睡眠(ナショナルジオグラフィック2018年8月号)

<睡眠(ナショナルジオグラフィック2018年8月号)>
図書館で『睡眠(ナショナルジオグラフィック2018年8月号)』という雑誌を、手にしたのです。
ナショジオの鳥シリーズをフォローしているので、その一貫として借りたのです。



【睡眠(ナショナルジオグラフィック2018年8月号)】


雑誌、日経ナショナルジオグラフィック社、2018年刊

<商品の説明>より
特集
●乱される現代人の睡眠
●毒殺される野生動物
●インコとオウム 人気者の苦境

<読む前の大使寸評>
ナショジオの鳥シリーズをフォローしているので、その一貫として借りたのです。

amazon睡眠(ナショナルジオグラフィック2018年8月号)



インコとオウムを、見てみましょう。
p13~15
<インコとオウム 人気者の苦境:クリスティン・デラモア>
 南アフリカ第2の都市ダーバンにあるウムゲニ・リバー鳥類園では、時折り、オペラ歌手が発声練習をしているような声が響く。“”はアオボウシインコのモリー。かつての飼い主から音階を教わったという。ここにいるインコやオウムの多くが、飼育を断念した飼い主から引き取られてきた。オウム目に分類されるこうした鳥たちのなかには、3歳児と同じくらいの知識があったり、80歳まで生きたりするものもいる。

「鳥の世界の人間」と呼ばれることもあるオウム目は、社会性が高く、飼い主と強い絆を結ぶ。最も人気の高いペットだと言われる理由がそこにありそうだ。しかし、その人気がオウム目の鳥たちを脅かしている面もある。世界各地で人工繁殖が行なわれているものの、現在でも野生から違法に捕獲されることが多いのだ。

「米国の場合、売られているインコやオウムの99%は飼育下で繁殖されたものと考えられます」と、米テキサスA&M大学の動物学者ドナルド・ブライトスミスは話す。「一方、ペルーやコスタリカ、メキシコなら99%が野生で捕獲された可能性があるでしょう」

 森林伐採などによる生息地の喪失と並んで、高い需要がインコやオウムを窮地に追い込んでいる要因だ。オウム目は約350種いるが、そのうち4種を除いて、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」、いわゆるワシントン条約で保護対象となっている。

 オウム目のなかで群を抜いて人気の高いのは、おしゃべり上手なヨウムだ。ワシントン条約事務局によると、過去40年間を通して、少なくとも130万羽が合法的に18ヶ国から輸出されたという。さらに数十万羽が輸送中に命を落とすか、アフリカで密漁されてきた可能性が高い。

 南アフリカは世界最大のヨウム輸出国で、取引の中心地になっている。以前は注文のほとんどが欧米諸国いからだったが、鳥インフルエンザへの懸念や鳥の取引を規制する法整備によって、欧米の市場は縮小した。現在、その穴を埋めているのが中東諸国だ。2016年に南アフリカから同地域に輸出されたヨウムの数は数千羽に上る。
(中略)

 最近、インコやオウムにとって明るい動きが出てきている。これまでワシントン条約による取引規制に応じなかったサウジアラビアとアラブ首長国連邦が、今後は野生で捕獲されたヨウムの輸入をしないと明言したのだ。保全活動でも良い結果がいくつかある。

 たとえば、プエルトリコ固有のアカビタイボウシインコは、営巣できる古い木がなくなったために1970年代には生息数が13羽まで減った。その後、生物学者たちが飼育下での繁殖プログラムを立ち上げ、営巣場所になるようにと塩化ビニール製のパイプを設置し始めた。その結果、野生の個体と飼育下の個体を合わせると、現在では数百羽にまで回復してきている。


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