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zoom RSS (ニッポンの宿題)シャッター商店街

<<   作成日時 : 2017/05/15 09:37   >>

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<(ニッポンの宿題)シャッター商店街>
 買い物だけでなく、お年寄りたちの散歩や語らいの場、子どもたちの遊び場でもあった商店街の多くが寂れ、「シャッター商店街」化して久しいです。どうしてこんなことになったのでしょう。21世紀の「商い」の場で再生の可能性はあるのでしょうか。

藻谷
(藻谷さんのオピニオンを5/13デジタル朝日から転記しました)

■後継者育てず、店舗は放置 藻谷浩介さん(日本総合研究所主席研究員)
 日本各地で商店街が繁栄を極めたのは1980年代初頭まで。ごった返す商店街を歩いた記憶があるのは、多くの地方都市で、おおむね50代以上の世代となってしまいました。

 かつての商店街のほとんどが、今や空き店舗の並ぶ「シャッター街」です。それどころか、空き地だらけの中心市街地も珍しくありません。
 原因に挙げられるのが、無料駐車場付きの郊外型大型店との競争に敗れたことと、旧態依然の品ぞろえが顧客ニーズと合わず、コンビニや専門量販店に負けてしまったことです。

 大都市はもちろん地方都市にも、例えば長崎県佐世保市や熊本市の中心商店街のように、今も大勢の人の歩いている商店街は残ってはいます。
     *
 とはいえなぜ、その他の商店街はそうなれなかったのでしょうか。理由は二つ。まず、家族経営化した店の後継者育成の失敗が挙げられます。戦前の商店は奉公人を抱えた零細企業体で、優秀な従業員が店を継いだり、のれん分けして独立したりしていました。

 しかし、戦後は家族だけで経営する店が増え、しかも「不安定な店を継ぐより、子どもはサラリーマンや公務員に」という風潮が強まっていきました。そのため、商売が成り立っている店ですら続々と後継者不在で閉店していったのです。

 さらに重要なのが第2の理由で、地権者の努力不足です。
 商店街に土地や建物を持つオーナーたちの多くは、高度成長期に貸しビル経営やアパート経営にも手を出していきました。そちらの収入がメインとなった結果、商売の努力を怠り、後継者不在で生まれた空き店舗には、不合理に高い家賃をつけたまま放置してきたのです。

 そうこうしている間にシャッター街化が進み、結局不動産収入も下がる一方となってしまったのですが、その頃にはかつてのオーナー層の高齢化が進み、悪循環を脱する自助努力は怠られたままでした。シャッター街も、急増している空き家も、耕作放棄地や放置山林も、問題の根は地権者の不作為にあるのです。
     *
 さらに2000年代になると、生産年齢人口の減少に伴って消費総額が減退していき、商店街のかつてのライバル、都心大型店はもちろん、郊外の大型店も淘汰の時代を迎えました。コンビニや通販の伸長が巨大モールすら脅かし、さらにコンビニも統廃合の波を浴びています。

 そんな中で、商店街を再評価する機運も起き始めました。
 なじみの店が並び、人と人との会話とふれあいのある界隈を再建させることは、国民の4人に1人以上が高齢者となった今こそ重要です。加えて、資本も経営経験も乏しい若者、特に女性が起業する場として、商店街の意義が見直されています。

 どこでも同じ大型店ではなく、地域ごとに個性のある商店街の空間が、国際的な観光資源としても見直されて始めています。大阪ならば、オフィス街の梅田ではなく、庶民的なお店が並ぶ道頓堀周辺が人気です。

 とはいえ、一度、完全に機能停止した商店街を再起動するのはとても難しいことです。 鍵は、外部の若い血を入れて新陳代謝を起こすことです。そのために必要なのは、やる気のある若者が少ない資金でも店を借りられる仕組みです。地権者の不労所得を増やす家賃補助ではなく、改装支援や経営ノウハウ支援が重要なのです。(聞き手・編集委員 駒野剛)
     ◇
藻谷浩介:1964年生まれ。地域エコノミスト。2012年から現職。「実測!ニッポンの地域力」など著書多数。


(ニッポンの宿題)シャッター商店街藻谷浩介2017.5.13


この記事も 朝日のインタビュー記事スクラップR3に収めておきます。

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