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zoom RSS 最強のエッセイストR1 B

<<   作成日時 : 2017/08/07 06:04   >>

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<最強のエッセイストR1>
蔵書録を作るばかりではなくて、そろそろ有効活用をはかるべきと思い至り・・・・
蔵書録から最強のエッセイストを選んだのだが、大使の場合は兼好法師と米原万理さんになるわけです。

で、蔵書録より該当データを並べてみます。なお過去の日記から関係記事もおまけしときます。

<蔵書録の該当データ>
・米原万理の「愛の法則」(2007年)
・魔女の1ダース(1999年)
・絵本徒然草 下(2005年)
・方丈記,徒然草(1957年)

図書館で借りた本まで枠を広げて、独断で最強のエッセイストを選んでみました。
・ほんの数行(2014年)
・人生が用意するもの(2012年)
・君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい(2011年)
・問題があります (2009年)
・言葉のレッスン(1998年)

R1:『君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい』『問題があります』『人生が用意するもの』を追加



女流エッセイストとなれば清少納言か米原万里さんでしょうね(大使の場合)
蔵書録より米原さんの本を並べてみます。

【魔女の1ダース】
魔女
米原万里著、新潮社、1999年刊

<「BOOK」データベースより>
私たちの常識では1ダースといえば12。ところが、魔女の世界では「13」が1ダースなんだそうな。そう、この広い世界には、あなたの常識を超えた別の常識がまだまだあるんです。異文化間の橋渡し役、通訳をなりわいとする米原女史が、そんな超・常識の世界への水先案内をつとめるのがこの本です。大笑いしつつ読むうちに、言葉や文化というものの不思議さ、奥深さがよーくわかりますよ。

<大使寸評>
同時通訳のプロにして、すばらしいエッセイストでした。

Amazon魔女の1ダース



【米原万理の「愛の法則」】
米原
米原万理著、集英社、2007年刊

<「BOOK」データベースより>
稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか―“愛の法則”では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また“国際化とグローバリゼーション”では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。

<大使寸評>
言語のプロが説く言語学的エッセイとでも言いましょうか。エッセイストとしても秀逸な万理さんでした♪
なにより、その反米スタンスがいいですね♪


Amazon米原万理の「愛の法則」





【絵本徒然草 下】
橋本
橋本治 訳文、河出書房新社、2005年刊

<「BOOK」データベースより>
人生を語りつくしてさらに“その先”を見通す、兼好の現代性。花や樹木、奇談、色恋、友情、仏教、老病死…さまざまな話柄のなかに人生の真実と知恵をたたきこんだ変人兼好の精髄を、分かり易い現代文訳と精密な註・解説で明らかにする作家橋本治の筆づかいに奇才田中靖夫の傑作イラストが応える、新古典絵巻の下巻。

<大使寸評>
橋本治氏のこなれた訳文と更に趣きのある註文が付くという2段構えになっています。
大使も戯れに現代文訳を試みているので、大いに参考になります。
つれづれなるままに徒然草byドングリ

Amazon絵本徒然草 下



【方丈記,徒然草】
徒然草
日本古典文学大系〈第30〉、岩波書店、1957年刊

<「BOOK」データベースより>
自然に囲まれた方一丈の空間に限りない慰めを見い出す方丈記。欠けたる月、祭りの後を愛で、人の心の無常を異様な好奇心をもって描写した徒然草。日本人の心性を鋭く造形した中世文学の最高峰2篇が、最古の様態をいきいきと伝える本文と創造的注解によって、あざやかに蘇る。(新日本古典文学大系の解説より)

<大使寸評>
古文のエッセイとしては、この2篇が最強ではないでしょうか。

Amazon方丈記,徒然草




<今日から始まる「100分de名著・徒然草」>
H24.1.4
今日からNHKで「100分de名著・徒然草」が始まるので、事前にそのHPを覗いてみたのです。(楽天仲間からの事前連絡で放送予定を知ったのですが)

