5<言語関連の本> ③

5 <言語関連の本>
異邦、異邦人に対する興味、あこがれがこうじてくると、その言語に目が向けられる・・・・・ということで、方言とか言語とかについて集めてみます。
なお「英語は役にたつが、嫌い」というのが、基本的スタンスなんですが。

・英語化は愚民化(2015年)
・街場の文体論(2012年)
・韓国が漢字を復活できない理由(2012年)
・日本語は亡びない(2010年)
・活字からウェブへの・・・(2009年)
・日本語は亡びるのか?(2009年)
・日本語が亡びるとき(2008年)
・素晴らしき日本語の世界(2008年)
・言葉を育てる―米原万里対談集(2008年)
・米原万理の「愛の法則」(2007年)
・DIRTY JAPANESE(2007年)
・漢字で覚える韓国語(2006年)
・月刊言語:ことばのバリアフリー(2006年)
・月刊言語:インド系文字の世界(2005年)
・書く力(2004年)
・日本語と韓国語(2002年)
・ホンモノの日本語を話していますか(2001年)
・全国アホ・バカ分布考(1996年)
・道具としての英語やり直し編(1996年)
・ハングルへの旅(1989年)
・人生読本:外国語(1978年)
・日本古代語と朝鮮語(1975年)
・Le Petit Prince(1968年)
・コンサイス仏和辞典(1967年)

個人的言語学11

**********************************************************************

【英語化は愚民化】
英語

施光恒著、集英社、2015年刊

<「BOOK」データベース>より
英語化を進める大学に巨額の補助金を与える教育改革から、英語を公用語とする英語特区の提案まで。日本社会を英語化する政策の暴走が始まった。英語化推進派のお題目は国際競争力の向上。しかし、それはまやかしだ。社会の第一線が英語化されれば、知的な活動を日本語で行ってきた中間層は没落し、格差が固定化。多数の国民が母国語で活躍してこそ国家と経済が発展するという現代政治学の最前線の分析と逆行する道を歩むことになるのだ。「愚民化」を強いられた国民はグローバル資本に仕える奴隷と化すのか。気鋭の政治学者が英語化政策の虚妄を撃つ!

<読む前の大使寸評>
アメリカ仕込みのエスタブリッシュが企てているんだろうと、漠然とした如何わしさを感じていたが、やはりそうだったのか。

<図書館予約:9/07本屋で購入済み>

rakuten英語化は愚民化



【街場の文体論】
文体
内田樹著、ミシマ社、2012年刊

<内容紹介より>
30年におよぶ教師生活の最後の半年、著者が「これだけはわかっておいてほしい」と思うことを全身全霊傾け語った「クリエイティブ・ライティング」14講。
「アナグラム」「エクリチュール」「リーダビリティ」「宛て先」・・・・・・こうしたトピックを有機的に連関づけながら、「生きた言語とは何か」を探る。
「この本がたぶん文学と言語について、まとまったものを書く最後の機会になると思います。そういう気持ちもあって、「言いたいこと」を全部詰め込みました」(あとがきより)。
<大使寸評>
クリエイティブ・ライティングの真髄は「読み手に対する敬意」であると内田先生は説くわけで・・・受験技術にはなり得ない破格な文体論となってま♪

Amazon街場の文体論



【韓国が漢字を復活できない理由】
漢字
豊田有恒著、祥伝社、2012年刊

<「BOOK」データベースより>
韓国はもともと漢字の国だった。中国への従属関係から公文書はすべて漢文であり、世宗王が創製したハングルは蔑まれ、知識階級が使うことはなかった。日本統治時代、日本製の漢語が大量に流入する。韓国で使われた漢字熟語の七、八割は和製漢語なのである。なぜ、韓国は、漢字を廃止したのか。その後、復活論がわき起こるたびに潰されてきたのはなぜか。韓国研究で名高い著者が、その深い謎に迫る。

<大使寸評>
漢字かな交じり文の利点を知っていても、意地でも漢字を復活させない理由とは?
SF作家の豊田さんは、東アジア史にも造詣が深いことをこの本で知りました。

Amazon韓国が漢字を復活できない理由



【日本語は亡びない】
日本語2
金谷武洋著、筑摩書房、2010年刊

<「BOOK」データベースより>
昨今、日本語の存亡を憂う言説で溢れている。しかし、本当に日本語は亡びるのか?外国語としての日本語は活気に溢れ、学習者は約三〇〇万人に及ぶほど、未曾有の日本語人気に沸いている。インターネット時代の英語の圧倒的優位が叫ばれているが、庶民の間では現在も将来も、日本人の生活語は日本語だけに留まるであろう。庶民に支えられている日本語を見つめることから、大胆かつ繊細に、日本語の底力を徹底的に解明する。

