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zoom RSS 『水の世界地図』5

<<   作成日時 : 2018/07/08 07:28   >>

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<『水の世界地図』5>
図書館で『水の世界地図』という本を、手にしたのです。
内容は画像が多くビジュアルで、わりと専門的で堅い本なのだが・・・
在職中に造水プラントにも携わっていたので、いわば守備範囲の本なのです。


【水の世界地図】


マギー・ブラック, ジャネット・キング著、丸善、2010年刊

<「BOOK」データベース>より
地球上には充分な水がある。なのに世界で5億人が水不足に直面する。それは、なぜか。めまぐるしく変わる世界の水問題の続き、初版とはまた違った新たな視点から、最新のデータ、知見でまとめた「水の世界地図」。

<読む前の大使寸評>
内容は画像が多くビジュアルで、わりと専門的で堅い本なのだが・・・
在職中に造水プラントにも携わっていたので、いわば守備範囲の本なのです。

rakuten水の世界地図

逆浸透膜造水プラント

淡水供給の技術革新を、見てみましょう。
p92〜93
<35 技術による解決策>
 淡水供給への高まりつつある脅威は見過ごされてはならないし、誇張されるべきでもない。技術革新と社会への適用は、その対処に重要な役割を果している。

 水資源が切迫するにつれ、尋常ならざる光景がみられることもある。インドでは飲用水を満載した列車が旱魃地域へといつも運行されているし、スペインでは同様にタンカーでの水輸送を余儀なくされている。同様なことが行なわれている島々もある。

 こうした環境下では、氷河を砂漠地帯まで曳航するとか、人口降雨の種をまくとか、各家庭でろ過して水を再利用するとかいうような、未来技術で水不足から脱け出すのだ、という発想は非常に魅力的である。

 一方、水文地質学者はより深い帯水層に穴をあけ、技術者はかつてない大がかりな規模のパイプラインや運河を計画し、発明家はプラスティック製の大きなバッグに水を詰めタグボートで海上を曳航して水を運んではどうか、と提案している。
(中略)

 最近、海水の淡水化は、錬金術から現実のものとなった。技術によって性能もエネルギー効率も目覚しく進歩したので、高価であるにもかかわらず、深刻な水不足地域では脱塩、海水淡水化の採用が増大している。

 脱塩のおもな欠点は、電力を大量に消費するということである。もっともエネルギー効率のよい逆浸透膜でも淡水1m3あたり4〜25kwhの電力を使い、熱を用いる蒸留法ではさらに大量のエネルギーを必用とする。
 したがって水不足解消のために脱塩、あるいは海水淡水化を選択するということは、温室効果ガスの排出制限という社会的要請には逆行することになる。

■脱塩・淡水化の普及地図
脱塩により生産された水が1,000,000m3/日以上の国:サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、アメリカ合衆国、カザフスタン


脱塩・淡水化の普及地図を見ると、普及が進んでいるのは中東の産油国やアメリカ合衆国となっている・・・やはり砂漠化が進んでいる金持ち国に普及しているわけか。


『水の世界地図』4:世界の水汚染
『水の世界地図』3:脅威にさらされる生態系
『水の世界地図』2:水道事業の民営化
『水の世界地図』1:黄河の汚染

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