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zoom RSS 『映画の言葉を聞く』1

<<   作成日時 : 2018/06/11 22:28   >>

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<『映画の言葉を聞く』1>
図書館で『映画の言葉を聞く』という本を、手にしたのです。
表紙の副題にもあるとおり、早稲田大学講義禄となっていて堅い本かと思ったが・・・
ぱらぱらとめくってみると、登場する映画人、その内容などの充実ぶりに驚くわけです。

【映画の言葉を聞く】


安藤紘平, 他、フィルムアート社、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
名だたる巨匠から気鋭の若手まで、映画監督、俳優、テレビディレクター、プロデューサーなどの映像制作者たちが、実作をめぐって語る白熱の映画講義!

<読む前の大使寸評>
表紙の副題にもあるとおり、早稲田大学講義禄となっていて堅い本かと思ったが・・・
ぱらぱらとめくってみると、登場する映画人、その内容などの充実ぶりに驚くわけです。
rakuten映画の言葉を聞く



韓国映画に出演し、今では映画監督を務めているという異色な杉野希妃さんを見てみましょう。(聞き手:土田環)
p129〜131
<世界にひるまない創造行為を> 
国境を越えて映画をつくることは、口で言うほどには簡単ではないし、美しい理想とは裏腹に多くの困難が待ち構えている。日本では、数少ない作品をのぞいて、映画の国際共同製作が根付いてこなかった。にもかかわらず、近年、河瀬直美や黒沢清といった監督をはじめとして、深田晃司、空族のように、海外へ活動の領域を広げながら映画をつくり続ける映画人が若手を中心として増えている。なぜ彼らは日本の「外」を目指すのか? 新しい世代の映画監督・プロデューサーとして、果敢にそして身軽に、海外の映画人と様々なネットワークを構築する杉野希妃さんに話を伺おうと思った。(土田) 

土田:今日は俳優、監督、プロデューサーの杉野希妃さんをお招きしました。あらかじめ皆さんには『欲動』(2014)という杉野さんの監督ニ作目をご覧いただきましたが、古館寛治さんをお招きした際に見てもらった『歓待』(2010/深田晃司監督)にも杉野さんは出演されています。杉野さんは国際共同製作にも積極的に挑戦されている気鋭の映画人で、ぜひ皆さんの世代にもこういう仕事を手がけていただく人が現れてほしいという気持ちも込めて、今日はお話を伺いたいと思います。

杉野:私も大学で「映画演劇論」という授業をとっていて、先生から教わった映画を見たりしたことが今の仕事に生かされています。今日は楽しくお話できたらと思っています。

土田:杉野さんは広島のご出身ですよね。2016年の最終回のゲストとしてお声がけした西川美和監督は高校の先輩にあたると伺いました。経済学部に進学されたということですが、大学に入るまでは映画を仕事にすることは考えられていなかったのでしょうか。

杉野:中高時代は演劇部に所属していて、宝塚歌劇団に入りたかったのですが、大学には行きなさいと親に言われて、ひとまず進学することになりました。大学に入ってからは一人で映画を見に行くようになり、成瀬巳喜男監督や小津安二郎監督など、たくさんの映画を見る中で、自分も表現をしたい、映画女優になりたいという気持ちが大きくなっていきましたね。

土田:在学中から大手の芸能事務所に所属されていましたよね。それはどういう経緯だったのでしょうか。

杉野:大学3年生が終るころ、休学して1年間韓国に留学をしました。現地でオーディションを受けて韓国の映画でデビューすることになり、1年間韓国で活動しながら、韓国の俳優の姿勢、映画祭などで監督と企画について熱く語り合っている姿に刺戟を受けて、日本に帰国後、スターダストという芸能事務所に所属しました。

 社長も私の映画製作に理解があり、『歓待』や『おだやかな日常』などにも出資していただきました。日本の芸能界自体の、俳優が受け身でいなければいけないシステムに息苦しさを覚えることもあったので、私の意思を尊重し、サポートしてくれた事務所には感謝しています。

土田:韓国で出演された一番最初の映画はオムニバス映画の1編の主役でしたね。その後、キム・ギドク監督の作品にも出ていらっしゃいます。

杉野:韓国に留学したのはキム・ギドク監督やホン・サンス監督、イ・チャンドン監督などの映画を見て、こういう生々しい映画がつくれる制作の現場がどんなところなのかを知りたかったからです。絶対に会いたいと思っていたのがキム・ギドク監督でした。

 デビュー作の『まぶしい1日』(2006/オムニバス)が釜山国際映画祭で上演された際に、ある映画会社の会食に連れて行っていただいたのですが、たまたまその場にキム・ギドク監督がいらっしゃって、たまたま前の席が空いていたので、拙い韓国語で自分がいかに監督の作品が好きかという話をしたところ、面白い奴だと思っていただけたようで、それからちょこちょこと連絡を取るようになり、監督の作品にも出演できることになりました。

土田:杉野さんはそういうところでまったくひるまないですよね。



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