『鳥の話』2

<『鳥の話』2>
図書館で『鳥の話』という本を、手にしたのです。
このところ『にっぽんスズメしぐさ』や『鳥のいる空』など、鳥の本をよく読んでいるので、この本もその勢いで借りたのです。


【鳥の話】
鳥

細川博昭著、SBクリエイティブ、2017年刊

<「BOOK」データベース>より
たくさんの人が行きかう街から赤道直下の密林、南極の氷原まで、さまざまな場所に鳥はいます。上空1万メートルを軽々と渡る鳥もいれば、体に毒をたくわえる鳥もいます。一方で、「概念」を理解して人間と話す鳥、最大4000ヵ所の位置を記憶する鳥、凝った構造物をつくる鳥も。そんなすごい鳥の秘密としくみ、身近にいる鳥の意外な事実をつめこんだのが本書です。美しく楽しげで、少し怖い、鳥の世界をご案内。

<読む前の大使寸評>
このところ『にっぽんスズメしぐさ』や『鳥のいる空』など、鳥の本をよく読んでいるので、この本もその勢いで借りたのです。

rakuten鳥の話


ハトの高い能力を、見てみましょう。
p90~92
■高い繁殖力
 ハト類の多くは種子や果実などの植物系のものを主食にしながら、必要時にはミミズや昆虫なども食べる雑食性です。強力な筋胃をもち、消化を進めるための小石も飲み込んでいるため、硬いトウモロコシや豆類なども、なんなく飲み込み、しっかり消化することができます。食べられるものの幅が広いということもまた、ハト類の特徴といえるでしょう。

 また、2章でも触れたように、ハトの仲間は「ピジョンミルク」で子育てをします。ヒナに合わせたエサを調達する必要がないため、親が食べられるエサが十分にあれば、時期を選ばずにヒナを育てることが可能です。そのため、ドバトなど人間に寄り添って生きるハトは、1年に何度でも育雛することが可能です。こうした食性や特性が、ハトの高い繁殖力を維持しています。

 ただし、世界のすべてのハトが高い繁殖力をもつわけではありません。いなくなったりしないと過信して乱獲した結果、「50億羽」という、当時の世界人口をはるかに超える数がいたリョコウバトが、わずか30年ほどで絶滅しまった例もあります。現在、リョコウバトはきわめて繁殖力が弱く、大きな群れをつくらないと数が維持できない鳥だったことが判明しています。
 
■場所を記憶する能力
 こうした特徴に加えてハトは、場所や飛行ルートをおぼえられる高い空間記憶能力ももっています。人間の場合と同様に、大脳の中にある発達した「海馬」が、その能力の支えになっていました。なお、鳥の海馬は人間とはちがい、頭蓋骨頭頂部のすぐ真下に位置しています。

 離れた場所からも自分の巣に戻ろうとする「帰巣本能」をもったカワラバトを飼育、品種改良して伝書鳩がつくられ、飼育されていたカワラバトが再野生化して現在のドバトが生まれました。

 彼らは太陽の位置や角度、磁気も感じて正確な飛行ルートを選び、もといた場所に戻ろうとしますが、その際、巣のある土地や、行ったことのある土地の「空気の匂いの記憶」も帰巣するのに利用していることがわかっています。

 脊椎動物の大脳の先端、鼻先側に、鼻から入った匂いの情報を処理する「嗅球」という組織があります。肉食の哺乳類のほか、ティラノサウルスなどの肉食恐竜、鳥類では匂いをもとにエサを探す習性のあるキーウィなどが嗅球を発達させていますが、ハトの嗅球もよく発達していました。

 植物が繁っている場所には、その植生由来の匂い成分があり、人間の町にも町特有の匂いがあります。鉱山や海のそばなどにも、独特な匂いがあります。そうした土地ごとの匂いをハトは感じ取って記憶し、場所の特定に役立てながら飛行しています。


ハトは町特有の匂いを記憶しているのか・・・すごいやんけ♪

『鳥の話』1

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