『新「ニッポン社会」入門』

<『新「ニッポン社会」入門』>
図書館で『新「ニッポン社会」入門』という本を待つこと半年でゲットしたのです。
パラパラとめくると前作より写真ページも増えているし、かなりパワーアップしている様子でおます♪

ジョイス


【新「ニッポン社会」入門】
ニッポン

コリン・ジョイス著、三賢社、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
10年ぶり、あの快作がパワーアップして帰ってきた。デビュー作『「ニッポン社会」入門』で、日本社会の本質を鮮やかに描き出したコリン・ジョイスが、再びその真相に深く迫る抱腹必至のエッセイ集。今回も、思いもよらないような発見と磨き上げられたユーモアが満載。目からうろこが落ち、へそが茶をわかすー日本論なら、この人におまかせ!

<読む前の大使寸評>
この本は待つこと半年でゲットしたのです。
パラパラとめくると前作より写真ページも増えているし、かなりパワーアップしている様子でおます♪

<図書館予約:(4/25予約、10/21受取)>

rakuten新「ニッポン社会」入門


日本人の好きな、村上春樹、カラオケというテーマで、ジョイス氏はやや否定的に述べています。
p135~137
<13 お願いだから、ぼくにその話を振らないで>
 このところ、村上春樹がノーベル文学賞を受賞するかどうかをじっと待つのが年中行事のようになった。ぼくは日本でこれを数回経験し、外国人の村上ファンがカフェに集まって受賞の知らせを(あるいは知らせが来ないという結果を)待っているというニュースも見た。村上は世界的な現象だ。彼は、ぼくがイギリスとアメリカの電車の中でその作品を読んでいる人を目撃した唯一の日本人作家だ(文字どおりそうなのだ。漱石や大江や谷崎を読んでいる人は一度も見たことがないが、村上を読んでいる人を見かけたことは10回はある)。

 けれども、ぼくは村上がわからない。友だちが以前、日本社会を理解する手助けになると言って『ノルウェイの森』をくれた。うんざりするほどセンチメンタルな小説だと思った。しかし、この作品はまだ物語として形を成している。ほかの作品は、謎の羊や失われた猫や、話のできるカエルや、「消失」したりパラレルワールドに迷い込んだりする主人公が登場する。たいていの作品はやたらと長い。

 村上氏がなんらかの才能と、執筆に使うとんでもないスタミナを持っていることはわかる。けれども彼の大変な人気は、ぼくには理解できない。おそらくみんなは理屈に合わない物語と労力のかかる執筆スタイルと、説明のつかない神秘的な物語が好きなのかもしれない。ぼくはそうでないということだ。

 ぼくはうまく歌えるようになりたい。もしそれに見合う声を持っていれば、上手にメッセージを伝えられるのにと思う古いアイルランドの歌がいくつかある。けれどもぼくはその声を持っておらず、だからぼくのひどい声でそれらの歌が歌われないことについて世界に感謝してもらっていいだろう。

 友人のタカが、こう言ったことがある。僕が彼と同じ「反カラオケ派」だと知っての発言だ。「音楽が好きな人はカラオケが嫌い」

 ぼくは初めて行ったときからカラオケが嫌いだった。本当はみんなが歌っている間にカラオケ店のまわりを歩いて、新しい友だちでも探そうかと思っていたのだが、ぼくらはひとつのグループとして部屋に押し込まれ、ドアが閉められた。順番に歌うことになっていて、友人たちはぼくが気の進まないふりをしていると思ったようだ。結局、ぼくはその場を去ることになった。


ジョイス氏の前作『「ニッポン社会」入門』を紹介します。こちらの方がシニカルであるが、新旧どちらがおもしろいか?・・・甲乙つけがたいでぇ。

【「ニッポン社会」入門】
ニッポン

コリン・ジョイス著、日本放送出版協会、2006年刊

<「BOOK」データベース>より
日本社会について手っ取り早く学びたければ、近くのプールに行ってみることだ。規則と清潔さを愛し、我慢強く、大きな集団の悪事に寛容な国民性が理解できるはずだから。過剰なまでに礼儀正しく親切な人々、思ったより簡単で奥深い日本語、ガイドブックには載っていない名所の数々…。14年間日本に暮らす英紙記者が無類のユーモアを交えて綴る、意外な発見に満ちた日本案内。

<読む前の大使寸評>
著者の『新「ニッポン社会」入門』を図書館に予約し待っているのだが(5ヶ月待ち)まだです。でも、先に『「ニッポン社会」入門』を借りられて、ラッキーやで♪

rakuten「ニッポン社会」入門
「ニッポン社会」入門3byドングリ


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