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zoom RSS 本屋サバイバル

<<   作成日時 : 2013/01/23 17:51   >>

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<本屋サバイバル>
暇な大使は電子本を読むほど慌しくはないのだが、巷では「町の本屋」の危機が取りざたされています。
もし、紙の本の凋落があるとすれば、それはコンテンツのせい、売り方のせいだと思うわけで・・・・紙の本を愛する層は消えることはないはずである。


 出版不況、ネット書店の台頭、ネットでダウンロードできる電子書籍の出現―。既存の書店にとって、これほど逆風の時代はなかった。「町の本屋さん」はこのまま消えてゆくのか。再生の希望はあるのか。


松岡

 “書評の鬼”ともいえる松岡正剛さんが、朝日オピニオン欄で「セレクトショップの発想が鍵」と説いているので、拝聴してみまよう。
(デジタル朝日ではこの記事が見えないので、1/23朝日から転記しました・・・そのうち朝日からお咎めがあるかも)

 ファッション業界には、セレクトショップがあります。店主のセンスで選んだ品々を並べた嗜好性の強い店舗。さまざまなブランドの服やアクセサリーを絶妙に組み合わせ、客に着こなしを提案する。だが、本の業界では、ほとんどの書店がベストセラーを目立つ所に置く以外は、文庫や新書などの種類別やジャンルごとに、本を機械的に並べているだけ。本の選択を客に委ねてしまっている。これでは本の魅力は十分に伝わらないし、本屋の退潮も防げない。
 「本の世界でもセレクトショップを作りたい」という願いを実現させたのが、2009年から12年にかけての3年間、東京・丸の内の大型書店「丸善」に設けた「松丸本舗」という書店内書店です。

<「目利き」を置く>
 三つの工夫をしました。
 第一に文学、ビジネス、医学など従来の分類を廃し、棚に並ぶ100冊ほどの本を単位として一つの文脈、流れを作った。従来の書店ではマキャベリの「君子論」は古典の棚、塩野七生の「ローマ人の物語」はベストセラーか歴史の棚。だが、小沢一郎の「日本改造計画」は政治の棚。これら3冊を同じ棚に隣り合わせるだけで「現代と過去を比べつつ権力を考える」という新たな文脈が生じ、相互に新たな魅力を発する。それが「編集」という作業です。服やアクセサリーと同様に、本も組み合わせこそ重要なのです。
 第二に、服飾店の売り子のような本選びのアドバイザーを置きました。お客さんの漠然とした言葉から好みに合った本を提供するコンシェルジュです。統計データのみに基くネット書店の「お奨めリスト」にはできない芸当が可能な、本の目利きを集めました。
 第三に、ファッション雑誌のグラビアモデルに相当する「読書モデル」が必用と考えました。芸能人や作家、研究者らの自宅本棚を取材し、それを店内に再現した。
 「あの人がどんな服を着ているか」は一目瞭然ですが、「隈研吾や谷村新司がどんな本を読んでいるか」はほとんど分からない。だが、それを知ることは本人の内面に迫る手がかりとなり、読書意欲を高めることにつながるはず。著名人に限らず、秋田の魚市場のおばあちゃんや、小さな駅の駅長が読んでいる本までピックアップしました。
 松丸本舗はおそらく、日本で一番客単価の高い書店になりました。書店で一度に買う本の冊数は、一人平均1.7冊程度ですが、松丸では一人が3冊、4冊と買っていく。一つの本棚に展示してあった170冊ぐらいの本すべてを一度に買った客もいました。本の売り方に風穴を開けられた、と自負しています。
 一方で同じ丸善の他の売り場に比べ、売り場面積あたりの売り上げが振るわなかったのは事実。丸の内の主な客層であるビジネスパーソンの心をつかむ工夫をしていれば、と反省しています。だが、松丸が続けられなかった最大の理由はやはり、途中で代わった新しい経営陣から理解が得られなかったこと。「とにかくたくさんの本を置くことが顧客サービスであり、利益につながる」という考え方を崩せなかった。
 たとえ松丸単体では十分な利益が上がらなくても、各地で展開する大型書店の一角に、松丸のようなセエレクトショップをどんどん作ることが全体の集客力向上につながる。そんな発想があれば、松丸は続いていたでしょう。

<本と人をつなぐ>
 ネット書店と電子書籍があれば、紙の本や町の書店は不要になる、との極論も聞きます。だが、本と人との間をつなぐには、人の存在が必要です。本は知識欲だけではなく、物欲や性欲をも刺激する快楽装置であり、読書は五感を駆使する人間的行為だからです。
 例えば僕は、明治文学を読む時に塩せんべいと渋茶を用意すると、がぜん読書のペースが上がります。服装や姿勢だって読書の集中度に影響する。読書を苦手に思っている人々も、本の選択や読み方について書店側がちょっとした提案をするだけで、読書の快楽に引き込めるはず。逆に言えば、従来の書店は潜在顧客の多くを逃がしている。本と人をつなぐことに貪欲になれば、書店はまだまだいける。そう確信しています。


紙の本を守るということでは、本の共有化もいいかも♪
だけど、本屋サバイバルにはつながらないけどね。

蔵書持ち寄り「集合本棚」持ち切れぬ本、共有化を計画より
 本好きにとって、蔵書の収納をどうするかは永遠の悩み。そこで公共空間に「集合本棚」を作り、互いの蔵書を広く活用しあう構想が持ち上がっている。寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」をもじって言えば、「書よ、町へ出よう」だ。
 本好きは蔵書を簡単に古本屋へ売ったり、捨てたりできない。そのくせ気になった本はつい買ってしまう。マイクロソフト日本法人元社長の成毛眞さん(57)もそんな一人だ。投資コンサルティング会社を起こし、早大客員教授を務める一方、ノンフィクション専門の書評家でもある。

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