図書館大好き24

<図書館大好き24>
今回借りた7冊です。
だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、強いていえば「マンガ&日本アパッチ族」でしょうか。
西原理恵子、東海林さだお、小松左京を括るものは「マンガ」であり、廃墟と小松左京を括るものとは、大阪砲兵工廠に巣食う「日本アパッチ族」になります。
なお、「峠」は大作であるが今回の目玉というか、2週間の期限では読みきれないと思うのですが。

<大学図書館>
・どうころんでも社会科
・もっとコロッケな日本語を
・地中の廃墟から

<市立図書館>
・さよなら小松左京
・毎日かあさん4
・アジアMANGAサミット
・「峠」1

「アパッチ族」アンソロジーbyドングリ
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【どうころんでも社会科】
社会科

清水義範×西原理恵子著、講談社、2002年刊

<「BOOK」データベースより>
沖縄の人はどうして北海道の昆布をたくさん食べるの?リアス式海岸のリアスってなに?素朴な疑問を解き明かせば社会科の奥深さ、面白さの虜に。独自の人生哲学に裏打ちされた西原ガハクのマンガも、ますます過激に冴えわたる痛快エッセイ。『おもしろくても理科』に始まった「お勉強」シリーズ第3弾。

<読む前の大使寸評>
この本の売りは、西原理恵子のマンガか清水義範のエッセイか?と問われても、清水義範who?の大使である。
だけど、清水義範さんのエッセイも、薀蓄やペーソスもそれなりに良さそう。
西原理恵子がメジャーになった今では、このコンビの本はもう出ないだろうな~。

Amazonどうころんでも社会科



【もっとコロッケな日本語を】
ショージ君

東海林さだお著、文藝春秋 、2006年刊

<「BOOK」データベースより>
長年にわたるドーダ学研究の成果を発表すべく、フィールドワークの現場として選ばれたのは銀座のクラブ。果たしてそこは宝庫であった-。懐かしの歌声喫茶で大声を張りあげ、自分で打った蕎麦に舌鼓をうち、標高4.5メートルの“日本一低い山”に登る。そして読み物屋・ショージ君の理想とする文章とは。

<読む前の大使寸評>
知る人ぞ知る♪ショージ君はエッセイの達人なんですね。
最強のエッセイストを選ぶとなると、大使としては兼好法師、米原万里、ショージ君あたりになるわけです。
「文章の書き方、教えます」という、直裁な章もあり参考になります。ユーモア路線で、破れかぶれが一番大事とのことです。つまり・・・・
一に破れかぶれが大事、二にダメもと、三にギリギリの下品。

最強のエッセイスト
rakutenもっとコロッケな日本語を



【地中の廃墟から】
地中

河村直哉著、作品社、1999年刊

<「BOOK」データベースより>
大阪城公園の地下には、アジア最大の兵器工場の廃墟がいまも眠っている。45人の記憶の中の歴史―どのような意識で膨大な死者を生み出し、そして忘却したのか。

<大使寸評>
大阪城公園から何を連想するかといえば、大使の場合は「日本アパッチ族」を通じて知った大阪砲兵工廠になるわけです。
今では、広大な公園の中に工廠を示す構造物はほぼ消滅していて・・・・この本などでよすがを偲ぶしかないようです。

大阪ビジネスパークの明るいホテルで聞く、工廠関係者への聞き取りには、時を隔てて光と闇が現れてくるが・・・・
戦後、日本人はこの廃墟をどのように忘れたのかと、著者は問うています。

Amazon地中の廃墟から

この本の一部を紹介します。

<工廠跡の闇―アパッチ族>p208~210
 「戦後」は加速する。
 1955年、自由民主党が結成され55年体制が成立した。神武景気といわれる大型景気の時代に入り、56年の経済白書には有名な「もはや戦後ではない」という言葉が登場する。日本は高度成長の明るい坂道をかけのぼっていく。