<大使寸評>
著者の金谷さんは、アメリカも英語も嫌いな様子であるが・・・・
この反米スタンスは、日頃からカナダでフランス語を話している関係から培われたものと思われます。
(もっとも、いまどきアメリカが好きという人は少ないのかも)

いずれにしても「日本語は亡びない」は、攘夷、開国を問わず、英語が嫌いな人にお奨めの本です。

Amazon日本語は亡びない



【活字からウェブへの・・・】
活字
季刊誌、新潮社、2009年刊

<Web内容紹介>より
作家の水村美苗さん
「ウェブの発展というのは、本の流通のしかたは別として、書くという行為においては、学者はともかく、小説家にとっては、さほど本質的な現象ではないと思っています。『日本語が亡びるとき』を書いている最中は、必要に迫られウェブでいろいろ調べました。……ところが、小説を書くには、小さいころの記憶をどう呼び覚ますかとか、過去の古典をどう継いでいくかとか、そういうことのほうが大事なんですね」

<大使寸評>
新潮社のこの本のWeb頁に目次、一部記事が載っていて充実しています。

新潮社活字からウェブへの・・・ 考える人



【日本語は亡びるのか?(ユリイカ2009年2月号)】
日本語

ムック、青土社、2009年刊

<カスタマーレビュー>より
水村美苗『日本語が亡びるとき』にまつわる論考は15本ほど収録されている。水村氏のインタビューもある。「詩と批評」のユリイカと縁遠いところで生きていても、さらに考えを深めたい人は必携。

2月号の論者の中にも、この誤読の上で論を寄せているものもいた。というより、『亡びるとき』をまるで読まずに書いているでしょ?というツワモノもいて、水村氏の議論と無関係に日本語にまつわる自説のみを開陳していて可笑しかった。

<読む前の大使寸評>
表紙の体裁と本文内容が、本家の『日本語が亡びるとき』のパロディになっているのが楽しい♪
この本と本家を読み比べるのも、面白いかも。

Amazon日本語は亡びるのか?(ユリイカ2009年2月号)



【日本語が亡びるとき】
日本語
水村美苗著、筑摩書房、2008年刊

<内容紹介より>
豊かな国民文学を生み出してきた日本語が、「英語の世紀」の中で「亡びる」とはどういうことか? 日本語をめぐる認識の根底を深く揺り動かす書き下ろし問題作! 第8回(2009年)小林秀雄賞受賞

<大使寸評>
何といっても、この本のタイトルが見事なキャッチコピーになっています。
言語ナショナリズムの大使が見事に捕まりました(笑)

Amazon日本語が亡びるとき



【素晴らしき日本語の世界】
日本語
文藝春秋、季刊版、2008年刊

<内容説明より>
特集 素晴らしき日本語の世界-語源・曼陀羅、「さざれ水」「忘れ水」、武士語が運ぶ武士の遺伝子、日本語と女性のことば、100年目の女ことば、「優しい日本語」は粋!/特集 私の文章読本-日本語の達人が選ぶ古今の名文/[対談]丸谷才一×井上ひさし-がんばれ!日本語/[対談]齋藤孝×武田双雲-身体的日本語論

<大使寸評>
個人的には、異邦人の語る日本語、各地の方言、古代語が興味をひきます。

Amazon素晴らしき日本語の世界



【言葉を育てる―米原万里対談集】
米原
米原万里著、筑摩書房、2008年刊

<内容説明より>
通訳から作家へと転身を遂げつつも、類い希なる言葉の遣い手として人々を魅了し続けた米原万里さんの最初で最後の対談集。毒舌家でありながら、人間に限りない興味を抱きつづけた人柄が、多彩な対話からあふれ出す。対談相手は小森陽一、林真理子、児玉清、西木正明、神津十月、養老孟司、多田富雄、辻元清美、星野博美、田丸公美子、糸井重里の各氏。併せて「素顔の万里さん」(黒岩幸子)を収録。