徒然草は古いエッセイという認識であったが、放送概要を見てみると意外にも処世訓、人生哲学としてもいい線行っている感じです。
大使としては、ドングリ語訳徒然草として茶化してやろうと思っていたけど・・・・
もうチョット真面目に取り組むべきではないかと思い直しているのです。

それでは・・・・第1回講義のレポートは番組終了後に開陳する予定です。


100分de名著・徒然草より
100分de名著・徒然草

〇第1回 心地よい人づきあいとは(2012年1月4日)
 兼好は、たとえ仲のいい間柄でも、時には改まった態度を示すのが良いと記した。人間関係では、お互い気を遣わなくなった時に落とし穴がある。なれ合いになったら距離をおき、疎遠になったら距離をせばめる。そうすることによって、新鮮な関係と保つと、トラブルも減るとした。人間の弱さを熟知した兼好流の気配り術を学ぶ。

〇第2回 上達の極意(2012年1月11日)
 兼好は、上達したいと願う時には、形だけでも良いから達人のまねをすることから始め、人前に出ることを恥じるなと説いた。そして、心から大事だと思っていることは、タイミングと関係なく、今すぐとりかかれと述べている。人生は一瞬一瞬の積み重ねであり、同じ事は2度と起きない。毎日に緊張感を持って生きることが、自分を高めることになると兼好は説いた。

〇第3回 世間を見抜け(2012年1月18日)
 世の中、いわゆる「世間」というものは、うっかりしていると、あらぬ噂を立てられたり、笑いものにされたり、食い物にされたりする恐ろしいものである。そんな世間にふりまわされて嫌な思いをしないためには、どうしたらよいのだろうか。兼好は、自省を怠らず、自分自身を様々な方角から見つめ直すことを勧めた。世間という“魔物”に対峙する心構えを解く。

〇第4回 人生を楽しむために(2012年1月25日)
 最終回では、大学で日本中世文学を学び、徒然草のファンである嵐山光三郎さんを招く。兼好は、成功や失敗といった固定概念を嫌った。そして完全なものでなく、不完全なものを愛した。嵐山さんは、こうした柔軟で優しい視線があったからこそ、平凡な日常を前向きに楽しむ余裕が生まれ、世の中の真実を見つめる力を養うことができたと考えている。兼好の姿から、人生の前向きな楽しみ方について考える。


<第1回講義のレポート>
ゲスト講師の荻野文子さんが・・・・いい感じですね(大使 どこを見ているやら)
第87段に友人にしてはいけない7種類の人というのがあって、その中に金持ちと健康な人が挙げられているが、一筋縄ではいかない兼好さんが見えるようです。
生涯にわたり職業を転々と変え、どれもが成功しなかったわけで・・・・
萩野さんが「何者にもなり得なかった人」と言っていました。

ふんふん、なんか器用貧乏な人だったようで・・・大使に似てなくもないのです。
更に萩野さんが言うには「自分が弱いので、弱者がよく見えて、優しくもあった」そうで・・・・時を隔ててはいるが、お友達になれそうな人である。

つれづれなるままに「徒然草」
つれづれなるままに「徒然草」2



<ほんの数行>
図書館予約で借りた和田誠著『ほんの数行』を読んでいるが・・・ええでぇ♪
安西水丸さんが亡くなり・・・
イラストレーター界の大御所のような存在であるが、偉ぶらないのが和田さんの持ち味なんでしょうね。

この本で、装丁した3000冊を超える本から名ゼリフがキラリと光る100冊を選んだとのことです。
表紙のイラストとエッセイが楽しめる構成が、グリコのアーモンド味みたいで・・・ええでぇ♪

