大女優を偲んで・・・2本立て館

<大女優を偲んで・・・2本立て館>
お天気、良~し・・・
ちょっと寒いけど、くだんの2本立て館に繰り出したのです。

今回の出し物は「東京タワー・オカンとボクと時々オトン」と「わが母の記」であり、館主の設けたテーマは「日本が誇る大女優を偲んで」となっています。

毎度のことながら、2作品を選ぶ館主のセンスには感心しているのですが、今回のテーマとしては、申し分ないんじゃないでしょうか♪

なお、大使がテーマを設けるなら「作家の母たち」となるわけです。死を覚悟した役者・樹木希林が二人の作家の母を演じています。



【東京タワー・オカンとボクと時々オトン】


松岡錠司監督、2007年制作、H30.11.24観賞

<Movie Walker映画のストーリー>より
飲んだくれの自由人である“オトン”(小林薫)の家を出て、“オカン”(樹木希林)と幼い“ボク”は筑豊の実家で暮し始める。炭坑町でオカンとその姉妹たちと暮す日々が続くが、高校進学を間近にひかえたボクはオカンのもとを離れて大分の美術高校に行くことを決めた。オカンが小料理屋で働きつつ送ってくれる仕送りでボクは、自堕落な高校生活を送る。やがて憧れていた東京に出て美大生になるに至っても、ボク(オダギリジョー)は自堕落な生活を送り続けていた。

<大使寸評>
息子の美大卒業証書を額に入れて病院の病床まで持ち込むオカンにとって、息子さえ健在であれば、オトンとの辛い別居も耐えられるのであった。

リリー・フランキーの自伝的小説をもとに作った映画だけに・・・
ニッポンの高度成長期の庶民の悲哀と希望がよく描かれています。
時代考証は映画「三丁目の夕陽」より優っているのではないかと、思ったりします。

この映画は2時間20分と長いので、フィルム入れ替えのための10分の休憩タイムがありました。
おお、この映画館はフィルム映画とデジタル映画の両方が提供できるのか♪

movie.walker東京タワー・オカンとボクと時々オトン



この映画館では毎回、幕間にお昼の弁当を食べるのだが・・・・
今回はダイエーで買ったコロッケとサンドイッチでした♪


【わが母の記】


原田眞人監督、2011年制作、H30.11.24観賞

<Movie Walker作品情報>より
作家・井上靖が自身と家族との実話をベースにつづった自伝的小説を役所広司主演で映画化した家族ドラマ。幼少期の出来事により母親との間に大きな溝を抱える中年作家と、年老いて記憶もあいまいな母親との関係を中心に、家族の深い絆が描かれる。母親役の樹木希林、主人公の娘役の宮崎あおいなど、実力派の共演が物語を盛りたてる。

<大使寸評>
不穏な時代を生きる知恵として父親は家族を分散する策をとったわけで・・・
作家は曽祖父の妾が住む伊豆の山奥で8年間も暮らし、一方で母親は息子を妾に取られたとの思いがつのるのであった。

母親の認知症が進むと、この家族に凄まじい確執と母の徘徊が生じてしまうのです。
でも、作家が真相を知るにおよんで、穏やかな日々が予感されるのです。

井上靖の自伝的小説をもとに作った映画だけに・・・凄絶さと深みが感じられました。

movie.walkerわが母の記


希林さんの逝去を受けて急遽組み込まれた今回は、館主が言うには、連休にも恵まれて全席が埋まるほどの盛況とのことでした。

なお、希林さんの出た『モリのいる場所』が穏やかに自己貫徹で見られます。

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