大晦日に2本立て館へ

<大晦日に2本立て館へ>
大晦日の喧騒から逃げるように(笑)、くだんの2本立て館に繰り出したが・・・・
今回の出し物は「天使の分け前」と「最後のマイ・ウェイ」であり、館主の設けたテーマは何だったんでしょうね?
2作の共通点はヨーロッパ映画としか思いあたりません。
「天使の分け前」はもちろん素晴らしかったが、「最後のマイ・ウェイ」もそれなりに良いわけです。
カラオケで「マイ・ウェイ」を歌う際は、きっと、この映画を思い出すことでしょう♪


【天使の分け前】
天使

ケン・ローチ監督、2012年英仏伊ベルギー制作

<Movie.Walker作品情報>
スコッチ・ウイスキーが根付くスコットランド。この地は今、不況にあえいでいた。家族とうまくいっておらず何かにつけ暴力沙汰を起こしてきたロビー(ポール・ブラニガン)は、またしても問題を起こし捕まる。しかし恋人との間にできた子どもがじき生まれることを鑑みて、刑務所送りではなく社会奉仕活動をするよう言い渡される。そこで指導者のハリーと出会い、ウイスキーの奥深さを知ったロビーは、次第にテイスティングの才能を目覚めさせていく……。

「麦の穂をゆらす風」で第59回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得したケン・ローチ監督が、トラブルばかり起こす青年がウイスキーと出会ったことにより成長していく様を描いたヒューマン・コメディ。“天使の分け前”とは、ウイスキーが熟成する過程で年2%ずつ減っていくその減少分を指す言葉。

<大使寸評>
「麦の穂をゆらす風」とは一転して、ベラボウな値段の銘酒を盗むというサスペンス仕立てとなっているので観てて面白いのである。

でも、前科モノの厳しい現実や社会復帰を支援する老いた公務員の気概を描いているところに、社会派ケン・ローチ監督の面目が表れています。
その老公務員にさりげなく銘酒をプレゼントするシーンが出てくるが、粋で、ええでぇ♪

この作品はケン・ローチ監督の「天使の分け前」という個人的予告を作って見張っていたものです。見つかってよかった♪

Movie.Walker天使の分け前



【最後のマイ・ウェイ】
マイウェイ

フローラン・エミリオ・シリ監督、2012年仏制作

<Movie.Walker作品情報>
1939年、エジプト。クロード・フランソワはスエズ運河の通航を管理する父と派手好きな母の間に生まれる。裕福な家庭に育ったが、スエズ運河が国有化され第二次中東戦争が勃発すると父は失職。モナコへ移住した後、クロード(ジェレミー・レニエ)は地元の楽団で働くようになる。それは家計を助けるためであったが、厳しい父は彼の仕事を認めようとはしなかった。

1960~1970年代にかけてフランスで人気を博し、フランク・シナトラが歌い世界的なヒットとなった『マイ・ウェイ』を作曲、39歳という若さでこの世を去ったミュージシャン、クロード・フランソワの半生を描く。監督は「いのちの戦場-アルジェリア1959-」「スズメバチ」のフローラン=エミリオ・シリ。「夏時間の庭」「ある子供」のジェレミー・レニエが、時代を先取りするスーパースターを演じる。

<大使寸評>
日本でも、人気とりで臭い人情話をでっちあげる例がありますね。
人気者の実態はフランスでも同じなんだ。
女性遍歴が多彩なクロードの最初の伴侶は、アジア系(ベトナム人?)の踊り子であるが可愛いのだ♪…ジルベル・ベコーに取られてしまうけど。

この作品では人気歌手の裏表が描かれているが、どちらかと言えば臭い裏面が延々と描かれているだけに・・・
「マイウェイ」という1曲の素晴らしさが逆に際立ってくる。
監督はそこまで計算しているのか。
Movie.Walker最後のマイ・ウェイ






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