和田

100冊のうち、1冊を紹介します。

<イブのおくれ毛>よりp72〜73
「そら、マサシゲさんかてしたはるわ。マサツラさんがいてはるもん」
 田辺聖子「イブのおくれ毛」(文芸春秋)より

 田辺さんは「文芸春秋」に「女の長風呂」というタイトルのもとにエッセイを6年ほど連載されていた。それが5冊の単行本になり、さらに「ベスト・オブ女の長風呂」として3冊のアンソロジーにまとめられた。その3冊の装丁をぼくが担当したわけです。

「女の長風呂」はシモネタが多かった。シモネタと言っても下品ではない。ユーモアのオブラートに包まれていて、楽しいのである。
 引用した数行は、女学生時代にセックスについての知識を仕入れた同級生が友だちに一人ずつ耳うちしたが、当時の田辺さんは楠木正成までそんなことしたとは信じられず、その話の63パーセントはウソだと思う、ときいて発した同級生の言葉。

 戦時下のことである。後醍醐天皇を守る楠木正成は忠臣中の忠臣と教えられたいた。銅像も立っていた。「青葉茂れる桜井の 里のわたりの夕まぐれ・・・」という歌も知られていた。戦場に向かう正成を追ってきた息子の正行を泣きながら国に帰す情景を歌ったもので、このエピソードは小学校(当時は国民学校)の学芸会の演目にさえなっていた。

 そんな正成は多くの日本人の尊崇の的だったので、セックスと結びつけることなど畏れ多いことだったのだ。でもこの同級生は「正成さんにも正行さんという息子がいるのだから、セックスしている筈だ」とクールに言う。そういうセリフが面白い。




【ほんの数行】
和田

和田誠著、七つ森書館、2014年刊

<商品の詳細説明>より
 半世紀以上にわたってイラストレーター、デザイナー、映画監督と多才な活躍を続ける和田誠さん。装丁した3000冊を超える本から、名ゼリフがキラリと光る100冊を選びました。和田さんのインスピレーションを刺激した「ほんの数行」のフレーズとブックデザインをめぐる想い出を、装丁家ならではの視点で楽しく綴ります。

<読む前の大使寸評>
「この本の装丁も和田誠だったのか」といつも思うのです♪
「商品の詳細説明」の目次に、和田さんの好みとか交友関係が表れているようです。

<図書館予約順番:7(9/23予約、11/18受取)>

rakutenほんの数行





【人生が用意するもの】
川上

川上未映子著、新潮社、2012年刊

<「BOOK」データベース>より
「世界のみんなが気になるところ」を論じ、あの三月を思い、人生のデコボコに微苦笑しながら、読者の意表を突きまくる最新エッセイ六十余篇。断酒日記付き。

<大使寸評>
週刊新潮に連載の「オモロマンティック・ボム!」を単行本化した3冊目にあたるとのことであるが・・・
「オモロマンティック・ボム!」というタイトルからして、そして中身も面白いのである。
彼女は紫式部文学賞なるものを授賞しているそうだが・・・
なるほど、長くつづる文体は紫式部のようでもある。
でも、彼女の文体は、清少納言や吉田兼好のような随筆にこそ生きるのではないかと思うのです。
rakuten人生が用意するもの




【君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい】
浅田

浅田次郎著、文藝春秋、2011年刊

<「BOOK」データベース>より
言葉の魔術に、酔いしれる。生き別れた母を想い、馬と戯れ、小説の神様と向き合う。人気作家の「心わしづかみ」エッセイ集。

<読む前の大使寸評>
生粋の江戸っ子で嘘つきの浅田さんであるが…半分ほど関西人の大使が惹かれるのだから面白いものである。

amazon君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい





【問題があります】
佐野

佐野洋子著、筑摩書房、2009年刊

<「BOOK」データベース>より
中国で迎えた終戦の記憶から極貧の美大生時代まで、夫婦の恐るべき実像から楽しい本の話、嘘みたいな「或る女」の肖像まで。愛と笑いがたっぷりつまった極上のエッセー集。

