『辛酸なめ子の現代社会学』1

<『辛酸なめ子の現代社会学』1>
図書館で『辛酸なめ子の現代社会学』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくると…
各社会的現象について説明が1頁、マンガが4頁という構成になっていて、なかなか読ませるわけでおま♪


【辛酸なめ子の現代社会学】
社会学

辛酸なめ子著、幻冬舎、2011年刊

<「BOOK」データベース>より
モテブーム、純愛ブーム、スローライフ、ハンカチ王子、KY、モンスターペアレント、萌えブームなど、世の中を盛り上げた社会現象。それらをテーマとして、実地に歩き、体験し、話を聞いて、写真を撮り、文章にまとめ、エッセンスとして漫画に昇華した一冊。
<読む前の大使寸評>
各社会的現象について説明が1頁、マンガが4頁という構成になっていて、なかなか読ませるわけでおま♪

rakuten辛酸なめ子の現代社会学


まず未婚女性の実態を、見てみましょう。
p69~73
<結婚しない人生> 
 30代の未婚率が増えています。2005年の調査で30~34歳の未婚率は男性47.1%、女性32.0%なので、今はもっと増えていることでしょう。結婚しない理由は、男性の場合経済的に自信がなく、女性は生活スタイルが変わることに抵抗を感じる人が多いからみたいです。

 しかし仕事に没頭して気づいたら30代になっていた女性は、不況で20代の結婚願望が高まる中、婚活市場では不利な立場になってしまっています。収入的にも釣り合う男性はなかなかおらず、割り切って低収入の男性と結婚するか、外国人を開拓するなどの策に出ないとならない状況です。昭和の親世代の、ふつうに結婚、出産して平凡で幸せな家庭を築く、ということが今は手の届かないアッパーな特権になってしまったようです。

 女性誌のアンケートによると、未婚生活を続けた場合、老後が不安だという意見が大多数でした。老後の淋しさなら、修道女になる、尼寺に入るなどの思い切った方策でも解消できそうです。また、平均寿命の男女差的にも、ほとんどの女性はいつか「独り身のおばあさん」になるのです。途中段階では未婚差別などを受けて厳しいかもしれませんが、晩年は同じ立場になるので大丈夫だと心を強くするしかありません。


マンガの1コマのフキダシを見てみましょう

【熟年離婚セミナーを終えて】
結婚して夫に経済的に依存してしまうと、離婚する時にダメージが大きいようです。
女性も自分の財産を持っていた方がいいことがわかりました。
例えば不動産とか…


辛酸辛酸なめ子さん

漫画家誕生という本に辛酸なめ子さんが載っているので、見てみましょう。

<辛酸なめ子>よりp40~41
「辛酸なめ子」
 なんとまあ、すごい名前である。作品を読む以前に、その響きだけでどんな人だろうか会ってみたくなるようなペンネームだ。お会いしたのは、2002年の2月、いまでこそトークショーやサイン会に出向けばお顔を拝見するのはたやすいが、当時はちょうどブレイクの兆しが見えたころだった。「先物買い」をする気分で取材を申し込んだことを記憶している。
 ペンネームの由来はもちろん「辛酸をなめる」という慣用句。高校生のとき、友達と作ったミニコミ新聞に使ったのが最初だった。
 実は本名の「池松江美」名でも、イラストや文章の仕事をしているのだが、こと漫画に限っては「デビュー作で辛酸なめ子と名乗ってしまったので、そのまま逃げられずに使っている」のだそうだ。

 育ったのは埼玉県、小学校のころは、よくノートに漫画を描いて遊んだ。中学からは私立校通い。ワープロで新聞を作ったり、家にあったマッキントッシュ・コンピューターでゲ-ムを製作してフロッピー化したり、楽しいままに創作に励んだ。
 武蔵野美術大学の短大に進学した年、そうして作っていた作品が人の目にとまり、書籍のイラストなどの仕事をするようになった。専攻したグラフィックデッザインの勉強は「線を引くのが苦手でだんだんあきらめに至った」ものの、2年のときには「パルコ」のフリーペーパー「GOMES」のマンガグランプリで入賞。漫画家としてもデビューした。気が付くと在学中に「漫画家」や「イラストレーター」の肩書きを手にしていた。「だから就職はなし。卒業後はそのまま漫画やイラストを仕事にしました」
 画風は独特。人形的なキャラクターを記号的に配置した構図。きわどいところでバランスのとれたデッサンも印象的だ。「予備校で絵の勉強をしていたときには田舎っぽいデッサンを描くと言われましやけど(笑)」。

 作風は、さらに独特だ。鋭い観察眼で、身のまわりのことや世の中のこと、人間の意識の奥にあるものを切り取って描いている。動物ネタが多いのも特徴のひとつで、動物園やペットショップにネタを拾いに行くこともある。単行本「千年王国」に収録された「トン&チッキー」は、レストランの調理場から逃亡したブタとニワトリのかけあいが絶妙な四コマ漫画。「動物の視点で世の中に言いたいことが言えた気がする」と、作者自身も気に入っている作品だ。
「最近、興味のあるものは?」という質問に対する答えは「動物の交尾」。「交尾しているときのオスの顔が物悲しくて、それがすごくいいなあと感じるんです」。
 その場に居合わせると、ちょっとバツの悪い思いをするような光景、それが漫画家の視点だと創作のネタに変わる。

 創作意欲旺盛な人だ。商業誌の連載のほかに、自分でミニコミや小物などのグッズを作ってショップやイベントで販売している。ミニコミでは青年誌のグラビアアイドルを真似たパロディを自ら演じてみせたり、「親近感を覚えている紀宮殿下(黒田清子さん)へのオマージュ」を作品にしたりしている。
 一時期はテレビ埼玉のインターネット関連番組にもレポーターとしてレギュラー出演していた。「UHFだったせいか、親をはじめ誰も気付きませんでしたね」

 最近は以前にも増して「辛酸なめ子」としての仕事が多い。「画数が孤独を呼ぶ名前のようなので、何か悪いことがあったらやめるかも」と笑うが、強烈なペンネームに興味を抱く読者はあとを絶ちそうにない。


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