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zoom RSS 『「COMICばく」とつげ義春』1

<<   作成日時 : 2018/01/10 19:23   >>

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<『「COMICばく」とつげ義春』1>
図書館で『「COMICばく」とつげ義春』という本を、手にしたのです。
マンガ界における純文芸誌ってか・・・執筆者につげ兄弟、杉浦日向子、林静一らのビッグネームも見える凄い雑誌やないけ♪
ほとんど独力で、この雑誌を出版した著者も凄いけど。


【「COMICばく」とつげ義春】
ばく

夜久弘著、ベネッセコ-ポレ-ション、1989年刊

<「BOOK」データベース>より
1984年に創刊され、87年までの4年間に15号刊行された季刊マンガ誌「COMICばく」は、強烈な個性をもった作家をずらりと並べた〈マンガ界における純文芸誌〉として、熱狂的ファンの支持をうけた。その「COMICばく」の看板ともいえたのがつげ義春で、寡作をもって鳴る彼が毎号(!)作品を発表するということ自体、重大事件と呼んでも決しておおげさではなかった。本書は、ほとんど独力で雑誌を作りつづけた著者が、創刊からやむなく休刊にいたるまでの迂余曲折を綴った、「もうひとつのマンガ史」である。

<読む前の大使寸評>
マンガ界における純文芸誌ってか・・・執筆者につげ兄弟、杉浦日向子、林静一らのビッグネームも見える凄い雑誌やないけ♪
ほとんど独力で、この雑誌を出版した著者も凄いけど。

rakuten「COMICばく」とつげ義春

杉浦

杉浦日向子の登場あたりを、見てみましょう。
個人的には、この本の最大の見所なんですが。
p45〜48
<女性マンガ家の参加> 
 マンガ家への原稿依頼が順調に捗り、次第に雑誌の形が整い始めたころ、『週刊漫画ゴラク』の若手編集者・Yくんに「杉浦日向子はどうですか」と声をかけられた。

 杉浦日向子は1980年、『ガロ』でデビューした異色のマンガ家だった。ぼくら編集者はわりと安易に“マンガ界に新風を吹き込む…”などという惹句を使っていまうのだけれども、まさにそのことば通りの登場だった。

 稲垣史生に師事した時代考証家というのが杉浦日向子のもうひとつの顔だったが、マンガのなかにそんな気負いはなく、さらりと江戸の空間が表現されていた。実際、読後の印象といえば、ドラマそのものよりも、江戸の匂いを嗅いだとか、江戸の空気に触れたような面白さがあった。

「魅力あるけど、原稿の依頼となると各誌が注目してて難しいんじゃないかなあ」
 ぼくがそういうとYくんはニヤリと笑った。
「実はですね、もう原稿は発注してあるんですよ。『ゴラク』のほうで掲載してもらう予定だったんだけど、新しい雑誌のほうが合いそうですもんね」

 Yくんが話を持ちかけて何日もしないうちに杉浦日向子の原稿はアップした。自宅で原稿を受け取り、次回も依頼したい旨を告げると、困惑した表情で、「1年先ぐらいまではもうスケジュールがいっぱいで…」と断られてしまった。
 
 杉浦日向子の原稿を入手したことで、ぼくはあるうかつさに気づいた。それまでほとんど女性のマンガ家に目をむけていなかったのだ。本来なら女性マンガ家と男性マンガ家を区別すること自体ナンセンスなのだが、それまでほとんど女性マンガ家に原稿を依頼した経験がないことから、遮眼帯を掛けたようになっていたのかもしれない。

 たしかに以前は女性マンガ家といえば、少女マンガかレディースコミックが通り相場であった。しかし、徐々に発表誌を限定しない、むしろ一般青年誌が似合ってしまう女性マンガ家も多く見受けられるようになっていた。


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