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zoom RSS (耕論)AIと生きる

<<   作成日時 : 2016/11/09 08:31   >>

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<(耕論)AIと生きる>
新保史生さんや栄藤稔さんが朝日のオピニオン欄で「AIと生きる」ことの意味や倫理を語っているので、紹介します。
とにかく、自動運転たら技術は、基本的に「おせっかいな技術」と思い、鬼門として毛嫌いしている大使なので・・・そのあたりを見てみたいのです。

AI
(お二人のオピニオンを11/9デジタル朝日から転記しました)


自動運転からがんの診断に至るまで、さまざまな分野で人工知能(AI)を活用する研究が進んでいる。AIの実力とはどれほどなのか、そして私たちはどう備えたら良いのか。

■「人間第一」のルール必要 新保史生さん(慶応大学教授)

 AIの技術は進んでいるのに、それに対する人間の考えが追いついていない。それが今の状況です。

 自動走行車で事故があったら、責任はドライバーにあるのか、メーカーにあるのか。そんな、AIを社会としてどう受け入れていくかという制度づくりの議論が、ようやく始まったところです。

 法律面を考えてみても、表現の自由やプライバシーなど憲法上の問題から、刑法や民法、安全保障など国際法上の問題まで、今後は幅広い検討が必要になります。

 AIと言っても、すでにある自動走行車と、「ターミネーター」のようなSF的なものを一緒に議論すると、混乱してしまう。議論の前提を整理する必要があります。

 課題の緊急度では、まずは現に問題が起きている分野です。米国では自動走行中の死亡事故も起きている。さらに、いつ起きてもおかしくない問題。AIを搭載したドローンが墜落し、人的被害が出るようなケースを考える必要がある。SFのような想定問題は、その先のことです。

 まずは緊急度が高い課題を念頭に、将来的には具体的な法律に落とし込む必要があります。ただ、現在進んでいるのはその基礎となるAI開発の原則や制度づくりです。

 制度づくりと言うと、規制強化と思われがちです。しかし実際には、ルールが未整備だと、参入へのちゅうちょが生まれ、かえってイノベーションを阻害してしまいます。

 日本は世界をリードするロボット大国。その優位をAIで生かすためにも、制度整備の議論を急ぐべきです。

 私も参加した総務省の有識者会議「AIネットワーク化検討会議」は今年4月、まず「AIの研究開発の原則」として、「透明性」や「プライバシー保護」など8項目のたたき台をまとめました。同月末に高松で開かれたG7の情報通信大臣会合で、この「原則」を日本から提案し、各国も賛同しました。今後はこれをベースに国際的な議論が進むことになります。

 検討会議での議論のきっかけは、私が昨年秋に試案としてまとめた「ロボット法 新8原則」です。SF作家アシモフが提唱したロボット工学の倫理「3原則」や経済協力開発機構(OECD)のプライバシーガイドラインを参考に、AIの進展も踏まえてアップデートしました。

 そこで最初に取り上げたのが「人間第一の原則」です。

 AIの活用で効率は上がる。ただ、それが人間にとって幸せかどうかは別問題です。作業を単純にAIに置き換えれば、機械ですから融通はきかない。人間が幸せになるよう、人間優先でAIをうまく使いこなす必要があります。その理念が、議論の出発点になると思っています。(聞き手・平和博)

    *
新保史生:70年生まれ。OECDデジタル経済セキュリティ・プライバシー作業部会副議長。著書に「情報管理と法」。

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■社会課題解決のツールに:栄藤稔さん(NTTドコモ執行役員)
 国立研究開発法人の科学技術振興機構で、AI活用プロジェクトを統括しています。昨年、AIの画像認識力が人間の「目」を超えたという研究結果が発表されました。たとえば、そっくりな双子の顔を人間はよく間違えますが、最新のAIは間違えない。

 最近は、動画認識による自動運転や、文法だけでなく経験則にも学ぶ自動翻訳が、AIの最先端です。私が社長の子会社「みらい翻訳」のAIの英作文力は、TOEIC700点の人の水準。日英の言い回しを数百万も学習させて到達できました。

 ただ、日本でAIというと、鉄腕アトムのような人型の万能ロボットをイメージする人が多いですが、欧米企業の技術者の間では「賢い機械」ぐらいの受け止め方。実際、まだまだAIは単純な認識をしているだけです。水を見せると、「水」という名前だとは判断しますが、それが「流れる」「飲める」といったことは理解していない。人間の意識とは程遠いのです。

 だからこそ欧米の企業で進むのは、AIを、社会を効率化するツールとして活用する取り組みです。例えば、がん検査の画像診断で、AIの画像認識能力を活用し、医師の診断を補助してもらう。今後は農業や食品加工の分野でも、例えばトマトの熟れ具合を見極めて一番いい時に収穫するといった取り組みが進むでしょう。

 そして大事なのは、今やAIの基本技術はオープンソース(公開)化されており、ネット上で入手できる点です。そこからダウンロードすれば、だれでも使えるし、改良してアップロードもできる。最先端の技術開発を続ける一握りの米国大手をのぞけば、大半のAI企業は、目的に最も合ったコモディティー(汎用品)のAI技術を組み合わせることで勝負しています。

 日本も、高齢化などが進む国だからこそできる社会課題の解決に、公開されているAI技術を使ってもっと取り組めると思います。ただ、その際に障害となるのは、日本では各産業の取り組みや社会の様々なデータが、まだデジタル化して蓄積されておらず、AIが読み込める状態になっていないことです。デジタル化できていないと、AIの学習に使えず、その果実を取れません。

 とにかく有用と思われるデータをネット上にアップロードし、デジタル化を進めることが、AI時代には欠かせないと思います。AIの最先端技術では世界と競えなくとも、さまざまなデータを蓄積して、「そんなところがデジタル化されてるの」という分野をつくる。それを汎用品のAIに学習させて、AI活用の成功例を作り、次につなげていく。そこに、日本の活路もあると思っています。(聞き手・吉川啓一郎)

    *
栄藤稔:60年生まれ。松下電器産業(現パナソニック)から2000年にドコモへ。14年からイノベーション統括部長。


要するに、アップルやグーグルそしてアメリカ的商法が嫌いなだけだったりして(笑)
なお、AIのディープラーニングなんかについてはAIは人の脅威か、アルファ碁の圧勝で語られています。

(耕論)AIと生きる新保史生2016.11.9
この記事も 朝日のインタビュー記事スクラップR1に収めておきます。

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