<大使寸評>
類い希なる言葉の遣い手の対談とあれば・・・付合い、外交、文学とのクロスメディアでもあるわけですね。

Amazon言葉を育てる―米原万里対談集



【米原万理の「愛の法則」】
米原
米原万理著、集英社、2007年刊

<「BOOK」データベースより>
稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか―“愛の法則”では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また“国際化とグローバリゼーション”では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。

<大使寸評>
言語のプロが説く言語学的エッセイとでも言いましょうか。エッセイストとしても秀逸な万理さんでした♪

Amazon米原万理の「愛の法則」



【DIRTY JAPANESE】
DIRTY JAPANESE
Matt Fargo著、 Ulysses Pr; Bilingual版、2007年刊

<内容説明より>
GET D!RTY
Next time you're traveling or just chattin' in Japanese with your friends, drop the textbook formality and bust out with expressions they never teach you in school, including:
-Cool slang
-Funny insults
-Explicit sex terms
-Raw swear words
"Dirty Japanese" teaches the casual expressions heard every day on the streets of Japan

<大使寸評>
韓国出張の際、関空の書店で1575円で買った本であるが、amazonでは938円となっている(悔しいではないか)

AmazonDIRTY JAPANESE



【漢字で覚える韓国語】
漢字で
市吉則浩著、河出書房新社、2006年刊

<「BOOK」データベースより>
“日本人だから”楽しみながら有効な漢字でひも解く韓国語学習書。頻出フレーズに当てはめて学習すれば単語とともに使用法も同時マスター!指差し会話にも対応の一冊。

<大使寸評>
この本を持っていることを忘れていたけど(積読未満)、見える所に置き換えよう。

Amazon漢字で覚える韓国語



【月刊言語:ことばのバリアフリー】
ことば
雑誌、大修館書店、2006年刊

<特集内容より>
グローバル化・専門化が進む今日、情報を伝えるべきことばが逆にバリアとなり、コミュニケーション不全が生じることがある。特に、障害者・高齢者・子どもなど、情報弱者と呼ばれる人々にとって、そうした情報格差がときに社会生活に深刻な影響を及ぼす。どんな状況がバリアとなり、それを乗り越えるためにはどうするべきなのか。真のことばのバリアフリーに向けて、現状と課題、そして今後の展望を論じる。

<大使寸評>
図書館の旧雑誌放出で入手したが、拾い物であった♪
「情報デバイドの解消をめざして」という趣旨の特集が泣かせます。

taishukan月刊言語:ことばのバリアフリー



【月刊言語:インド系文字の世界】
言語
雑誌、大修館書店、2005年刊

<特集内容より>
南アジアから東南アジア、北はチベットまで、広大な地域で多くの人々に使われているインド系文字。これらは、共通の祖先を持ち基本的な文字のしくみを維持しつつ、多様な変化を経て今日に至っている。その文字の原理と変遷のありようをたどり、驚くべき活力の源を探る。同時に、その中で最も広く使われているデーヴァナーガリー文字に焦点を当て、その歴史や現状と、筆順も含む具体的な書き方を紹介する。

<大使寸評>
この本は図書館の旧雑誌放出で入手したが、特集「インド系文字の世界」がええでぇ♪

taishukan月刊言語:インド系文字の世界



【書く力】
書く力
斎藤孝著、大和書房、2004年刊

<「MARC」データベース>より
テーマの発想から、構成法、文体の作り方まで斎藤流「書くメソッド」を詳解。「文章には構築力だ」という著者独自のメッセージを展開します。

<大使寸評>
ハウツー本のスペシャリスト斎藤孝さんの本だから、見るべきものがあるだろう。
ということで、積読状態であったが・・・・そろそろ活用しなくては。

Amazon書く力



【日本語と韓国語】
韓国語
大野敏明著、文藝春秋、2002年刊

<「BOOK」データベースより>
二千年の交流関係をもつ日韓両国には同じことばが少なくない。むかしから共通だった固有語(たとえばカマ)、近代に生み出された漢字語(たとえばヤクソク)、日本統治時代に残してきたことば(たとえばワリバシ)、そして近年、韓国から流入して日本に定着したことば(たとえばキムチ)。その一方、韓国に行って安易に「朝鮮」ということばを使うと、とんでもない目にあいかねない。なぜ南は「朝鮮」を忌避し、北は「朝鮮」に固執するのか。そこには、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて存在した「大韓帝国」に対する認識の差があった…。日本と韓国の同質性と異質性をことばを通して、多角的にあぶりだす。

<大使寸評>
追って記入

Amazon日本語と韓国語



【ホンモノの日本語を話していますか】
金田一春彦
金田一春彦著、角川書店、2001年刊

<「BOOK」データベースより>
国語学を究めて60年の著者が教える、おもしろくてためになる日本語の知識。日本語の先生が明かす「言葉」の魔法。身近な言葉に秘められた力。発見がおもしろい、読むだけで自信がつく、究極の日本語教室。

<大使寸評>
追って記入

Amazonホンモノの日本語を話していますか



【全国アホ・バカ分布考】
アホ
松本修著、新潮社、1996年刊

<「BOOK」データベースより>
大阪はアホ。東京はバカ。境界線はどこ?人気TV番組に寄せられた小さな疑問が全ての発端だった。調査を経るうち、境界という問題を越え、全国のアホ・バカ表現の分布調査という壮大な試みへと発展。各市町村へのローラー作戦、古辞書類の渉猟、そして思索。ホンズナス、ホウケ、ダラ、ダボ…。それらの分布は一体何を意味するのか。知的興奮に満ちた傑作ノンフィクション。

<大使寸評>
番組に依頼した人の着眼がよかったのか、それを採用し追及させた松本修プロデューサーが偉かったのか♪

Amazon全国アホ・バカ分布考
ノンフィクション100選★全国アホ・バカ分布考|松本修
全国アホ・バカ分布図byドングリ



【道具としての英語やり直し編】
英語
ムック本、宝島社、1996年刊

<Web内容紹介>
Web内容紹介なし

<大使寸評>
英語をやり直すのに、昔の教科書では苦行になるので、この本なら面白くやり直せそうである。Lesson5「16の基本動詞+前置詞を徹底的に」という章が充実している。

Amazon道具としての英語やり直し編



【ハングルへの旅】
ハングルへの旅
茨木のり子著、朝日新聞社、1989年刊

<「BOOK」データベースより>
『朝鮮民謡選』をくり返し読んだ少女時代。心奪われる仏像がすべて朝鮮系であることに気づいたのは、30歳過ぎた頃。そして、あたかも、見えない糸にたぐり寄せられるかのようにして50代から著者が学び始めたハングルは、期待通りの魅力あふれる言葉だった。韓国への旅の思い出を織りまぜながら、隣国語のおもしろさを詩人の繊細さで多角的に紹介する。

<大使寸評>
他言語習得の思いをこれほど魅力的に鮮やかに書き記した本を、他に知らないのだ♪
やはり、詩人の書いた本というしかないのかも。

Amazonハングルへの旅



【人生読本:外国語】
外国語
MOOK本、河出書房新社、1978年刊

<「BOOK」データベースより>
古書扱いにつき、説明なし

<大使寸評>
ながらく積読になっていたが、個人的には、ちょうど今が読み時ではないだろうか?・・・
積読の効用を実感しています。

Amazon人生読本:外国語



【日本古代語と朝鮮語】
古代語
大野晋編「日本古代語と朝鮮語」毎日新聞社、1975年刊

<「BOOK」データベースより>
アマゾンでは古書となるこの本にはデータもレビューもありません。
で、この本の感想とエッセンスです。

<大使寸評>
漢字が渡来した時期の日本語はどんな言葉だったのか?という興味がわくし・・・
中国に過剰適応してしまった朝鮮では、漢文はどう読まれたか?
とにかく大使の関心は漢字にむかうわけです。

Amazon日本古代語と朝鮮語



【Le Petit Prince】
星
Antoine De Saint-Exupery著、HEINEMANN EDUCATIONAL、1968年刊

<「BOOK」データベースより>
ふるさとの星を出発した星の王子さまは、命令好きの王さまの星や、うぬぼれ男の星などを旅します。最後に地球にやってきて、サハラ砂漠で飛行機を修理中のパイロットに出会います。心をとらえて離さない不思議な物語。

<大使寸評>
私が買ったのはHEINEMANN EDUCATIONAL社(英国)のハードカバーであるが、さすがにこの本はアマゾンで出なかったので、アマゾンのMariner Books社の情報を載せました。

AmazonLe Petit Prince



【コンサイス仏和辞典】
仏和
丸山順太郎×川本茂雄編、三省堂、新版1958年刊

<大使寸評>
私の持っているのは、1967年刊の新版21版となっています。
柔らかい皮表紙で、片手になじみ、今でも健在な製本はさすがです。

Amazonコンサイス仏和辞典

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック