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zoom RSS 『岡本太郎と語る』2

<<   作成日時 : 2017/10/11 17:35   >>

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<『岡本太郎と語る』2>
図書館で『岡本太郎と語る』という本を、手にしたのです。
対談集となっているが、目次を見てみると…
赤瀬川、ヤノベ、横尾、島田と、対談者の顔ぶれがすごいでぇ♪


【岡本太郎と語る】
太郎

岡本太郎記念館編、二玄社、2003年刊

<「BOOK」データベース>より
「ただのサロンではない」「ただの講演会ではない」。岡本太郎が夢みてやまなかった「丁々発止の精神の共同体」。太郎“と”語る空間への扉が、今、ここに、ある。

<読む前の大使寸評>
対談集となっているが、目次を見てみると…
赤瀬川、ヤノベ、横尾、島田と、対談者の顔ぶれがすごいでぇ♪

amazon岡本太郎と語る

忠則

横尾忠則さんとの対談を、見てみましょう。
(岡本太郎記念館館長の岡本敏子さんを岡本と表記)
p193〜195
<今、瞬間という「完成」>
横尾 世紀が替わり21世紀になって、ようやく世の中が岡本太郎的になった。僕は、そんな我々自身を、我々は評価するべきじゃないかと思いますよ。だから僕たちは、右も左も考えず、岡本太郎がやったもの全部、岡本太郎が、一人の人間が全身全霊、とにかく生きてきた、誰のためにでもない、自分自身の魂と肉体のために生きてきた、そのことを感じればいいのではないでしょうか。

 じゃあ、岡本太郎の傑作は何だ。「太陽の塔」か、あるいは…、とまぁ、これもいろいろ言いますけれども、それは全部ですよね。最後まで完成させなかった絵もあると思いますが、それもひっくるめて全部、一つの作品と考えなきゃいけないんじゃないでしょうか。なぜならば、それは、創作家が何者であったかということ、どう生きてきたかということですから。
 未完成の絵といえば、ここにも随分あるんですよね。

岡本 顔だけのだとか…ここらにあるの、全部未完成なの。

横尾 でも芸術は未完成でいいんですよ。未完成ということについては、僕も少し前に、ある経験をしました。自分のことで恐縮なのですけれど、ちょっとお話しますね。

 去年の9月11日にワールド・トレードセンターに飛行機が突っ込みましたよね。実はあの夜に、僕は、例のY字路のデッサンを描いていたんですよ。遅くなってから家へ帰って、テレビを点けたら、例の事件が起こっていたわけです。それで、夜中の3時くらいまで観ていたんですよ。で、次の日にアトリエに行って、また続きを描こうと思ったら、その瓦礫の生々しいイメージと、僕の出来損ないの未完成の絵とが重なってしまいって、描こうと思っても、それ以上どうしても描けない。それで仕方なく、その日、2001年9月11日の日付と「Y」というサインを入れて、完成させた。完成というか、未完成のストップモーションです。
(中略)

 おそらく、そういう意味では、岡本さんの未完成もそういうことではなかったのではないでしょうか。パーッと線を引いて、それから丁寧に塗るか、あるいは別の線をヒューッとこう引っ張るか。そうすれば完成か。いや、とんでもない。線を入れたら、またそれに対して何かをやりたくなる。すると、またそれに対応して…いつまでも永久に終りがない。もう常に、その時の「今」という瞬間しかないですね。

 岡本さんにはいつも今しかなくって、過去もないし未来もない。今だけがあった。そして、今という瞬間は常に未完成だから、未完成の作品がたくさんできていくわけです。それは、人間として正しい生き方そのものじゃないでしょうかね。だって誰も、「はい、夜の12時になりました。寝ます。これで今日は完成しました」なんて言いませんよね(笑)。

 岡本さんは、常に「永遠の今」を生きた。別の言い方をすれば、だからこそ今も、岡本太郎が生きていると言えるのかもしれません。

ところで、岡本太郎が敏子さんを連れて訪ねた韓国が『岡本太郎が愛した韓国』で観られます。

『岡本太郎と語る』1

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