『アライバル』

<『アライバル』>
図書館で『アライバル』という絵本を手にしたが・・・・
大型本でハードカバーであるので重厚感があり、表紙の装丁も古めかしくいい感じです。

そして、なによりセリフが無い、絵ばっかりである。
絵の中に意味不明の文字が描かれているが、新規に入国した移民にとっては読めないわけです。
・・・セリフが無い、従って翻訳文もないわけで、絵本の中には読める文字が一切無いわけです。


【アライバル】
arrival

ショーン・タン著、河出書房新社、2011年刊

<「BOOK」データベース>より
新たな土地に移民した者が、その土地で生まれ変わり、新生児のように成長していく。そこには過去の自分を捨てなければならない辛さと、新しい人生を歩むチャンスを手にした幸せとの両面がある。それをまるでサイレント映画のように一切の文字を使用せず表現した、究極の文字なし絵本。

<大使寸評>
大型本でハードカバーであるので重厚感があり、表紙の装丁も古めかしくいい感じです。

そして、なによりセリフが無い、絵ばっかりである。
絵の中に意味不明の文字が描かれているが、新規に入国した移民にとっては読めないわけです。
・・・セリフが無い、従って翻訳文もないわけで、絵本の中には読める文字が一切無いわけです。

小さなコマ割りが並んだページは、サイレント映画の弁士の説明みたいなものでストーリーを補足してくれます。
また映画といえば・・・
移民船の到着はエリア・カザンが『アメリカ・アメリカ』でよく似たシーンを描いています。
モノクロで全体的に暗く労働者の悲哀を描くということでは、テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』を彷彿とします。

ま~、字のない絵本を飽きもせずながめているが、ひとえにショーン・タンの画力によるのでしょう♪

個人的には、古代のヒエログリフに接するように、稀有な文化的体験であるが(笑)・・・・
まるで、韓国で迷子になった時と同じで、シュールな趣きがあり、しびれるわけでおま♪
Amazonアライバル


ショーン・タン公式サイトの絵本picture books-The Arrivalから気になる絵を集めてみました。

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arri





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