兵站の差

<兵站の差>
15日のNHKスペシャル『ノモンハン 責任なき戦い』を観たのだが、今の官僚にも続くような「陸軍参謀部の無責任体質」に怒り心頭の大使であった。
それから、ドローンの高空撮影によるノモンハン戦跡映像が、日ソ両軍の違いを歴然と現していた。・・・つまり、「兵站の差」である。

米軍の潜水艦に対する日本海軍の対応もしかりであるが・・・
「輜重輸卒が兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち、電信柱に花が咲く」と唄われたように、徹底した兵站線軽視の奢りである。



2018/08/15NHKスペシャル『ノモンハンの真実』より


 79年前、モンゴルの大草原で日本とソ連が戦ったノモンハン事件。ソ連の近代兵器を前に、日本は2万人の死傷者を出し敗北した。

 司馬遼太郎が「日本人であることが嫌になった」と作品化を断念したこの戦いで、何があったのか。新たに発掘した150時間の陸軍幹部の肉声テープには、曖昧な意思決定で紛争が拡大し、責任を現場へ押しつけ自決を強要していった実態が証言されていた。

AIでカラー化した、鮮明な戦場の映像で伝える。


米軍やソ連軍の兵站に対する感覚が普通であって、皇軍の感覚だけが世界標準から外れていたのはなぜか?といまだに思うのである。

艦隊決戦を避けて、敵の兵站線を叩くのが作戦の常道と思われるが、皇軍はその逆を選ぶのである。
それから・・・
苦境に陥ると楠木正成なんかを引き合いに出して、とたんに美文調、非合理に変わるのもいただけない。近代戦のルールから外れてしまうのである。

それにしても・・・
ソ連やアメリカの公文書部門が、陸軍参謀部責任者の肉声テープを保管していて研究対象としているのには、「負けた」と思ったりする。

『日中戦争とノモンハン事件』2をあらためて読んでみます。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック