『センサが一番わかる』

<『センサが一番わかる』>
図書館で『センサが一番わかる』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくると、画像を多用してセンサの仕組みを物理法則、科学法則に則って説明しています。
元エンジニアとしての興味を惹く、なかなか優れた本だと思ったのです。



【センサが一番わかる】
センサ

松本光春著、技術評論社、2012年刊

<商品説明>より
一口にセンサといっても物理的なもの、電気的もの、あるいは化学的なものと、多くの種類があります。感応物質を利用した単純なものから、複数のセンサや高度な電子回路を内蔵した複雑なものまで、理論から応用事例も千差万別です。本書はセンサ全般を理解するために、各センサの特長とその理論を説明し、どんな分野でどんな用途に利用されているか、その応用例をわかりやすく紹介します。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると、画像を多用してセンサの仕組みを物理法則、科学法則に則って説明しています。
元エンジニアとしての興味を惹く、なかなか優れた本だと思ったのです。

rakutenセンサが一番わかる


レンジ

大使にとって文明の利器と思うのは、何といっても電子レンジである。
・・・で、電子レンジの原理と装着しているセンサを、見てみましょう。
p60~61
<電子レンジ>
●電子レンジにおけるセンサ
 電子レンジとは電磁波の作用を利用して、食品などを加熱するための調理器具です。電子レンジに設置されているセンサは、温度センサ、湿度センサ、重量センサなどがあります。このうち、温度センサは、電子レンジ内の食品の温度を検知するために、湿度センサは、電子レンジ内の湿度を検知するためにそれぞれ用いられます。重量センサは、食品の重さを用いられ、静電容量型の圧力センサが用いられます。

●電子レンジの原理
 図に電子レンジの原理を示します。電子レンジは図にあるマグネトロンと呼ばれる発信器によって電波を発生します。この電波は1秒間に数十億回という、非常に高い周期で振動しているマイクロ波とよばれる電波であり、このこの周期でプラスとマイナスの電極が入れ替わります。

 発生した電波が食品の中の水にあたると、水の分子が振動し、水を含んだ食品が温められることになります。これは、水の分子がプラスとマイナスが分子内で隔たりを持った極性分子とよばれる分子であることに原因があり、電波によって、水分子がゆさぶられるためです。このように電磁波を使って誘電体を温める方法を誘電加熱といい、電子レンジのようにマイクロ波を使った加熱を特にマイクロ波加熱ということもあります。

 上記のように電子レンジは水の振動によって加熱を行うため、食品を温めることはできても焼くことはできません。
(中略)

 図のように重量センサは電子レンジ内におかれたターンテーブルの下に置かれ、食品が調理中の重量変化から調理がどの程度進んだのかを検知することなどに用いられます。一方、温度センサや湿度センサはレンジ内におかれ、レンジ内の温度湿度を測定します。これらのセンサから得られる情報は電子レンジ内のマイコンにフィードバックされ、発生する電波の量が調整されます。


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