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zoom RSS 『ビゴーを読む』2

<<   作成日時 : 2018/07/07 10:19   >>

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<『ビゴーを読む』2>
図書館で『ビゴーを読む』という絵本を、手にしたのです。
表紙の副題に「明治レアリスム版画」とあるように・・・
ビゴーに惹かれるのは、まさにその点だと思うのです♪



【ビゴーを読む】


清水勲著、臨川書店、2014年刊

<商品説明>より
本書では、来日前の作品から、日本滞在中に製作された刊行・未刊行を含む版画集の全点、そして帰国後の作品に至るまで、ビゴーが生涯で製作した版画作品のほぼ全点を図版・解説付きで紹介。

<読む前の大使寸評>
表紙の副題に「明治レアリスム版画」とあるように・・・
ビゴーに惹かれるのは、まさにその点だと思うのです♪

rakutenビゴーを読む



吉原の花魁を、見てみましょう♪。
p170〜171
■立姿の花魁 

三重県立美術館・日本素描集(クロッキ・ジャポネ)より


 吉原で働く数千人の遊女の頂点に立つ花魁を、外国人に紹介すべく、ビゴーは足繁く通い、馴染みとなった一人にモデルになってもらったようだ。格式のある店では、部屋の外でのこうした行為は、普通はゆるされないことではなかったか。外国人ということで認めてくれたのかもしれない。

 ビゴーが、吉原などの遊郭に入りびたっていたことは、明治32年刊『娼婦の一日』を見ればすぐわかる。扉絵は、小格子といわれる下級妓の店の“張見世”風景である。格子と客との間に肘かけ台が設けられているのが興味深い。夕方6時になると着飾った女たちが格子の広間に居並び、客が女を物色し買うのである。これを「見立て」といった。少しは見栄えのする者は、登楼してから「やりて」にまかせる場合があった。
 
 この女性の場合は上級妓の店のようで、美人だから「やりて」がいい客を連れてくるはずである。その一人がビゴーだった。

 上級店ではもう一つ「引付け」という制度があった。初めての客は女将と女中の案内で「引付け」の部屋へ案内される。花魁の来るまで座敷には客と取巻きの幇間、芸者たちがひかえている。女将と女中は廊下にひかえている。見世の者が「お引付け」と声をかけて障子を左右に開く。花魁は客の数だけ出てくる。彼女らは、客の視線を浴び、ただ座っているだけだ。見世の者が「へいお召替」と一礼して言うと、花魁は立ち上がって出ていくのである。この一瞬を『娼婦の一日』は紹介している。

 客から指名されると、花魁は帳場に立寄って部屋を確認し、客のもとに行くのである。その場面や、洗面・医者の検診・客からの手紙を字の読める同僚に読んでもらう遊女なんかの日常生活を細かくスケッチしている。

 かなり綿密に描かれた花魁図であるが、ビゴーは満足しなかった。帰国後、この図をさらに描き直し、図2-168を完成させる。浮世絵を銅版画で再現させるような執念がそこにあった。


『ビゴーを読む』1

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