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zoom RSS ウェイ・ダーションの世界

<<   作成日時 : 2015/01/28 09:21   >>

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<ウェイ・ダーションの世界>
ウェイ・ダーション監督が製作した『KANO 1931海の向こうの甲子園』が公開されているが・・・
この際、「ウェイ・ダーションの世界」として新旧作品を集めてみました。

・KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年)
・セデック・バレ(2011年)
・海角7号(2008年)
・略歴



<KANO 1931海の向こうの甲子園>
大使が以前より注目しているウェイ・ダーション監督が、『KANO 1931海の向こうの甲子園』を製作したようです。


2015/1/28魏徳聖さん 台湾代表の甲子園準優勝を描く映画「KANO」を製作したより
 歴史の大きなうねりの中で、懸命に生きた人々に光をあてたい。プロデュースした映画「KANO」が24日、日本で公開された。1931年の全国中等学校優勝野球大会で日本統治下にあった台湾の代表で初出場し、準優勝した嘉義(かぎ)農林学校の軌跡を追った。

 戦前の甲子園球場をセットで再現。「説得力のある野球シーンにしたい」と日本や台湾全土から野球少年たちを集めて演技を指導した。昨年公開した台湾では大ヒットを記録。一部の人たちから「植民地時代を美化している」と批判されたが、「野球好きの若者がともに夢を追った事実を伝えたかった」と意に介さない。

 監督デビュー作は、日本統治下でおきた日本人男性と台湾女性の悲恋を現代に絡めたロマンス。2作目は一転、日本の統治に反発した台湾先住民の暴動を題材にした。抗日運動を扱った作品だったが、文化や信仰の衝突を丁寧に描き、日本の観客からも広く支持された。日本にからむ題材が3作続いたのは、「人間ドラマが描ける時代を考えたら、偶然重なっただけ」。

 台湾では売れっ子の映画監督だが、普段はジーパン姿で、ラーメン店や居酒屋を好む庶民派でもある。「歴史をみると、完全な悪人も善人もいない。忘れられた人々の悔しさや悲しさ、喜びを映画で撮っていきたい」 (文・写真 伊藤恵里奈)


昨年行われた嘉義市での先行上映会のフィーバーぶりがネットに出ていました。

2014/03/04期待の台湾映画「KANO」/台湾の栄光!甲子園で準優勝に輝いた日本時代の嘉義農林チームを描くより
 22日に南部の嘉義市で先行上映会が行われた時は、先ず台北から特別列車に乗ってやってきたスタッフ、キャストら作品の関係者を市長らが嘉義駅で出迎え、コーチ役の永瀬正敏さんらに花束を贈呈。その後繁華街でパレードが行われ、六万人もの群衆が集まったというから、そのフィーバーぶりはただごとではない。

パレードパレード

 この日、魏徳聖プロデューサーは「台湾の歴史上、最も感動的な物語だ。すべての台湾人が劇場に足を運び、台湾の栄光の源を理解し、未来に向かってほしい」と述べているが、実際に日本支配下の台湾人たちが躍進する「最も感動的な物語」が、台湾中の期待を集め、そして人気を呼んでいるのだろう。

 しかし、こうした作品を快く思わないのが中国人だ。
中共機関紙人民日報の姉妹紙である環球時報は封切りの前日、「歴史を歪曲し、日本の殖民統治を美化する『KANO』が台湾で大々的に宣伝されている。『天下の嘉農』『台湾の光栄』といったスローガンが響き渡っているが、台湾人はまるで民族差別と搾取の『皇民化の栄光』に急いで戻りたがっているようだ」と非難した。  


映画を観る前に個人的な予告編を作ってみました。

【KANO 1931海の向こうの甲子園】
KANO

マー・ジーシアン監督、ウェイ・ダーション脚本、2014年台湾制作

<Movie Walker映画解説>より
日本から台湾へと渡り、現代台湾野球の礎を築いた名将・近藤兵太郎。彼の教えによって台湾代表として甲子園でプレーをし、人々の心をつかんだ嘉義農林野球部員たちの姿を描くヒューマンドラマ。台湾代表が国内の高校生たちとともに甲子園で白球を追っていたという知られざるエピソードが明らかになる。永瀬正敏が近藤兵太郎を演じる。

<見る前の大使寸評>
ウェイ・ダーションさんの関わった3作品とも、日本統治時代の光と影を描いています。そして、3作品とも総じて日本贔屓なのが、日本人としてはうれしいでぇ♪

ウェイ・ダーションさんは「歴史をみると、完全な悪人も善人もいない」と語っているが、民間交流の視点はかくありたいものです。

movie.walkerKANO 1931海の向こうの甲子園
KANO公式HP




<「セデック・バレ」>
この映画が日本で公開されるまで約2年待たされたということは、採算性なのか、霧社事件というセンシティブな事件のせいだったのか?
大使としては、満を持して元町映画館に出かけて第一部を観たのです。

s-P1030303.jpg元町映画館

伝統的な出草(首刈り)にかける男としての誇りが執拗に描かれているが・・・
民族の伝統を描くことに台湾人のアイデンティティを描きたいのかも知れないですね。
一方で、漢人はずるくて心を許せる相手ではないものとして、わりとステロタイプで描かれています。
日本人には傲慢な警官もいたが、住民の教育・治安維持などの行政を忠実に執行する生真面目な面が表れていて・・・・
まかり間違っても、役人として私腹を肥やす現代の漢人とは違っていることがよく描かれています。

