『キャット・ギャラリー 猫の贈りもの』3

<『キャット・ギャラリー 猫の贈りもの』3>
図書館で『キャット・ギャラリー 猫の贈りもの』というアート絵本なるものを、手にしたのです。
おお 古今東西の猫画像がいいではないか。
巻末には切り取り可能なポストカード集がついている、粋な絵本やでぇ♪


【キャット・ギャラリー 猫の贈りもの】


深大寺かおる著、小学館、2003年刊

<「BOOK」データベース>より
人の心の中には、猫のための場所がある。名画の中から飛び出した猫、ネコ、ねこ。猫いっぱいのアート絵本。

<読む前の大使寸評>
おお 古今東西の猫画像がいいではないか。
巻末には切り取り可能なポストカード集がついている、粋な絵本やでぇ♪

rakutenキャット・ギャラリー 猫の贈りもの



古代エジプトの猫を、見てみましょう。

炉辺に眠る女神さま 
 ペルシャのエジプト侵攻があったころ、猫は女神バステトとして絶大な人気を誇っていた。古代エジプトといえど、すべての動物が神さまだったわけではないし、聖獣だってその種類の個体すべてが崇められていたわけではない。しかも一般人は聖獣のいる神殿内に入ることができなかった。

 でも、猫は例外だ。神殿猫だけではない。どんな家猫だって神とされたのである。だから猫を殺した者は死刑だった。事故で猫を死なせたときでさえ裁判にかけられた。猫は、どの家にもいてくれる愛らしい神さまだったのだ。

 優美な姿で私たちの足もとに寄り添ってくれる神さま。猫の女神さまバステトは、どんなに貧しい家の炉辺にもいて、膝の上でまどろんでくれる。ナイルの恵みを荒らす鼠から私たちを守り、毒蛇から私たちを守ってくれる。そしてその光る目で、夜の闇と魔物から私たちを守くれる。・・・エジプト人は、そんな猫を、どんなにか愛したろう。

 リビアヤマネコがエジプト人の手で飼い馴らされてから、何千年もの月日が経った。でも、猫はちっとも変わっていないのかもしれない。猫を子どものように可愛がる現代人だって、守られているのはじつは自分のほうだと、ふと思わないだろうか。太陽神ラーの娘であった猫は、夜の闇のなかでラーを守り、つらい夜の旅をゆくラーに付き添った。そして今もなお、猫は私たちの魂の困難な旅路をそっと守ってくれているのではなかろうか。


『キャット・ギャラリー 猫の贈りもの』2:ピカソの描いた猫、藤田嗣治の描いた猫
『キャット・ギャラリー 猫の贈りもの』1:キャバレー“シャ・ノワール”の巡回公演ポスター 

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