<読む前の大使寸評>
SNSにさらされて、ますます早く軽く意地悪になっていく世相であるが・・・
佐野さんのエッセイを読んで、精神のバランスをとることも肝要ではないか?♪
(この本を借りたのは2度目であることがわかったので、その4としました)

rakuten問題があります




<言葉のレッスン>
柳美里さんの本は、韓国や在日関連のものを読んだことはあるのだが・・・
図書館で借りた『言葉のレッスン』がええでぇ♪

エッセイ集なんだが、なかなか切れ味が鋭いエッセイだと思った次第です。


【言葉のレッスン】
言葉

柳美里著、朝日新聞出版、1998年刊

<「BOOK」データベース>より
小説、映画、新聞、ひとの話など印象に残った言葉をひろい集め、出逢ったひとや出来事のなかで人生の断片を描く。言葉と対峙するエッセイ。

<大使寸評>
各エッセイの冒頭に1ページ割いて、先哲の言葉を載せるという構成となっています。
これは『ほんの数行』に似た構成であり、なかなか趣きがあるのです。

rakuten言葉のレッスン


この本から、フリーマーケットのお話を紹介します。

<お店屋さんごっこ>

1.原則的に“家庭の不用品”の域を越えている物は、販売できません。

2.飲食物全般、医薬品、化粧品、嗜好品(酒、煙草等)、生き物、ポルノ商品は、絶対に禁止です。
          ――フリーマーケット出店規約抜粋

 
 近所のコンビニエンスストアで買い物をした帰り道、信号待ちをしているK子とばったり逢った。彼女は5年前に私の芝居に出演したことがある。
「これ、この近くに友だちがいてもらってきたの」K子は左手の大きな紙袋を右手に持ち直した。
 彼女の顔が陽に焼けているので、
「ハワイにでも行ったの?」
 と訊くと、彼女はのけぞって笑った。
「日焼けサロン?」
「わたしがどんなに貧乏してるか知らないでしょう。フリーマーケットやってるの」

 フリーマーケットといわれてもなんのことやらさっぱりわからず表情を決めかねている私に、K子が説明してくれた。いま、フリーマーケットがトレンディなのだそうだ。東京には<リサイクル運動市民の会>といった名前の団体がみっつあって、それらが主催するフリーマーケットに応募し、抽選で出店が決まる。
 K子はふたりの役者仲間と店をひらいているという。十数名の劇団員の名前を使って応募すると、かならずひとりかふたりは当選するので、当選した名を名乗って出店するのだ。国立代々木競技場の<原宿駅前側広場>や東急デパートの屋上などでひらかれることが多く、出店料は3000円から5000円、広い会場では500店以上が畳3枚のスペースに区分され、ひしめきあうのだそうだ。

「お客さんがすごいの。時間まえから行列をつくって、開店した途端、バーゲンセールみたいにわっと群がるんだから。ゴールデンウィークには原宿に3万人以上も集まったのよ。一日中陽にあたりっぱなしで、日焼けもするわよ」

 出店側は、業者風のひと、売れないバンドマンなどバラエティに富んでいて、客のほうも、老人夫婦、主婦、家族連れ、外国人、とありとあらゆるひとたちで縁日のようなにぎわいだという。

「とにかくなんでも売るの。お客さんがかならず値切るせいもあるけど、どの店も百円、二百円のものが売れ筋よ。ほとんど趣味みたいなもんね。だってこれまで三回やったけど、一日5,6千円の売り上げにしかなんないんだから、お店屋さんゴッコよ」

 持っている袋の中身は、友人から譲ってもらった「不用品」だという。
「近くだから寄りなよ」私も萩焼の花瓶や、木箱に入った小鉢のセットなどをプレゼントすることにした。
 K子は鑑定人のような顔つきでいった。
「うーん、いい仕事だけど、どれも千円の値札で、結局500円に値切られる。厳しいのよ、商売は」


うーん、リアリティがあるな・・・
切れ味が鋭いエッセイとでも言うべきでしょうね♪

データは蔵書録作成中3より抽出しています。

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