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zoom RSS 『老耄と哲学』4

<<   作成日時 : 2017/10/13 05:14   >>

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<『老耄と哲学』4>
図書館で『老耄と哲学』という本を、手にしたのです。
梅原猛さんといえば、哲学者そのものであり言ってることも難しそうではあるが・・・読んでみるか。


【老耄と哲学】
梅原

梅原猛著、文藝春秋、2015年刊

<「BOOK」データベース>より
縦横無尽の教養と好奇心、鋭い批判精神に基づき、卒寿の年を迎えてなお果敢に発言し続ける…20年を超える新聞連載「思うままに」シリーズ最新刊。

<読む前の大使寸評>
梅原猛さんといえば、哲学者そのものであり言ってることも難しそうではあるが・・・読んでみるか。

rakuten老耄と哲学

虻に双鶏図草木国土悉皆成仏

哲学の根本原理が語られているので、見てみましょう。
p47〜52
人類哲学についての覚書
 日本仏教は決して禅のみではない。私は日本仏教を遍く研究しようと、哲学者の上山春平氏を誘い、梶山雄一、高橋直道氏などの同世代の協力を得て『仏教の思想』(角川書店)という全12巻の叢書刊行に取り組んだ。仏教というものがほとんど思想的に顧みられなかった当時、仏教思想の魅力を分かりやすく語った点においてこの叢書がいささか貢献したことは間違いない。

 このような仏教研究を日本研究の端緒として、その後思いがけなく8世紀の日本の歴史の秘密を知り、立て続けに『神々の流ザン』『隠された十字架』『水底の歌』を書いた。さらに日本の基層文化である縄文文化の重要性に気づき、縄文文化を色濃く残す文化としてアイヌ文化に着目した。そしてアイヌ文化の研究により、それまでどちらかといえばアレルギー反応のあった神道の重要性を認めるにいたった。

 このように日本文化を研究して50年、今85歳にしてようやく新しい哲学をつくる原理を日本の思想の中に発見することができたと思う。しかし新しい哲学の根本原理を見つけたといても、その原理を西洋哲学と対決させることによって一つの哲学体系を構築するのは容易なことではない。

 私は約50年間、日本の思想とは何かということを問い続けて、最近ようやくその答えを見つけた。それは「草木国土悉皆成仏」という言葉によって端的に表現される天台本覚思想である。天台本覚思想は天台密教がその結論として生み出した思想であり、浄土仏教、禅仏教、法華仏教などの鎌倉仏教の共通の前提となった。

 天台本覚思想が天台宗と真言宗の合体した天台密教から生まれた思想であり、すべての鎌倉仏教の共通の前提になったとすれば、それは日本仏教の本質をなす思想とみて差し支えないであろう。

NHK-BSの若冲4夜特集に福岡博士がゲスト出演していました。
「若冲の絵が草木国土悉皆成仏を彷彿とさせる」だって・・・・
福岡博士は自然に寄り添う若冲を評価するが、自然を塗り替えようとするアメリカ主導の科学がクローズアップされるわけです。(大使の場合)

『老耄と哲学』1:茨木のり子と金子光晴
『老耄と哲学』2:健康について
『老耄と哲学』3:縄文文化について

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