その他の個人的な見どころとしては・・・
・蜂起にあたって蛮族出身の警察官の逡巡が哀れである。
・湿潤な台湾の森がきれいである
・種田陽平の手になる霧社の街並みセット


【セデック・バレ 第一部 太陽旗】
セデック・バレ

ウェイ・ダーション監督、2011年台湾制作、2013年5/23観賞

<Movie Walker映画解説>より
1930年、日本統治下の台湾で起きた、原住民による抗日暴動“霧社事件”のいきさつを、『海角七号 君想う、国境の南』のウェイ・ダーション監督が、4時間36分の長編作として映画化し、2部作として上映。『第一部 太陽旗』では、原住民のセデック族が日本に対し武装蜂起するまでが描かれる。

<大使寸評>
伝統的な出草(首刈り)にかける男としての誇りが執拗に描かれているが・・・
民族の伝統を描くことに台湾人のアイデンティティを描きたいのかも知れないですね。
一方で、漢人はずるくて心を許せる相手ではないものとして、わりとステロタイプで描かれています。

movie.walkerセデック・バレ
セデック・バレ予告編
wikipedia霧社事件


一部、二部仕立ての長編なので、二部については別の機会に観ることにしたのです。



<海角7号>
冒頭とラストで「野バラ」が日本語と中国語で歌われていて象徴的であるように・・・・総じて日本が好意的に描かれた映画である。
確かにコミカルでほろりとしたところもあり見てて面白いが、作りが大雑把な感無きにしも有らずなんですね。

これが台湾映画史上、歴代第一位のヒット作だって?
なぜ、この映画が台湾で受けるのか?ということの方が興味深いのです。

そのあたりについて、台湾在住のかたのブログを見て調べてみました。

話題の映画「海角7号」は確かに面白いより
台湾語を主体にした掛け合いの絶妙さと言語選択の自然さ、音楽の良さ、日本との絆の深さなど、台湾の歴史と現実をリアルに描いたところも素晴らしいといえる。また、報道などではあまり言及されていないが、映画に出てくる「国宝級の民謡歌手」は明らかに陳達へのオマージュだ。舞台を恒春にしたところといい、そういう意味ではきわめて台湾本土色が色濃い作品なのである。

それにしても、日本との関係や絆を描いた映画やドラマが今台湾ではぶームになっている。私が関わった映画「1895」、ドラマ「風中緋桜」「浪陶沙」のように純粋に日本統治時代の過去を描いたものが多いが、この映画のように、日本統治時代末期の日本人男性教師と台湾人女性の結ばれなかった恋が、60年後に恒春で開かれたコンサートをきっかけに今度は日本人女性と台湾人男性の間で結ばれるという形で過去と現在を結びつけたものもある。そういう意味では、在台日本人には稼ぎ時かも知れない。しかも、これが「反日親中」の馬政権の成立以降にもかかわらず、こうした動きが強まっているところが逆説的で面白い。いや、むしろ政権が反日的だからこそ、民間がそれに反発しているのかもしれない。


台湾語と北京語の掛け合いの面白さは、日本人にとってはつんぼ桟敷でありわからないが、若しかしてそのあたりが台湾で受けた訳なのかもしれません。
監督は霧社事件の映画が作りたいのだが、スポンサーがつかないので、先ずこの長編第一作「海角7号」で実績を上げるつもりだったようです。
それが、歴代第一位のヒット作というがすごいですね。

霧社事件とは日本人にとってテーマがあまりにも重いが、日本統治時代の忌まわしい事件を監督はどのように描くのでしょうね。
台湾にとって日本とは光と影が交錯する国であり、その絆の深さが創作意欲を刺激するのかも知れません。

キャスト

なんか難しい感想になったけど・・・・
即席バンドが泥縄で練習して、最後に成功をおさめるところが「頑張れベアーズ」風であり、大使のツボを突くんですね。
カエルが不倫まがいのアタックをかけるところなんか、いいですね♪
(見てない人には、説明不足でスンマヘン)

「海角7号」公式HP



<略歴>


【略歴】wikipedia魏徳聖より
 時計職人の息子として台南に生まれる。遠東工専(現・遠東科技大学)電機科卒業後、1993年から1994年にエドワード・ヤンのもとで働く。
 1995年から1996年に日本の林海象監督の『海ほおずき The Breath』にスタッフとして参加。2008年に『海角七号 君想う、国境の南』を発表し、台湾で史上歴代2位となる興行成績を収め、一躍注目を集める。日本統治時代に強い関心を持ち、日本に関係する作品をいくつか発表している。


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