『うだつ』2

<『うだつ』2>
図書館で『うだつ』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくってみると、古今東西のウダツの画像がたくさん載っていて、ビジュアル本のようなところが・・・ええでぇ♪



【うだつ】


中西徹著、二瓶社、1990年刊

<「BOOK」データベース>より
データなし。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると、古今東西のウダツの画像がたくさん載っていて、ビジュアル本のようなところが・・・ええでぇ♪

amazonうだつ



各地の都市図屏風を、見てみましょう。
p129~130
<1 広島城下絵屏風>


 広島は大田川河口のデルタ地帯に造られた町です。そのため町の中を東から猿候川、京橋川、天安川、本川、天満川の五つの川が流れています。橋は外敵から街を守るため各々の川に1本ずつ架けられただけです。その上を通る一条の道が山陽道で、町はその道に沿ってできておりました。図は宝暦9年から文化8年までの近世後期における広島の町を描いております。

 町屋には草葺きが多く見られますが、石置き、板葺きが主流で、瓦葺きもちらほら見られます。二階造りは稀で、ほとんどが厨子造りです。また妻入りの町屋が見られますのは、今日でもそうであるように山陽道の町屋の特色です。

<2 長崎図>


 長崎図には「神戸市立美術館所蔵本」と「長崎市立美術館所蔵本」がありますが、6曲1双と揃っているということで後者をとりあげます。
 この屏風は寛文13年(1673)、長崎港に入港した英国船レターン号を描いているということから「寛文長崎図」と呼ばれている屏風ですが、もう少し後の延宝6~8年頃(1678~1680)の景観だと言われています。右隻には長崎湾が描かれ、外国船が数隻停泊しています。また左隻には出島と長崎市街が描かれていて、出島には瓦葺き、白亜の洋館がたち並んでいます。

 市街は諏訪神社の大祭「おくんち」で賑わい、町屋には背の高い二階屋が目立ち、瓦葺き、白壁の土蔵の散在しています。屋根は大方が板葺き、柿葺きですが、石置屋根も目につきます。二階屋のなかには、二階正面に半月形の窓をつけたハイカラな造りも見られ、また妻入民家も見られるのは九州地方の特色です。ウダツは大半の家に備えられ、いずれもが京都風で板葺きの小屋根を持っています。


『うだつ』1:各地のウダツ

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