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zoom RSS (耕論)変な国アメリカ?

<<   作成日時 : 2016/11/09 06:42   >>

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<(耕論)変な国アメリカ?>
本日9時頃から米大統領選の開票作業が始まるそうだが・・・・
矢口教授や厚切りジェイソンさんが朝日のオピニオン欄で「変な国アメリカ?」と語っているので、紹介します。

アメリカ
(お二人のオピニオンを11/8デジタル朝日から転記しました)


8日は米大統領選投票日。イスラム教徒の入国禁止、国境に壁……問題発言を繰り返すトランプ氏が最後まで支持を集めるのはなぜなのか。米国は「変な国」になったのか、そう思う私たちが変なのか。

■分断と融合、いつも併存:矢口祐人さん(東京大学教授)

 日本から見ると、トランプ氏の支持者は極論の持ち主に思えます。しかし、米国社会全体から見れば、おかしな人でも、ひどく偏った人でもない。外国から見ると「奇妙」でも、米国では「普通」の人が大勢いるから、トランプ氏優勢の州があれだけある。

 米国はもともと巨大な分断を抱えた国です。多くのノーベル賞受賞者を出しながら、4割の人が進化論を信じていない。カリフォルニア州などには、聖書の創造論の「正しさ」を展示する博物館があります。来館者はごく普通の人たちが多く、進化論は信じないけれど教育や科学の大切さは否定しない。一方で、リベラルな知識層の知人に「行ってみよう」と誘うと拒否反応を示す。そういうものの存在すら認めたくない。完全に分かれてしまっているんです。

 トランプ氏支持者の中心は、白人、男性、地方在住、大学を出ていないブルーカラー層です。そうした人が、共和党主流派ではなくトランプ氏を支持したのは、人種問題がとても大きい。米国社会に占める白人の比率は確実に減っています。白人男性を中心とした伝統的・保守的な価値観が揺らぎ、形容しがたい不安が広がっている。それをトランプ氏は巧みにすくい上げたといえます。

 民主党のサンダース氏も似ています。格差が拡大する中で若者は将来への不安にさいなまれている。一部の金持ちに極端に富が集中する一方、学生は学費を賄うための多額の借金に苦しんでいる。そうした若者の不満をつかんだ。

 ただ、人種や学歴、都市と地方、貧富による分断というのは、突然出てきたものではありません。米国は、常に外から人が入ってくる国で、新しく来た人々への感情的反発が必ず起きる。激しい貧富の差も常にある。ずっと存在する分断が、今回の大統領選で非常にわかりやすい形で具現化されたのだと思います。

 それに大きく寄与したのがメディアです。CNNなどのニュース専門テレビ局にとって、トランプ氏は非常においしい素材です。彼のセンセーショナルな発言を報道すればするほど視聴率も上がる。メディアとトランプ氏の共犯関係が、劇場型の大統領選を生み出してしまった。

 この大統領選を経たことで、米国社会の分断が加速するとはあまり思いません。分断はもともと存在したもので、トランプ氏が作り出したわけではない。また、政策的にも、人々の意識の中でも、積極的に融合を進める動きはあります。個人のレベルでは人種の融和は進み、黒人と白人の結婚や、そこから生まれる子どもたちも増えている。

 でも、それに対する根強い反発もある。融合と分断のベクトルが常に並行して存在する。それがアメリカです。(聞き手・尾沢智史)
    *
 矢口祐人:1966年生まれ。専門はアメリカ研究。著書に「奇妙なアメリカ」「憧れのハワイ」など。

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■被害意識がトランプ熱に:厚切りジェイソンさん(お笑い芸人)
 ホワイ、アメリカンピープル 米国人はなぜこんなにトランプ氏を支持するのか、ですか? 日本の皆さんが疑問を持つのも、当然ですね。

 僕はミシガン州のチェルシーという田舎町で、共和党を支持してきた両親の元で育ちました。一番近いコンビニまで砂利道を車で20分。エンジニアの父親は、仕事よりも神様が大事な真面目なキリスト教徒でした。僕も両親と週に3回教会に通っていました。父は今も教会で毎月のように説教をし、そのユーチューブのリンクを送ってきます。

 両親は選挙の際、どの候補の主張が聖書に近いかを考え、ずっと共和党候補に投票してきました。でも今回初めて「あれ、トランプ氏は共和党候補だけど、聖書に近いのかな」と悩んでいると思う。

 トランプ氏は政治家ではないから、何かを変えてくれる――というのが今の米国の空気です。今ある問題を「何かのせい」にしている人からの支持が多いと思う。「おまえのせいじゃないよ」って、言ってくれるのを求めてる。

 例えば、私の出身州の街、デトロイトの自動車産業の人々は、仕事が減って不満を持っている人が多い。そこで、「日本の車さえ入ってこなければこんなに苦しまなくて済んだ」と。地域によってはメキシコ移民のせいで仕事がなくなったと思う人も多い。

 本当はそんな簡単な話ではないんです。でも、仕事を失った人は、そういう話を聞きたがる。車の品質とか価格とか、本当のことを見なくなる。その不満をトランプ氏が拾っている。人の不満に火をつけて共通の敵をつくることで人気を集めるのはヒトラーのやり方ですよ。

 米国の資本主義は、品質の良いモノ、安いモノ、頑張る人を歓迎するはずです。なのに「オレの仕事がなくなるなら歓迎できないよ」となっている。私の知る本当のアメリカではないと思います。

 イスラム系の人を差別する発言も結構やばい。これも米国の根本と全然違います。宗教の自由、言論の自由、思想の自由を大切にしてきた国なのに……。宗教は心の中のこと、生き方のことだから、外から区別のしようがないでしょう。危ないですよ。魔女狩りのようなことを繰り返すことになってしまいます。ちゃんとがんばって、米国を本当に愛している人を強制的に追い出すことになりかねない。

 でもどうしてそんな主張が支持される変なことになっているのか、ですか? 僕は米国は今でも、自由で多様な価値を認める国だと思っています。ただ、怒っている一部の人たちに聞こえの良いことをトランプ氏が言い、さまざまな不満を持つ人たちもなびいてしまっているというのが現状です。米国のイメージも含めて、心配ですね。(聞き手・池田伸壹)
    *
 厚切りジェイソン:本名はJason David Danielson。1986年米国生まれ。2014年に日本で芸能界デビュー、IT企業役員も兼務。


【選挙結果を受けて】大使は次のようにツイートしたのです。
トランプ大統領が誕生したんやて・・・・それはないぜ! 悪夢じゃ。
この番狂わせには、多くの共和党員も驚いているようです。
とにかく増大するヒスパニックと国内の経済格差にさらされたプアホワイトの怒りが、外交未知数の下品な大統領を選んだのかもしれないですね。

(耕論)変な国アメリカ?矢口祐人2016.11.8

この記事も 朝日のインタビュー記事スクラップR1に収めておきます。

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