 ぼくは今日も、大阪城公園、大阪ビジネスパーク、森之宮、そして京橋を歩いている。それは、ぼくの一部になっている。忘れられた地、ごまかされた地、欲望の発熱するような地。この日本で、前々からそれはぼくの一部だった。
 東京タワーが完成し、長嶋茂雄がデビューした58年。この明るい日本の夜な夜な、公園整備が本格化していた大阪砲兵工廠の跡地の闇に、男たちがあらわれるようになる。男たちは組を作り、立ち入り禁止の一帯から金属類を掘り出した。新聞は、当時人気のあった西部劇にちなんで、彼らを「アパッチ族」と名づけた。
 ほとんどは在日韓国・朝鮮の人たちだった。日本の復興から繁栄の正史の裏で、在日の人たちの戦いが工廠の跡地に刻まれていくことになる。在日二世の作家、梁石日さんもアパッチとして跡地に忍び込んだ。

 こわいですよ、夜の工廠の跡は。あっこはね、ふつうの人は入らないからね、あんなとこ。あれはもうほんとに、昼、あの横通っていくでしょ、環状線かなんかで。昼見ても気持ち悪い。広大だしね。もう瓦礫の山ですからね。夜なんかは、もう。
 戦後13年ですか。(市内には)もう焼け跡とかなかったです。廃墟っていうのはあそこぐらいのもんじゃないかな。当時ね、第二寝屋川をはさんだ工廠の対岸にアパッチ部落があってね。朝鮮人集落ですけどね。バラックですよ。貧しい。朝鮮料理の香辛料のにおいとか、それから共同便所だから、そんなにおいとかね。夜、そこに集まって、弁天橋のあたりから忍び込むんです。




【さよなら小松左京】
小松

小松左京著、徳間書店、2011年刊

<「BOOK」データベースより>
新発見の短篇小説やラジオ台本や創作ノートに鼎談・インタビュー、多種多様な友人・関係者の証言などで構成する永久保存版パーフェクトガイド。手塚治虫との貴重な対談CD付。
<大使寸評>
小松左京といえば、処女長編作品の「日本アパッチ族」の面白さが衝撃的であった。
「日本沈没」などの大作もあるが、大使にとってのベストは「日本アパッチ族」になるのです。大阪在住の小松さんだから書けたSFだったかも知れないですね。
漫才の原稿や漫画も書いた小松さんであるが・・・・多芸、多彩な関西人だったと思うのです。
大阪万博のプランナーとして、梅棹忠夫や岡本太郎と親交があったようだが・・・SF作家の枠に収まりきらなかった人である。さよなら小松左京♪

amazonさよなら小松左京




【毎日かあさん4】
かあさん

西原理恵子著、毎日新聞社、2007年刊

<「BOOK」データベースより>
戻ってきた夫・鴨ちゃんとの輝く日々を描くシリーズ最高の描き下ろし、一挙20ページ収録。

<大使寸評>
カンボジア取材や鴨ちゃんが亡くなるシーンもあり、笑ったり、シュンとしたりと、見どころの多い本になっています。

Amazon毎日かあさん4



【アジアMANGAサミット】
マンガ

関口シュン×秋田孝宏著、子どもの未来社、2005年刊

<「MARC」データベースより>
「アジアMANGAサミット」のあゆみ、第5回日本大会開催を成し遂げたマンガ家たちの記録を収録。日本、中国、韓国、香港、マレーシア、台湾など、アジアに広がるマンガ文化の現状と未来を展望する。

<大使寸評>
アジア5ヶ所でのサミット開催レポートや世界9ヶ所のマンガ事情など読みどころ満載であり、漫画ファンにはお奨めです。

AmazonアジアMANGAサミット



【「峠」1】
峠

司馬遼太郎著、文藝春秋、1972年刊

<「BOOK」データベースより>
古書につき、データ無し。

<読む前の大使寸評>
司馬遼太郎の紀行文などはよく読んだが、大作小説を読むのは、「竜馬がゆく」以来で約半世紀ぶりではないだろうか(そんな大仰な)

Amazon「峠」1

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とまあ・・・・
抜き打ちのように、関心の切り口を残しておくことも自分史的には有意義ではないかと思ったわけです。
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