きい事に著者は驚かされました。そして、殊美術部の仕事を世の中に紹介する事が出来、喜びもひとしおです。

 そこで誌面の都合で掲載できなかった多数の写真を、<特撮写真帖>として纏めてみようと思いたちました。特美の仕事は、『外伝』をご覧くださればわかりいただける様に、映像・展示・イベントなど多岐に渡っていましたが、本書では特撮映画と特撮的CFや映像関連のみをピックアップし、いわばカメラを通して写される為のアイテムを纏めることにしました。

 合わせて<にに特撮ノート>に記録されていた作品ごとの製作品リストも載せることで、「ああ、特美って、こんなものを作っていたのか」と、その仕事量がおわかりいただけるかと思います。もっともこんなリストはマニアさんにしか受けないかもしれませんね。

 筆者こと模型少年は、絵描きを目指して精進しいていたのですが、ヒョンな事からアルバイトとして東宝撮影所に通うことになりました。そこは素晴らしい所でした。だって子供の頃から好きだった模型に携われてお金が貰えるのですからね。そうやって流れるままに映画の仕事に就いて、いつしか模型少年はマネージャーへと転身し、模型老年になってしまったのです。

 さて、筆者は子供の頃から記録をつける事も趣味のひとつでしたが、そのせいでバイク仲間からは「データー魔」と言われていました。特美でバイトを始めて1年ぐらい経った頃、当然のようにムクムクとその趣味が頭をもたげてきたのです。
「そうだ! 特美の作り物を出来るだけ記録しよう」と。

 特撮用の作り物班として初めて関わった映画が『マルコ』という日米合作のミュージカル映画です。監督は小谷承靖さんですが、当時の筆者にとっては雲の上の人。
 ところが退職後、東宝撮影所のOB会「砧同友会」の幹事となって知己を得たのです。小谷監督は恩地監督と共に同友会をリードしていました。筆者の関わった最初の作品の縁で、現在でも仲良くさせて戴いています。

 さあ、前置きはこのぐらいにして写真帖を開いていきましょう。

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